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2018年6月25日 (月)

飛鳥田園散策そして詩集5冊

午後おそく、飛鳥散策に行きました。往きの電車の連絡が悪く少々時間がかかって午後5時過ぎに飛鳥駅着。日が長い時期なので、かえってこれくらいの方がいいかもしれません。この日はもっぱら水田風景を散策。まず高松塚古墳公園のあたりを歩いてから稲渕の棚田地帯へ。さらに飛鳥寺から甘樫の丘の脇を通って豊浦の田園地帯へ。ここには夕陽の絶景ポイントがあって、よくカメラマンが集まっています。この日も10人以上が三脚にカメラをかまえていました。畝傍山のあたりに夕陽が沈むのですね。絶景です。そこから橿原神宮前まで。全部で2時間ほどでした。途中で小休止を一度しただけ。8キロほど歩いたかな。最後は駅内の店で松花堂弁当を食べて、ビールも少し飲んで、帰宅は8時過ぎでした。
夜は詩集を爆読。昼間とあわせて5冊読みました。以下はツイッタより。
今井義行『Meeting Of The Soul(たましい、し、あわせ)』(らんか社)著者第8詩集はすべて横書き227頁の大冊。雄弁な作風で、モチーフは母、妹、詩、ホモセクシャル、アルコール中毒など多岐にわたる。時に寡黙な呟きもあるが全体は言葉の奔流に呑み込まれる。赤裸々で切実な詩的自伝でもある。
愛敬浩一『それは阿Qだと石毛拓郎が言う』(詩的現代叢書)幼少期、青年期、現在と、様々な時代を主題に多彩に描き分けた200頁以上の大冊。特に12篇から成る「少年期」に惹かれた。群馬県原町を舞台に家族や親戚、友人、それに異形の人「カクさん」との生活を活写した昭和詩篇は懐かしく新しい。
北爪満喜『水はわすれている そしておぼえている』(私家版)著者自身の写真とのコラボレーション。短いヴィジュアルポエムと長い行分け詩がそれぞれ静かな水面の写真と呼応し合って「水の記憶」を表象している。中には激しいイメージの詩もあって水をうねらせているようであり、決して単調ではない。
津坂治男『野村蛙手』(私家版)八十代半ばになった詩人が、1年前に亡くなった妻を思い出し思いやりながら、季節の推移を眺めつつ送る日々を綴った。表題にもなっている「ノムラカエデ」に亡妻の生まれ変わりを幻視する姿は切実だ。老いた身をユーモラスに描く余裕も作品に魅力と明るさを与えている。
 

柴田三吉『旅の文法』(ジャンクション・ハーベスト)「旅の文法」15篇と「寓話」6篇から成る。鋭い社会批評文明批評が象徴的かつ寓話的に綴られた一冊。父の故郷である福島県双葉郡への旅(放射能被害がモチーフ)韓国への旅、沖縄への旅などの体験を「文法」として構造化しようという意志は貴重。

(引用ここまで)

深夜ワインはボルドーの美空。音楽はブルックナーをめずらしくカラヤンで聴いています。今からサッカーを見ながら寝酒をします。そんな水無月羽曳野の夜です。

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2018年6月24日 (日)

成果論文のち授業準備のち詩集3冊

土曜日ですが。朝から雨なので、仕事モードに決めました。まず、月末までに大学に提出する2017年度の研究成果論文。すでに書いてあったのですが、書式を整えて確認をして、完成。これでよし。火曜日に提出します。次に、翌週の授業準備を二つ。資料をあちこち探したり、取り上げる作品を選んで読み直したりして、ほぼ終了。これで大丈夫。いつも月曜にしている一週間分の授業準備を早めに終えることができました。
夜は詩集を3冊読みました。以下はツイッタより。
泉麻里『エスパドリーユ』(詩的現代叢書)著者第2詩集は全体に短い行から成るナイーヴな作品群。サンダルほどカジュアルではないが普通の靴よりは気楽な「エスパドリーユ」は作品「木苺」の中に用いられ、日常生活と異界とをつなぐ役割をしているようだ。デリケートな感覚表現がナチュラルで柔かい。
尚泰二郎『運命の人』(梓書院)1950年生まれの詩人による第十詩集。行分け詩18篇と散文詩6篇。微妙にブラックなユーモアとアイロニーに彩られた人生詩とでも呼べるだろうか。時に他者や物体に憑依して存在の複数性を生きているようにも見える。コント風の散文詩は軽妙なウィットに溢れている。
西原真奈美『私の中の五線譜』(私家版)CDジャケットサイズ40ページ弱の写真詩集。言葉と写真の対話は程よい距離を保った親密さがあって、心地よく読み進むことができる。歌うようなリズムの平仮名詩があるかと思えば、かなり高度な抽象詩もあったりと、バリエーションの豊かさも特徴の一つだろう。
(引用ここまで)
深夜ワインはボルドーの美空。音楽はチャーリー・パーカー。昼間読んだ村上春樹の新作短編に触発されました。
写真は左(北)から順に生駒、信貴、二上の山。自宅マンション通路側3階からの夕方の眺めです。
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2018年6月23日 (土)

執筆終了のち春信のち買い物のちディナー

編集後記を書き終えて、これで「びーぐる」40号の自分の原稿はすべて終わりました。執筆者校正も発送したので、一週間ほどで戻ってくるはず。残り若干の未入稿分を待ちながら次の仕事にかかります。詩集爆読、かな。
一息ついたので、気になっていた鈴木春信展を見に大阪阿倍野橋まで。バスと電車を使って40分ほどで到着。あべのハルカス美術館で会期は次の日曜まで。かなり混んでいるかなと思ったのですが、意外と閑散としていて、落ち着いて見られました。18世紀江戸の風俗までリアルに描かれていて、相当に高い江戸文化の一端を見ることができました。おもしろい。カタログを買いました。その足で次は同じハルカスにあるカバン店へ。長い間使っていた通勤カバンが壊れてしまって、このところ一回り大きい旅行カバンを使っていたのですが、なにかと不便なので、新しいものを購入。店の人にあれこれ相談して、軽くて丈夫な品にしました。色は気分転換のためネイビーブルー。以前のものは黒でした。これでよし。
帰宅の途中、藤井寺で下車。よく行く佐賀肉専門店でフィレ肉を購入。あいにくフィレの塊はすでになく(時間が遅かったので)切り分けたものを大小4枚買いました。本当は大きな塊を焼いた後で切り分けるのが最近の我が家のトレンドですが、この日はやむを得ず。夜は息子夫婦とステーキディナー。フィレ肉ステーキにクラムチャウダー、スモークサーモンサラダというシンプルなもの。ワインも少しいただきました。二人とも喜んで完食してくれて、遅い時間に帰宅した妻にも喜ばれました。
深夜ワインはその残りのボルドー美味。音楽を忘れていました。そんな静かな夜もあります。梅雨は少々中休みといったところの羽曳野丘陵です。
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2018年6月22日 (金)

夏至の日に散歩買い物そして執筆

夏至の日、ちょうど大学は記念日で休講。夕方近く、久しぶりに晴れ間がのぞいたので、近所まで散歩に行きました。ちょうど郵便局に用事があったので、古墳公園を抜けて最寄りの郵便局まで。用を済ませて近くのスーパー(いつもとは別のところ)で少し買い物をして、ついでに白鳥陵まで足をのばしました。御陵は基本的に常緑樹ばかりなのですが、どこからか種が飛んできたのでしょうか、合歓の花が咲いていました。ちょうど白い鳥が濠をよぎったりして、まさか白鳥ではなく白鷺か何かだと思うのですが。思わずヤマトタケルの魂かと。気持ちの良い夏至の散歩でした。
原稿の方は、「びーぐる」の投稿欄評を執筆。あれこれ考えながら今回のテーマは「自画像の憂鬱」としました。入選5名、佳作3名です。さきほど完成。編集同人たちに送稿しました。今回は、あと書評を一つ書きます。その後は「カルテット」の原稿(詩はすでに書きました)。
深夜ワインは南仏ペイドックの赤。音楽はビル・エヴァンス。静かで穏やかな夏至の羽曳野の夜です。
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2018年6月21日 (木)

授業二つのちインタビューのち歯医者のちのんびり

水曜授業はどしゃぶりの雨のなかタクシーで早めに出勤。ゆっくり肉とじうどんを食べてから研究室へ。ふと思い立って配布資料をもう一種類作成。演習も講義も普段よりかなり出席が少ないようです。先日の大阪北部地震の影響と大雨の影響が重なっているようです。こういう場合には徐行で進行。演習は谷川俊太郎の『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』と『定義』を取り上げましたが、どちらも周辺的予備知識的な話にとどめて、あとは翌週にまわしました。講義の方は、戦前、戦中、戦後の詩をアンソロジー風に概説。次回から谷川俊太郎に入ります。
授業の後は、学生雑誌からのインタビューということで、30分ほどお話ししました。おもに卒業生たちのことです。32年勤めていますから、時代ごとにいろいろな面があるのですが、印象強い卒業生たちのことなどをあれこれ。追加の質問があったらいつでもメールで尋ねてね、と述べて終了。
終了後、ただちにバス電車バスで自宅近くの歯科医院へ。予約の時間通りに到着。いつもの定期検診、というかメディカルクリーニングです。まずは上の部分のみ30分ほどで終了。次は来週、下の部分を診ていただきます。帰宅は6時40分。
晩ごはんの後は少しのんびりしました。このところ忙しくて疲れ気味です。今日(木曜)は演習2コマの日ですが、この日は創設者記念日で全日休講です。ありがたい1日。「びーぐる」と「カルテット」の残りの原稿を仕上げる予定。あと、月末締切の詩にもかかりたいと。
深夜ワインは南仏ペイドックの赤。好みです。音楽はハイドンの交響曲をカラヤンの指揮で。梅雨らしい雨空ですが、あまり豪雨にはなってほしくないなと。まずは穏やかな南河内地方です。娘から送られてくる孫の写真がかわいい。いつ会いに行けるかな。
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2018年6月20日 (水)

授業3つのちテレビ観戦のち編集業務

火曜授業はいつも通り講義と演習と大学院ですが。この日の講義はいつもより出席者が少なめでした。たぶん地震の影響でしょうね。まだ大阪北部の交通網が完全には回復していないようです。それに家の片付けもあるだろうし。欠席者に気を使って、この日はやや徐行運転で講義をしました。あまり先に進まないようにという配慮です。演習と大学院は元々少人数で、ほぼいつも通り。帰宅は7時頃でした。
晩ごはんの後は、やはりテレビでワールドカップの観戦。普段はあまりサッカーを見ることはないのですが、4年に1度となるとやっぱりね。普段は別にナショナリストではないのですが、こういう場合にはやっぱりね。つい応援してしまいます。勝ってよかった。次が楽しみなので。
夜遅く、「びーぐる」の編集業務を少々。未入稿もまだいくつかあるのですが、そろそろ校正ゲラを出さないと。校正依頼状を作成して、執筆者住所録を作成して、編集プロに送稿。これでゲラを発送してくれるはずです。自分の残りの原稿もそろそろ仕上げていきます。
深夜ワインはボルドーの美空の続き。音楽はやはりビル・エヴァンス美音。梅雨らしい曇り空の南河内地方です。
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2018年6月19日 (火)

地震のち論考のち会報

朝8時前の地震であわてて飛び起きました。かなり揺れましたが、阪神淡路大震災の時ほどではありません。あの時は隣町の藤井寺に住んでいて、棚から物がかなり落ちましたから。とりあえずテレビをつけて、部屋を点検して。特に異常はありません。息子の嫁が大阪北部に勤めているのと、横浜在住の娘婿が出張で新大阪に滞在しているのが、気になりましたが、二人共無事の連絡がLINEで入って一安心。もう一度眠って昼前に起きました。阪神淡路の時には、非常勤先の大学に行こうとして準備をしながらテレビを見たら、あの大惨事でした。今回はそれほどまでの被害は出ていないようですが、ともかく被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。犠牲になった4人の方にはご冥福をお祈りするしかありません。
午後は書きかけの論考の続きにかかりました。「びーぐる」連載の高階杞一論。夕方までに仕上がったので、編集同人たちにメール送付。その後、買い物がてら近所を散策しました。ざっと見たところ、特に被害の様子はありません。大丈夫です。
晩ごはんの後は、関西詩人協会の会報作成。この日が校正の締切だったので、11人の運営委員から届いている修正箇所を整理してアシスタントに送付。夜遅くまでに再校、三校正、四校とやりとりして完成。さきほど印刷所に送稿しました。これで終了です。次は「びーぐる」の編集と残りの執筆。どうやら大丈夫です。今回もほぼ予定通り。
深夜ワインはボルドーの美空。音楽はビル・エヴァンス美音。今日(火曜)は授業3コマの日ですが、交通事情が気になります。たぶん大丈夫と思うのですが、さて。ひとまず穏やかな羽曳野丘陵です。
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2018年6月18日 (月)

体験授業のち業務のち原稿

日曜ですが、体験入学授業のためタクシーで出勤。午後1時10分より、体験授業を担当。3つ組まれているうちの2つ目の授業です。受講生は全員が高校生。3年生が主ですが、2年生1年生もちらほら。詩の話を90分間しました。高校生相手の授業は、以前、東住吉高校で何度かしていますから、慣れたものです。皆さん熱心に聴いてくださいました。無事終了。帰りにコーヒー豆とその他買い物を少々して帰宅は4時頃でした。
しばらく業務連絡などをして、一週間分の授業準備の確認などをしてから晩ごはん。二人の食卓は静かで穏やかです。でも、そろそろ誰か来ないかな。来ないかな。と、2回つぶやいてみる。たまには賑やかにしたいものです。この日は孫の写真も届かないし。
夜は、しばらく中断していた高階杞一論の続きを書きました。あれこれ考えて、全体の6分の5まで。あと少しですが、今回の着地は難しそう。現在のところ最新の詩集を論じているので、かなり困難なところがあります。ま、書評の一種と考えれば着地の仕方もあるのですが。ともあれこの日は時間切れ。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。すっかり定番です。梅雨の晴れ間が続く南河内地方ですが、そろそろ雨模様になりそうです。しばらく原稿も忙しいのですが、そろそろ新しい詩も書きたい、そんな羽曳野詩人です。うずうず。うずうず。と、2回つぶやいてみる。
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2018年6月17日 (日)

詩の講座

大阪文学学校での詩の連続講座、今期第1回が午後3時からありました。提出作品は18点(うち1名欠席)。参加者は計20名。2時間の予定ですが、延長しなかったことはありません。今回はちょっと疲れ気味で声も出にくいし、早めに(できれば2時間かっきりで)終わるつもりで始めたのですが。話しているうちにだんだん調子が出てきて(職業病というべきでしょうか)結局、終わったのは6時40分。1時間40分の延長でした。みなさん、お疲れ様でした。
文学学校のみなさん(多くは社会人)いつも熱心で、ある意味で乗せ上手。こちらもつい力が入ります。ま、無駄な力は入れずに落ち着いて、と心がけてはいますが。終了後は8人で、中華料理店でビールなどを飲みながら歓談。帰宅は9時過ぎでした。
しばらく仮眠していましたが、遅くなってから復活。メールでの業務連絡を少々してから入浴。で、結局いつもの深夜ワインです。今夜はスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。新規購入したCDプレーヤー快適です。今日(日曜)は体験授業のため大学に。もちろん、こちらが体験するわけではありません。受験生のみなさんに体験していただくための授業。「詩の楽しみ」と題して90分ほど話す予定です。そんな水無月、夏至も近いですね。羽曳野市民日記でした。
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2018年6月16日 (土)

校正作業あいまにアジサイ園

近刊『小散文詩 パリの憂愁』の校正作業をしました。再校ゲラなのでそれほど時間はかかりません。とはいうものの、単行本一冊240ページほどありますから、なかなか大変です。
夕方近く、気分転換に、バスに乗って道の駅まで。10分ほどで到着します。まずアジサイ園へ。ほぼ満開です。毎年来ていますが、なかなかのもの。特に、斜面いっぱいに咲いた色とりどりのアジサイはみごとです。一通り散策してから少々買い物をして、隣の電器屋さんへ。ポータブルCDプレイヤーを買いました。書斎で使っているミニコンポのCD部分が使えなくなったので、外部端子でつないで使います。帰宅後さっそくつないでみました。快適です。
晩ごはんの後はただちに校正作業の続き。さきほどまでかかって終わりました。けっこう悩むのは、表記の統一もしくは使い分け。「言う」と「いう」とか「時」と「とき」とか「分かる」と「わかる」とか。機械的な統一はしたくありません。ニュアンスの違いだけでなく、前後の文字列にもよります。あまりひらがなばかり続くと「わかる」は「分かる」としたくなるし、「言う」は「いう」でいいとして「いいあらわす」などは「言い表す」としたくなります。最終的にはフィーリング、ということでしょうか。
この週末は土曜が文学学校の詩の講座、日曜が大学の体験授業。あれこれ忙しい羽曳野市民です。深夜ワインはフランスのどこかの赤。音楽はキース・ジャレット。CDが良い音で鳴っています。よいおとでなっています。そんな水無月の夜。娘婿が孫の手写真を送ってくれました。かわいい。
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