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2016年10月

2016年10月31日 (月)

原稿のち法隆寺のち推敲

昼前に原稿の続きをかたかた。だいたいできたので、秋の法隆寺に行くことにしました。快晴。最寄り駅前で昼食をとってから近鉄とJRを乗り継いで45分で法隆寺駅。ここからタクシー5分で南大門前に到着です。さすがに日曜日とあってかなり賑わっていました。特に修学旅行の生徒たち。みんな熱心にメモをとったりしながら拝観していました。
いつものように五重塔、金堂、本堂から宝物殿をまわって、今回は特別公開の秘宝展、さらに東院の夢殿。ここは春と秋にそれぞれ一ヶ月だけ救世観音像を公開しています。以前に見た時より明るくなっています。よく見ると、これまでなかった(はずの)LEDライトが天井付近についています。観音像自体も以前より黄金の輝きが増したように見えました。夕闇が迫る頃にバスに乗って法隆寺駅まで。帰宅は6時過ぎでした。
書いたばかりの原稿を持って出たので、行き帰りの電車内で推敲。晩ご飯の後、さらに推敲推敲推敲を遂行遂行。できました。さきほどメール送信。400字詰め20枚強といったところ。30冊ほどの詩集について書きました。アンケート回答も送信。これで終了です。
深夜ワインは南仏の「ル・タン・ド・ジタン」という赤ワイン。韻を踏んでいるのが粋ですね。「ジタン」とはジプシー(ロマ)のこと。訳すと「ジタンの時間」。日本語でも韻を踏んでいます。秋の夜長のジタンな羽曳野詩人です。

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2016年10月30日 (日)

アンケートのち野球観戦のち原稿

昼間はアンケート回答を書いていました。この一年間に出た詩集の中から5冊を選んで寸評を書く作業ですが、選ぶのはなかなか大変です。わりきって「新人新鋭」に絞っていますが、それでも大変。なんとか決定して、作業を終えました。併せて、この一年間に出た評論書も5冊。今年は評論書をあまり多く読んでいないので、こちらはわりとすんなりと。
プロ野球日本シリーズはつい最後まで見てしまいました。なかなかの熱戦でおもしろかった。最後まで大谷選手の出番がなかったのは残念ですが、まずはファイターズのみなさんおめでとうございます。カープのみなさんもお疲れ様でした。
野球が長引いて夜の時間が少なくなり、もう一つの原稿は途中まで。時間切れです。ま、締め切りまでまだ若干ありますから、これは大丈夫。想定内です。
深夜ワインは南仏の赤。今夜もキース・ジャレット・トリオを聴いています。そんな秋の夜長の羽曳野丘陵。

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2016年10月29日 (土)

原稿準備のち詩集2冊

次の原稿のために書棚から詩集をあれこれ出してきて、確認などしているうちに時間が経って、気づいたら夜でした。必要なメモはすでにあるのですが、これをどう組み立てるかを今から考えます。
夜は詩集を二冊読みました。以下はツイッタより。

紺野とも『海峡よおやすみなさい』(港の人)雄弁饒舌な文体が特徴だが、その合間に時折ふと現れる沈黙・静寂こそがこの人の詩なのだろう。夥しい商品名や食べ物やPC用語が新奇な詩的リズムを醸していて奔放に見えるが、それぞれに有機的結合があるようで、解読への欲動を誘うスタイルともいえる。

萩野なつみ『遠葬』(思潮社)リズミカルでありながら寡黙なスタイルが持ち味の21篇。全体に喪の空気が漂うが、決して暗くはなく、むしろ不思議に清澄な明るさに包まれている。長編詩も短詩もあるが、どちらかというと統辞より範例による断章連作に特徴がある。無意識を探る瑞々しい抽象性が魅力だ。
(引用ここまで)

4連休初日は静かに過ぎた感じです。原稿締切が近づいているので、残り3日もどうやら遠出するのは無理のようです。志摩半島の海と緑(と魚)が呼んでいるのが聞こえるような気がするようでもありそうな感じですが、どうやら無理。引きこもりかな。
深夜ワインは南仏のオーガニックの赤。音楽はひさしぶりにキース・ジャレット・トリオを聞いています。そんな深夜の秋深し。

2016年10月28日 (金)

授業二つのち野球のち詩集2冊

ひさしぶりに息子の車で大学まで送ってもらって、昼食後、午後の授業を二つ。無事に終わって帰宅は6時過ぎでした。早速テレビで野球観戦。途中で晩ご飯を食べながら野球観戦。食後の休憩をしながら野球観戦。なかなか面白い試合でした。
夜は詩集を2冊読了。以下はツイッタより。

中森美方『最後の物語』(思潮社)表題通り「物語」的な亜散文詩(句読点のない散文詩)17篇。年齢も性別も職業も異なった語り手(主人公)たちがそれぞれに特異な経験を叙述する。短いストーリーの中に長い人生と重い体験を凝縮して描き出して、死のパラフレーズと呼ぶべき詩空間を構成している。

谷元益男『滑車』(思潮社)宮崎県小林市に住む詩人が、自然と隣り合わせの生活の中で、人や家畜や虫や木などの生態を観察しつつ、その生と死を鋭く凝視する。いくぶん神話的な淡々とした語り口の中に非情の歌を織り込んだ作風は、現在ではめずらしいフォークロア的な調べを湛えている。死さえ美しい。
(引用ここまで)

さて。今日(金曜)から月曜までは4連休。大学祭のためです。月末締切の原稿もあるので、この休みはありがたい。長めの文章と短めのアンケート回答。慣れていますから、だいじょうぶ。
深夜ワインは南仏の赤。オーガニックです。音楽はセロニアス・モンクのピアノ。秋の夜長にぴったりです。そんな深夜の羽曳野詩人。

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2016年10月27日 (木)

講義のち野球のち詩集

ちょっと疲れ気味なのでタクシー出勤。このところ定点観測しているコスモス畑はそろそろ満開といったところ。車窓からの写真です。
午後の講義を一つ終えて早めに帰宅。少し用事を済ませたらちょうど野球放送の始まるところ。やはり見てしまいます。最後まで。夜は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

冨岡悦子『ベルリン詩篇』(思潮社)表題通り全篇「ベルリン」を主題にした作品群。近現代史の暗部と細部を緻密に探りながら、詩人の視線は詩人や革命家や芸術家たちの痕跡を辿っていく。主旋律はルー・リードの音楽だ。流麗な日本語だが、まるでドイツ詩からの翻訳のように普遍的強靭さも備えている。

永方佑樹『√3』(思潮社)漢字、ひらがな、カタカナの併用は日本語の最大の特徴といえるもので、その使い分け、バランスに敏感な詩人は数多い。が、感覚的経験的にではなく、これを徹底的に意識化し方法化した詩人はこれまでにいなかったのではないか。斬新な実験であると共に斬新な造形でもある。
(引用ここまで)

このところ新詩集『月光の背中』への反響が、手紙、ハガキ、メールなどで届いています。うれしいことです。この場をお借りして御礼申し上げます。
深夜ワインはスペインの赤を飲みながら今夜もブラッド・メルドー・トリオ。落ち着いた夜にはぴったりです。そんな秋の夜長の羽曳野丘陵。

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2016年10月26日 (水)

雨のち晴れのち野球のち詩集

小雨模様の中、駅前で昼食に焼きそばを食べてから、電車バスを乗り継いで午後の授業へ。無事に終了して、すっかり雨が上がった中、帰宅は6時前でした。少しだけ用事を済ませてから野球観戦、途中晩ご飯。延長線にもつれこんで終了は10時過ぎでした。それでも詩集を2冊読了。以下はツイッタより。

黒崎立体『tempo giusto』(七月堂)表題が示すように、「正しい速度で」リズミカルに描かれた作品群だが、その調べは決して長調ではない。いくぶん陰りを多く含む短調の調べが肉親(特に母)への愛憎を繊細に刻み、その旋律は他者全般へと延びていく。透明な憂鬱と呼ぶべき光に溢れつつ。

柏木勇一『ことづて』(思潮社)長らく新聞編集の仕事をしてきた1941年生まれの詩人が、決して短くはない人生を振り返ると同時に、今も生き続けている過去を直視することで生と死の意味を深く探ろうとする。少年期と老年期の同時直視による形象が、後世への「ことづて」となることを祈りながら。
(引用ここまで)

深夜ワインは南仏の赤を飲みながら今夜もブラッド・メルドー。ただしソロではなくトリオです。そんな秋の夜長の羽曳野丘陵。

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2016年10月25日 (火)

秋の飛鳥を歩く歩く

雲ひとつない秋晴れのさわやかな一日でした。家でじっとしているのはもったいないので、飛鳥散策に出ました。古市駅から飛鳥駅までは急行で24分。特に目的もないので、まずは飛鳥駅から徒歩15分ほどで亀石のところ。近くに天武・持統天皇陵があります。周囲の田んぼとのコントラストがすてき。ここから遊歩道で橘寺付近まで行きます。その脇を通って稲渕地区へ。きれいな棚田のある地域で、ここもお気に入り。すでに稲刈りがほとんど終わっていましたが、一部がまだ残っていました。品種が違うのでしょうか(もしかして古代米?)それとも農家の都合があるのでしょうか。稲穂をよく見ると、通常の稲よりかなり色が薄いようです。今度調べてみよう。
稲渕から飛鳥川沿いに下って行くと分かれ道に出ました。飛鳥寺方面と甘樫丘方面。甘樫丘は最近のぼったので、今回は飛鳥寺へ。ここもおなじみの場所ですが、飛鳥大仏は何度見ても飽きません。しっかり拝観して、バスの時間に合わせて停留所へ。橿原神宮前駅へのバスですが、その少し前のバス停で降りて、田んぼの畦道を通ってもう一つのお気に入りの場所へ。田んぼ越しに畝傍山が見える場所。夕陽の絶景ポイントで、この日も三脚にカメラを据えた人がいました。「良い写真が撮れそうですか」と尋ねてみたら、雲がまったくないのでだめだそうです。なるほど。再度歩いて駅まで。帰宅は6時過ぎでした。
夜は詩集を2冊読みました。第4回「びーぐるの詩人」に選ばれた能祖將夫さん。同時に同じ出版社から2冊刊行という荒業です。以下はツイッタより。

能祖將夫『魂踏み』(書肆山田)比較的短めの行分け詩41篇。ウィットとユーモアと特徴とするが、その根底にあるのは生への切実な欲動だ。主要モチーフは「魂」と「夕陽」だが、いずれの場合にも、生の儚さと強かさの両義性が豊かなイメージに収められ、磊落とさえ見える雰囲気を醸し出している。

能祖將夫『あめだま』(書肆山田)日常に材を取りながら奇妙に異界の方へと流れていく自己を、冷静に時にはユーモラスに描いた作品群。亡き父や友人への追悼も切実な中に軽やかさを保ち、中也や朔太郎などの引用も批評意識による距離化が計られている。生と死をめぐる詩的考察も興味深いところだ。
(引用ここまで)

娘夫婦も横浜に帰って、静かな夜です。深夜ワインは南仏ペイドックの赤。まろやかで芳醇です。美味。今夜もブラッド・メルドーを聞きながら秋の夜長は老けて、じゃなくて更けていきます。

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2016年10月24日 (月)

秋の夕暮れとすき焼きパーティー

一日中曇り空でしたが、夕方、郵便を投函しに外へ出たら、すごい夕焼けでした。うろこ雲に夕照が反射して、壮絶なほどの風景です。マンション8階まで上って写メール。
娘夫婦が結婚式場の打ち合わせを終えて夜遅く帰宅しました。9時過ぎから家族5人で二晩続きのホームパーティーはすき焼きで。最後は松茸うどんで〆。美味でした。婿殿にも喜んでいただけてよかった。
深夜ワインはやはりブラッド・メルドーを聞きながらピノ・ノワール。短めの深夜日記です。記録的な短さです。

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2016年10月23日 (日)

法事から利晶の杜へ、そして結婚式打ち合わせ準備

岳父の13回忌の法要があって、家族4人で大阪市住吉区にある妻の実家へ。1時間半ほどで終了して、義弟の一家と計8人で隣の堺市にある料亭へ移動。昼ごはんをゆっくりいただいてから、店の隣にある「さかい利晶の杜」記念館へ。堺市にゆかりの千利休と与謝野晶子の記念館です。まだ最近できたばかり。なかなか面白い展示です。夕方、買い物をすませて5時過ぎに帰宅。
夜は、娘婿が来宅して、今度は5人で晩ご飯。手巻き寿司をしました。娘夫婦は翌日、結婚式場での打ち合わせがあるので、その前の打ち合わせ。婚姻届を出してからボストンへの赴任のことなどもあって1年半後の挙式ですが、本人たちはやる気満々です。朝早いので、二人共もう就寝しました。こちらはいつもどおりの深夜。
深夜ワインはピノ・ノワールをいただきながらブラッド・メルドーのソロピアノを聞いています。写真は記念館の外観と、料亭の喫煙室に架かっていた掛け軸。利休の署名があるのですが、本物かなあ。。。まさか、という気もしますが。

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2016年10月22日 (土)

授業中の地震とiPad新機種と娘の帰宅

少々疲れがたまっているのでしょうか。昼からの授業ですが、少々遅れてタクシー出勤。最近定点観測しているコスモス畑はかなり花が開いてきました。秋深し、です。午後の授業をしている最中に地震情報がiPhoneに入りました。一斉に学生たちのケイタイも鳴り始めて。物々しい雰囲気です。ひとまずドアを開けて壁際で待機。けっこう長い時間揺れました。大阪南部は震度3から4とのことでした。ともあれ授業を二つ終えて帰途につきました。
古市駅前のソフトバンクに立ち寄って、前日に見積もってもらったiPadの機種変更手続きをしました。少々手間取って7時過ぎに帰宅。
夜は、早速新しいiPadと格闘。iPhoneとの同期の設定(クラウドを使います)をあれこれ。おもに使うのはサファリ、メール、カレンダー、書籍、写真といったところ。多少時間がかかりましたが、無事に終了。これで大丈夫。新しいiPadは前のものよりかなり軽くなって(重量のことです)サイズも一回り小さくて(画面の大きさは同じ)持ち運びに便利になりました。これを持って旅行に行きたいものです。
夜遅く、娘が横浜の新居から戻ってきました。今日(土曜)の法事に出席するためと、明日(日曜)に結婚式場での打ち合わせがあるたため。今は家人と断章、じゃなくて談笑しています。
深夜ワインはブラッド・メルドーのピアノ・ソロを聞きながらスペインの赤。今日(土曜)は朝が早いので(義父の13回忌法要です)早めに寝るつもり。そんな秋の夜長です。

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2016年10月21日 (金)

「びーぐる」33号「QUARTETTE」2号同時刊行

朝、「びーぐる」と「QUARTETTE」が同時に届きました。さすがにかなりの量です。とりあえず数冊ずつをカバンに入れて、会議のためタクシー出勤。6月から定点観測してきた田んぼはすっかり稲刈りが終わっていました。少し前から定点観測しているコスモス畑はかなり華やかになってきました。大学に到着して昼食をすませて、会議を二つはしご。前の会議はだいたい大事なところを聞いてから中座。後の会議で早速報告。その後、授業を2つして帰宅。帰りにコーヒー豆を買って、iPhoneのショップに立ち寄って、iPadの相談。数日前に起動しなくなりました。どうやら修理ではなくて機種変更になりそう。そういう仕組ですね。使用期間は4年弱。7時前に帰宅。
帰宅したら、発送作業がすべて終わっていました。「びーぐる」は編集アシスタントが、「QUARTETTE」は同人の山下がすませてくれました。要するに息子と妻ですが。そんな家内工業的編集室です。
深夜ワインは南仏の赤を飲みながら今夜もビル・エヴァンス。秋の夜長の羽曳野丘陵です。

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2016年10月20日 (木)

「びーぐる」33号目次公開

こちらです。
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講義のあと受診、詩集は3冊。

午後の講義を一つした後、夕方、かかりつけのお医者さんへ。近所に移転したはずなので、そちらに行ったところ、移転は延期になったので前のところでやっているとのこと。引き返して、亡くなったドクターの代診の先生にみてもらいました。血液検査も。結果は次回です。
夜は詩集を3冊読みました。以下はツイッタより。

植木信子『田園からの幸福についての便り』(思潮社)新潟県長岡市在住の(たぶん生まれも)詩人が、田園地帯の自然の中で草木や花や虫などを細やかに観察し、生活の機微を繊細に描き出している。国の内外をめぐる旅の詩においても、自然と人間の観察は鋭く細やかだ。

禿慶子『しゃぼん玉の時間』(砂子屋書房)表題の「しゃぼん玉」とは儚く脆いもの、淡い命の表象だろう。花や草や木といった自然界の物だけでなく、橋や建築といった人工物にさえ、時間の中での変化と消滅を透視するかのような詩行が際立っている。戦時下での幼年時代のイメージも鮮やかに点描される。

桜塚ひさ『生きてゆく』(むらさき堂)短めのシャープな作品を29篇集める。人生観、自然観、社会観が無理のない等身大の姿で描かれるのが、かえってそれぞれの底に潜む謎や神秘や不思議をあぶり出している、といった趣きで、欠如や不在の中にこそ真を見出そうとの姿勢が窺われる。寡黙な震災詩にも。
(引用ここまで)

深夜ワインはボルドーの赤。音楽はひさしぶりのビル・エヴァンス。秋の夜長によく合います。そんな深夜の羽曳野丘陵です。きりぎりすが鳴いている。

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2016年10月19日 (水)

詩集2冊読了、原稿依頼二つ、詩誌二つ。

午後おそくの講義を一つして帰宅。日が短くなりました。もう真っ暗。夜は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

大木潤子『石の花』(思潮社)著者14年ぶりの詩集は140ページにわたって一篇の詩が綴られている。が、いわゆる長編詩ではない。わずかの例外をのぞいて、一ページには数行、時には一行のみ、さらには一語のみのページがあり、しかも右ページはすべて空白だ。この余白と寡黙が石の神話を構成する。

恵矢『DANCE AGAIN』(土曜美術社出版販売)あとがきにも帯にも「言語造形」との言葉があるが、これはシュタイナー教育における朗読法のことらしい。文字で示された詩は平易な言葉で静かに書かれていて、朗読の際にも静けさが特徴であることが伝わってくる。透明で清澄な響きの作品群だ。
(引用ここまで)

メールで原稿依頼(とそれに近い企画)が同時に二つ届きました。どちらも面白いテーマです。断る理由はありません。ただ、どちらも締め切りが同じ時期。まあかなり先のことですから、計画的に進めます。その前に、10月末締切の原稿と11月締切の詩とエッセイがあります。大学の業務も忙しい時期なので、こちらも計画的に。
「びーぐる」と「QUARTETTE」がどちらも仕上がったとの連絡がありました。どちらも20日到着。ほぼ予定通りです。二つの詩誌を同時に発送しないといけません。一方は商業誌、他方は同人誌ですから、別々に発送作業をします。これも忙しい。
深夜ワインはボルドーの赤。やはり美味。ボブ・ディランに少々飽きたので、ピーター・ポール&マリーを聞いています。ディランの曲ですが。そんな深夜の羽曳野丘陵。

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2016年10月18日 (火)

勤続30年と歯医者と詩集5冊の日

朝早く起きて、いつもとは逆に大阪市内方面に電車20分ほど。近鉄矢田駅にある短期大学部で長年勤続の表彰を受けるために赴きました。式はあっさり短時間で終わって、全員で(20名ほど)記念写真を撮って終了です。勤続30年! いつの間にか、とはよく言いますが、本当にいつの間にかです。賞状とご褒美の旅行券をいただいて、帰りに昼ごはんを食べて、昼過ぎに帰宅。しばらく詩集を読んでから夕方4時半に近所の歯医者さん。終わって帰ってきたら、ちょうど夕焼けがきれいだったので、12階の廊下まで出てみました。今まさに日が沈むところ。ついでに、反対側の二上山も写メールして。
この日は詩集を5冊読みました。以下はツイッタより。

井川博年『夢去りぬ』(思潮社)七十歳代になった詩人の切実かつ磊落な28篇。青春時代を回顧した作品群は苦労話がそのまま人生詩になっているし、亡くなった娘に向けた詩は深刻な追悼詩だし、詩人たちとの交遊詩は哀切かつ滑稽だ。明哲な機知が人生の根源に深く侵入し、その機微と軽やかに戯れる。

河江伊久『冬の夜、しずかな声がして』(ミッドナイト・プレス)幻想的物語詩20篇。全4章中第4章は連作の叙事的作品になっている。小説も書いている人らしく、物語の骨格はしっかり備わっているが、いずれも語り切ることなく余韻を残して終わる。その余韻が「詩」だ。リズミカルな散文が心地よい。

久保寺享『白状/断片』(銅林社)散文的行分け詩18篇から成る断章の連作。埴谷雄高を思わせる形而上的言述から始まるが、次第に光、風、ドア、死、宇宙といったキイ・イメージの敷衍によって詩的形象を明らかにしていく。時折挿入されるオノマトペ的間投詞は面白い外部叙述だ。続編があるとのこと。

立木勲『ヨンとふたりで』(ふらんす堂)韓国女性と共に暮らしてきた30年間をやさしく静かな言葉で綴った内面の日記とでも呼ぶべき20篇の作品群。互いの悩みや苦しみを分かち合ってきた生活の機微が繊細に描かれている。いずれも短めで寡黙なスタイルだが、そのことがかえって雄弁に生活史を語る。

樋口武二『拾遺譚』(詩的現代叢書)表題が示すように過去の詩集から漏れた作品を集めた一冊で、あとがきには「落穂拾い」との言も見られるが、全3章34篇は決して寄せ集めなどではなく、明確な(いくつかの)モチーフに貫かれている。最も特徴的なのは夢や異界を扱った幻想譚だ。名手の語りである。
(引用ここまで)

深夜ワインは今夜もボブ・ディランを聞きながら。それにしても(少し予感はありましたが)ディランの沈黙は気になりますね。どういった展開になることやら。そんな秋の夜長の羽曳野丘陵です。

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2016年10月17日 (月)

「びーぐる」34号準備など

特に予定のない日曜日。テレビで野球観戦をしました。なかなかの熱戦。ファイターズのみなさん、日本シリーズ進出決定おめでとうございます。最後は大谷選手の圧巻の投球でした。165キロの速球なんて初めて見た。すごいものです。漫画を越えた、とはこういうことですね。
野球の後は「びーぐる」34号の準備。まず特集の原稿依頼をします。手順は、最初に住所録のデータ作成。これをしておくと、校正ゲラ発送、雑誌発送の時に便利です。続いて封筒と依頼状と返信用ハガキの印刷。これを封入して終了。もう時間が遅いので、投函は翌日にしました。
夜は詩集を一冊だけ読了。以下はツイッタより。

谷内修三『改行』(象形文字編集室)多くの「ことば」論が印象的な作品群。散文詩はもちろん、行分け詩にもほとんど句読点が律儀に付され、明晰さへの志向の強さがうかがわれる。曖昧さを排除したところに生じる新たな暗示性、といえばいいだろうか。メタレベルでの言語探究が行われている気配だ。
(引用ここまで)

深夜ワインは今夜もボブ・ディランを聞きながら。今は初期の作品集を聞いています。そんな深夜の羽曳野丘陵は秋深し。

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2016年10月16日 (日)

甘樫の丘から夕陽を見た秋の日

とても天気の良い秋日なので、ふと夕陽を見たくなりました。午後おそく家を出て、近鉄電車に乗って25分ほどで橿原神宮前駅。そこから徒歩25分で甘樫の丘。坂道を10分ほど登ると展望台があります。夕方に到着。大和三山が見渡せて、畝傍山の後方に二上山も見える、絶好のビューポイントです。もう何度来たか分かりませんが、季節によって時刻によってそれぞれ趣きが違うので、飽きることはありません。この日は少し雲がかかっていましたが、それでも夕焼けがきれいで、空気が澄んでいるために景色もくっきり見えました。半分ほど稲刈りが終わった田んぼも美しく、良い季節になりました。30分ほど留まって、日が沈むのを確認してから帰途につきました。
帰りはかめバスに乗って駅までわずか5分。電車20分で古市駅。バス5分で我が家の最寄りバス停です。6時に帰宅しました。全部で3時間ほどの飛鳥散策です。
夜は詩集を一冊だけ。以下はツイッタより。

瀬崎祐『片耳の、芒』(思潮社)著者6冊目の詩集は全体に幻想的な雰囲気の漂う物語的作品群だ。行分け詩と亜散文詩から成るが、その形式上の相違はほとんど感じられない。それほどこなれたリズムなのだ。いくぶんホラー的な作品もあるが、上品さに欠けてはいない。グラックの詩小説を彷彿させる作も。
(引用ここまで)

深夜ワインはトゥーレーヌのピノ・ノワールを飲みながらボブ・ディランを聴いています。今は「デザイア」。ボブ・ディランの沈黙が気になる(やはり、とも思いますが)羽曳野詩人です。

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2016年10月15日 (土)

対照的な詩集を2冊よみました。

肌寒いほどの大気の中、タクシー出勤。昼にスタミナうどん温玉つきを食べてからゼミを二つ。無事に終えて駅前スーパーで少々買い物をして帰宅。野球を見ながら晩ご飯。
夜は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

川中子義勝『魚の影 鳥の影』(土曜美術社出版販売)信仰を軸に、知的に磨かれた言語が未知をめざしていく。「五感のおよばぬ彼方をのぞむことを」課題とする、と「あとがき」にあるように、不可知、不可解を暗示する言語領域を静かに探っていくような手触りだ。後半にふと現れる素朴な形象も魅力的。

大橋政人『まどさんへの質問』(思潮社)軽妙洒脱な作品で知られる著者14冊目の詩集。従来の「ライトヴァース」的色彩に深い陰影が加わって、生活と人生と生命の不思議さにふと目を向けさせてくれる。表題作は著者が敬愛するまど・みちおへの親愛をこめたオマージュだ。明るい影が全体に漂っている。
(引用ここまで)

新詩集の反応が少しずつ届いています。ありがたいことです。手紙もメールもSNSも丁寧に拝読しています。ひとまず御礼まで。さきほどアマゾンをのぞいたら、「現代詩」部門で第2位になっていました。まさか。何かのまちがいでしょう、これは。
深夜ワインはトゥーレーヌの赤。音楽はボブ・ディランを聴いています。アルバム「追憶のハイウェイ61」、記念碑的作品ですね。そんな深夜の羽曳野詩人。

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2016年10月14日 (金)

ボブ・ディランにノーベル文学賞

昼、駅前で塩ラーメンを食べてから電車バスを乗り継いで大学へ。この日は授業が二つ。無事に終えて帰宅は6時頃でした。早速テレビをつけて野球観戦。
晩ご飯を終えて引き続き野球を見ていたら、ノーベル文学賞の速報が入りました。授賞はボブ・ディラン。すでにあちこちで話題になっているようですが、大方は歓迎、少数ながら批判者もいる、といった感じでしょうか。すでに何年も前からボブ・ディランがノーベル文学賞候補になっていることは知られていましたから、特別な驚きはありませんが、それにしても微妙な感じです。1960年代からのファンとして、個人的に喜んでもいいのですが、ちょっと意味が違うのでは、との疑問も少しはあります。ボブ自身はなんとコメントするのでしょうか。「時代は変わったんだ」とか。「くよくよするな」とか。そもそも、受賞は受諾するのでしょうか。これもちょっと気になります。候補に入った時点で本人の了解を得ているのかどうかもノーベル賞については定かではないので、まさかまさかのこともあるかも。一つ言えるのは、シンガー・ソングライターの作った「歌詞」が評価されたというのではなく、あくまで「詩」としての評価の結果ということ。もちろん、その音楽は目覚ましいものですが、詩としてのみ読んでもその文学的価値は十分にある、というのは年来の変わらない個人的評価です。
深夜ワインはボルドーの赤。美味。音楽はジョン・コルトレーンを聴いています。そんな秋の夜長の羽曳野詩人。

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2016年10月13日 (木)

授業から歯医者さん、そして次のミッションへ

秋空の下、午後の講義を一つだけして、早めに帰宅。途中、田園風景が美しい(ところがある)。すでに半分ほど稲刈りが終わっていますが、刈田もまたよし、です。稲架もきれいですね。帰宅して、一息ついてから近所の歯医者さんへ。三ヶ月ごとのメディカルクリーニングです。終わったらちょうど夕暮れ時。近所を少し散策してから帰宅しました。
夜はテレビで野球観戦。大谷選手の活躍を見ながら晩ご飯。試合終了まで見ました。その後、次のミッションの準備。すでに書いてある文章を並べてスタンバイ状態です。これに足したり引いたり加えたりしながら400字詰め15枚ほどの文章を作成します。準備段階ですでに9枚ほど。あまり書き足せそうにありません。締切は今月末。余裕で間に合います。
新詩集の発送作業、「びーぐる」の編集、「QUARTETTE」の編集と、一通り終了したので、本来はエアポケットですが、あまりのんびりした気分になれそうにありません。もちろん大学の授業やら業務やらは結構忙しいのですが、それ以外にもあれこれ秋は用事が多いので。計画的に無理のないように一つずつこなして行きます。そんな秋深し。
深夜ワインはボルドーの赤。やはりボルドーが一番です。音楽はマイルス・デイヴィス。秋の夜長によく合います。そんな深夜の羽曳野詩人です。

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2016年10月12日 (水)

「プルースト詩学を求めて」

図書新聞2016年10月18日号に寄稿した、葉山郁生『プルースト論』(響文社)への書評をHPに掲載しました。「プルースト詩学を求めて」こちらです。
http://yamadakenji.la.coocan.jp/proust.html

当麻の里散策と「QUARTETTE」校了

火曜日ですが、月曜授業日ということでお休み。連休の3日間ずっと編集業務が続いたので、気分転換に当麻の里まで散歩に行きました。電車15分で近鉄二上神社口駅。稲穂の実る田園地帯を歩いて20分ほどで石光寺です。今はシーズンオフで庭園も閉鎖していました。本堂に参拝しただけで、続いて當麻寺まで徒歩10分ほど。ここも本堂に参拝して境内を散歩して、帰りに門前町の店で佃煮などを買って(リピーターです)当麻寺駅まで歩きました。全部で1時間ほど。電車で古市駅に戻って、駅前で買い物をして、ちょうど5時に帰宅。良い散歩でした。
夜は、「QUARTETTE」の再校ゲラが届いていたので、最後の調整作業。なお訂正の必要なところをあれこれ調整して、先程校了しました。これで印刷所に入稿。
2日続きで校了というのはめずらしいことです。初体験かも。これでしばらく編集作業はありません。気づいたら、机上の詩集が26冊になっていました。次は爆読モードです。10月末締切の原稿もあるので油断できませんが、まずは爆読。
新詩集『月光の背中』がアマゾンで購入可能になったようです。献呈した方からもぼつぼつメールなどでお返事が来ています。ひとりでも多くの方に読んでいただけるとうれしい。
深夜ワインはトゥーレーヌのピノ・ノワール。ライトですが味はまずまず。チェット・ベイカーのトランペットを聞きながら。そんなライトな羽曳野詩人。

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2016年10月11日 (火)

正しい表紙

「QUARTETTE」第2号の正しい表紙です。日付を訂正しました。

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「びーぐる」校了、「QUARTETTE」校了間近

一日中編集作業でした。「びーぐる」最終チェックは念入りにしたので(してくれたので)夜までかかって終了。さきほど入稿しました。一方、「QUARTETTE」の方は、昼間全体の校正をして、同人たちとメールと電話でやりとりして、さきほど終了。これで再校を作ってもらって、最終確認をして校了のはこびとなります。「びーぐる」128ページ。「QUARTETTE」48ページ。合わせて176ページ分の校正。かなり集中力が必要です。ちょっと疲れました。
あらためて「びーぐる」33号の紹介。特集は「黒田喜夫の世界性を問いなおす」。作品アンソロジー、年譜、論考、エッセイから成る48ページ。連載は町田康、中家菜津子など。高階杞一「詩歌の植物」はこれが最終回。細見山田の「対論」第32回は服部誕詩集「おおきな一枚の布」について。ほかにも連載陣みなさん健在です。ミュンヘンで入院中の四元さんからも連載のフォトポエムが届きました。
「QUARTETTE」の方は同人3人の詩と一人の短歌、それに『パリの憂愁』翻訳連載と評論です。こちらも完成がたのしみ。
深夜ワインはフランス、エロー県の赤。音楽はひさしぶりにバッハのギター曲。秋は深まっていきます。良い寄稿、じゃなくて気候ですね。

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2016年10月10日 (月)

「QUARTETTE」第2号表紙

表紙ラフが出来てきました。今回は48ページ。鋭意編集作業中です。刊行は(このラフには11月10日とありますが)10月20日を予定しています。ということは、「びーぐる」33号と同日。さて。

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「びーぐる」と「QUARTETTE」どちらも校了間近

「びーぐる」33号の再校ゲラが届いたので、編集部校正をしていました。今回も全128ページでぴったり。一通り終えたので、夕方、最終チェッカーに渡しました。次号からの詩集時評の担当者も決定して一安心。
夜は、詩誌「QUARTETTE」第2号の編集作業。こちらも原稿がすべてそろって編集後記もまとまったので、全体を確認してから編集プロダクションに送稿。校正ゲラを待ちます。どうやらどちらも一両日中に校了できそう。こういうタイミングはめずらしいことです。
先日ウィーンフィルで聴いたブルックナー第7番があまりにすばらしかったので、このところずっと同じ曲を様々な演奏で聴いています。我が家には全部で12種ほどの音源が見つかったので、順にあれこれ。いま聴いているのはシューリヒトの演奏。かなり速めのテンポで進んでいきます。こういう軽快な演奏も面白い。
深夜ワインはボルドーの赤。美味。秋の夜長によく合います。そんな神無月の羽曳野詩人です。

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2016年10月 9日 (日)

「びーぐる」33号表紙公開

「びーぐる」33号の表紙ができました。刊行は10月20日です。

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発送作業と編集会議

昼間、詩集『月光の背中』の発送作業をしました。封入してシールを貼る作業。封入を終えたところで時間切れ。あとは家人にお願いして、外出しました。大阪梅田で「びーぐる」編集会議です。いつものように3人が集まって、まずは33号の確認。続いて34号の特集企画について。次の船長は高階さんです。ほぼ固まりました。ほかに、詩集時評の次の担当者のことなどを話し合って終了。もちろんその間にも飲み食いはしています。先に細見さんが帰ったので、あとは高階さんとしばらく飲んでお開き。帰りに藤井寺駅でエスプレッソを飲んで一休みしてから帰宅は10時前でした。新詩集の出荷作業は家人がすませてくれたので、部屋はすっきり片付いていました。これでよし。テレビでドラマなど見ながら酔いをさましてから入浴。で、この時間(零時20分)です。
深夜ワインはスペインの赤を飲みながら、ブルックナーの交響曲第7番を珍しい室内アンサンブル・ヴァージョンで聴いています。音の厚みはまったくありませんが、これはこれで面白いかな、と。そんな秋の夜です。

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2016年10月 8日 (土)

『月光の背中』紹介文

洪水企画の池田康さんが、早速、山田の新詩集『月光の背中』の紹介文を書いてくださいました。こちらです。
http://kozui.sblo.jp/article/177167689.html

なんとかウイークエンド。でも多忙。

ようやく秋らしく爽やかな一日になりました。午後の演習を終えてから少々業務を済ませて帰宅は6時半過ぎ。長い一週間が無事におわりました。先週末は讃岐一泊旅行でしたから。
夜は新詩集の発送準備。ひとまず封筒の印刷を終了。あとは、「びーぐる」33号の編集作業と「QUARTETTE」の編集後記など。あれこれ並行して進めています。
今週末もいろいろ。まず今日(土曜)は新詩集の発送作業。その後、夕方、「びーぐる」編集会議が大阪梅田であります。高階、細見、山田が集まって、33号校正チェックの確認と34号企画を中心に。もちろん飲みながら食べながら。三ヶ月ごとの習慣です。たのしい。
深夜ワインはスペインの赤を常温で。今夜もブルックナー第7番を聴いています。ヨッフム指揮ウィーンフィルの演奏。これも良い演奏です。ウィーンフィルの弦は最高ですね。もちろん管も。そんな秋の夜長の羽曳野詩人です。

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2016年10月 7日 (金)

圧巻! メータ/ウィーンフィルのブルックナー

午後の授業を二つ終えて、直ちに大阪肥後橋へ移動。大学の最寄り駅から電車を三つ乗り継いで50分ほどです。この日は待ちに待ったメータ指揮ウィーンフィルのコンサート。ウィーンフィルは3年連続になりますが、これまでは比較的小編成だったのが、今回はブルックナーですから、大編成を期待してわくわく。まず前半はモーツァルトの交響曲36番「リンツ」。安定のウィーンフィルですが、なんともチャーミングな演奏。最初の序奏を聴いただけで、ウィーンの音色だなと。こういうモーツァルトならいつまででも聴いていたい。と、思ったところで休憩。後半はブルックナーの交響曲第7番。大好きな作品です。かつては1970年代に朝比奈隆と大阪フィルが聖フローリアン教会で録音したLPを愛聴していました。朝比奈さんの晩年のコンサートをシンフォニーホールで聴いたこともあります。で、メータ/ウィーンフィルの第7番ですが。80人ほどの大編成ですが、まったく雑なところはなく整然とした、しかも柔軟で自在な演奏が続きます。まるで笛の音色のようなバイオリンは、キュッヒルさんが退団した後も相変わらず健在。管楽器ではワーグナー・チューバが特に際立っていました。こんないい音がするんだ。声で例えるとハイバリトンでしょうか。朗々とした美しい音色です。思わず、ワーグナーの「ワルワラ城」のイメージを浮かべました。滔々たるうねりの中、1時間とちょっとの演奏が終了。圧倒的、圧巻と呼ぶにふさわしい名演奏でした。満足のうちに10時過ぎに帰宅。
深夜ワインはイタリアの赤。ブルックナーの第7交響曲をギュンター・ヴァントの指揮で聴いています。これも良い演奏です。ブルックナーの音楽とともに深々と老けていく、じゃなくて更けていく秋の夜長の羽曳野丘陵です。

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2016年10月 6日 (木)

詩集『月光の背中』出来、夜は会議

朝、新詩集『月光の背中』が届きました。とりあえず写メールだけして大学へ。午後の講義を一つ終えてから、芸術情報センターで開催中のカルチェ=ブレッソンの写真展を見て、そのまま大阪市内へ。夜は大阪文学学校での理事会です。台風を気にしながらでしたが、大阪地方はたいしたことはなく、帰りもスムーズに午後10時過ぎ。でも疲れました。
新詩集の方は、さきほど確認しましたが、どうやら大丈夫です。表紙の色もほぼ予想通りに仕上がっています。今のところミスは見つかっていません。よかった。これで完成。この週末に発送作業を行います。
帰宅して遅い晩ご飯を食べて風呂に入ったらもう深夜です。深夜ワインはイタリアの赤。やはりバッハのギター曲を聴いています。そんな秋の夜長の羽曳野詩人は第4詩集が出たところです。ふふ。ふ。。。

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2016年10月 5日 (水)

秋の味覚と常温飲み物、そして表紙ラフ

午後の講義のため出講。相変わらずはっきりしない天気です。10月に入って、自動販売機の飲み物がアイスからホットに代わる季節で、現在は両方が混在している状態。と、思ったら。駅ホームの自動販売機に「常温飲み物あります」との表示。お茶と水とコーヒーです。なるほど。コーヒーはともかく、水やお茶はアイスでもホットでもなく「常温」がほしい時ってありますね。これは良いアイディアです。常温だからエコでもあるわけだし。
昨夜急に松茸を食べたいと思ったので、帰りにスーパーで松茸ゲット。ついでに牡蠣も。もうそんな季節ですね。帰宅して、松茸バター醤油焼きと牡蠣の酒蒸しを作成しました。どちらもとても単簡なものです。
「びーぐる」33号の表紙ラフが届きました。まだ未完成ですが、いちおう公開します。写真はジュリエットの彫像だそうです。いつものことながら倉本さんのデザインと四元さんの写真、どちらも秀逸です。これを選んだ細見船長の鑑識眼も。そんな内輪褒めの深夜日記です。
深夜ワインは今夜もバッハのギター曲を聞きながらラングドックの赤を常温で。ワインも常温がちょうど美味しい季節ですね。そんな深夜の羽曳野丘陵。

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2016年10月 4日 (火)

旅の疲れと校正作業

讃岐旅行で疲れたので、この日は昼近くまで惰眠をむさぼって。遅い朝食と遅い昼食をとって(気が向いたのでひさしぶりにナポリタン)。午後はのんびりしていました。
夜は、「びーぐる」33号全体の校正ゲラが届いたので、編集部校正を開始。今回もきっちり128頁です。特集は「黒田喜夫の世界性を考える」細見キャプテンの編集。山田はアンケート回答を1000字ほど。ほかに、細見さんとの対論は服部誕詩集『おおきな一枚の布」をめぐって。あとは、ボードレール『パリの憂愁』新訳第3回と投稿作品選評です。執筆者校正も続々と戻っています。今週末に編集会議をして、10日頃に校了、刊行は10月20日と、今回もすべて予定通りです。
さて。「びーぐる」も出口が見えたし。「カルテット」も原稿待ち状態ながらほぼ目処がついたし。これでしばらくは原稿関連の仕事はないな。と、思ったところへ、さきほど新しい依頼がメールで届きました。締切は10月末。う、う、うれしい。。。
深夜ワインはバッハのギター曲を聞きながらラングドックの赤を常温で。美味しい季節になりました。あ、松茸食べたい。そんな秋の夜長の羽曳野市民です。。。
写真は讃岐みやげのピンバッジとサヌカイトのオブジェ。いい音が鳴ります。古代からの地球の音色です。

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2016年10月 3日 (月)

斎藤恵子の詩3篇鑑賞

小樽の杉中昌樹さん主宰の「ポスト戦後詩ノート」第2号に寄稿した「斎藤恵子の詩3篇鑑賞」をHPに掲載しました。こちらです。
http://yamadakenji.la.coocan.jp/saitokeiko.html

讃岐の旅、無事終了

1日(土)午後に出発して、新幹線岡山駅から瀬戸大橋を渡って、午後3時半過ぎに高松駅に到着しました。ここは初めて。早速、駅近くの高松城へ。天守閣はありませんが、櫓が二つあって、石垣と濠が立派なお城です。一番の特徴は、濠の水が100パーセント海水なので、鯉ではなく鯛が泳いでいること。これはめずらしい。他にも海水魚がいろいろ生息しているようです。高松城前からタクシーに乗って、一旦は栗林公園に向かいかけたのですが、屋島が近いことを運転手さんに教えられて、家人と相談の結果、急遽屋島に向かうことにしました。高松市内から30分ほど。標高300メートルほどの台地です。頂上まで車で行って、あとは運転手さんのガイドで屋島寺、展望台へ。途中の土産物屋さんで、なんと江戸時代の狩野派の筆とされる源平合戦の屏風を見せていただきました。まさに屋島の闘いの図。那須与一の物語で有名です。ちょうど田中久美子さん作曲のオペラ「扇の的」をDVDで鑑賞した後なので、殊更興味深く。展望台からは瀬戸の島々がよく見渡せました。暗くなった頃にホテル到着。
晩ご飯は、ホテルの近くを探して、良さそうな小料理屋さんを発見。瀬戸内の小魚を中心に、たっぷり地元の味をいただきました。満腹。普段よりかなり早めに就寝。
2日(日)は朝7時に起床。こんなに早起きしたのは何年ぶりだろう。8時過ぎに車のお迎えがあって、坂出市にある府中湖へ。ドラゴンカヌーの競技大会があって、それに合わせた地元のイベントです。田中久美子さん作曲、府中小学校の子供たち作詞、山田兼士補作監修による「ぼくらの府中湖」のお披露目がありました。演奏は瀬戸フィルの金管メンバー7人とドラムス、独唱者4名、それに小学生たち。なかなか素敵な演奏でした。終了後は田中先生の車で栗林公園まで送っていただいて、しばらくここを散策。とてつもなく広大な日本庭園です。高松駅前のうどん屋さんで讃岐うどんをいただいてから電車で丸亀へ移動。
丸亀では、まず中津万象園へ。ここの絵画館にあるコロ―の絵が目当てだったのですが。特別展開催のため常設作品は見られないとのこと。残念。十数年ぶりに再会の予定だったのですが。庭園を一周してから駅前の猪熊弦一郎現代美術館へ移動。ここは特別展と常設展を両方見られました。館内のカフェで一休みしてから、電車を乗り継いで午後6時半に帰宅。永井、じゃなくて長い一日でした。朝早いと一日って長いのですね。疲れました。そんな讃岐一泊二日旅行のレポートでした。つかれました。

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2016年10月 1日 (土)

iPhone読書と四国出張

このところiPhoneで読書するのがすっかり習慣になっています。先日は漱石『明暗』を読み終わり、今は『それから』を読んでいます。その前は太宰治をいくつか読みました。いずれも再読ですが、古典的名作を読み直すのは興味深いことです。若い頃には気づかなかったこともいろいろありますから。iPhone読書のいいところは、まず場所を選ばないこと。姿勢もなんとでもなるので、ソファで横になりながらでも疲れません。それと、文字の大きさを変えられるので、老眼ビギナーとしてはとても助かります。1画面に入る文字量は本と比べるとたしかに少ないのですが、何度でも簡単に行ったり来たりできるのも便利。あと、ブックマークとか、検索とか。それに、以前読んでいた頁をすぐに出してくれるのも便利。何より、何冊もの本を持ち歩くことと比べると、ずっと軽くて簡便です。そういうわけでiPhone読者です。
一週間の授業を終えて週末ですが。この土日は香川県坂出市でのイベントに出席。一泊旅行です。宿泊は高松市のホテルにしました。せっかくの機会なので、少しは刊行、じゃなくて観光もしたいので、さきほどネットであれこれ検索。だいたいの予定が立ちました。これはこれで楽しみ。
深夜ワインはブルゴーニュの赤を常温で。バッハのリュート作品集を聴いています。秋の夜長にぴったりですね。そんな深夜の羽曳野詩人です。

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