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2017年1月

2017年1月31日 (火)

メール修復のち福永準備のち爆読対象なし

二日間にわたる消失メールとの葛藤を終えて、無事すべて復元できたので、夜遅く、次のミッションの準備にかかりました。今週末に東京である福永武彦プロジェクトの座談会で司会役を務めます。5年前に一旦終了した研究会の再開で、中心メンバーは以前と同じ4名。ひとまず6年前に書いた「『死の島』ノート」を読み返しています。
さて。1月もそろそろ終わりなので、昨年一昨年の日記を振り返ってみました。仕事や原稿のペースはほぼ同じですが、大きく違うのは、机上の詩集が一冊もないこと。これまでは今の時期、30冊から40冊が積み上がっていました。これはどうしたことでしょう。昨年末にかなり頑張って、秋からの新刊詩集を読んだので、そのせいかもしれません。
深夜ワインはフランスはマルベックの「黒い悪魔」ひさしぶりです。別に特にかわったことはありません。普通に美味。そんな深夜の羽曳野丘陵はビル・エヴァンスが流れています。

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2017年1月30日 (月)

メール復元に葛藤

昨夜から消えてしまった受信メールの復元で葛藤していました。約3年分。タイムマシン機能を駆使して長時間かけてようやく終了。暇になった途端にこれです。まあ、普段忙しいとメール整理も放置してあるので、たまりにたまっていたのですね。今後はまめに整理します。

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2017年1月29日 (日)

詩論エッセイ集『詩の翼』あとがき

新刊書『詩の翼』のあとがきを掲載します。ご一読いただければ幸いです。


あとがき

 

 本書は、私の単著としては(詩集をのぞいて)十冊目の本です。これまでの九冊が、特定の作家や作品、あるいは一貫した主題に的を絞ったモノグラフィックな著書であったのに対し、今回は、様々な機会に書いた様々な種類の文章をまとめた一冊になりました。このような試みは初めてとあって、文章の選択や編集にかなりの苦労を要したことはいうまでもありません。最も古いものは二十年以上前の、新しいものはつい最近の執筆ですから、文体の不統一などもあります。ですが、それぞれに書いた時点での力量(不足)や状況や勢いなどもあってのことですから、加筆修正は、誤字の訂正など最小限にとどめました。また、分量の点でも、最も長いものは原稿用紙七十枚ほど、短いものは四枚ほどと、テーマやモチーフやその時々の依頼内容等によって、大きく異なっています。そのため、内容においても形式においても、良く言えば多様な、悪く言えば雑多な印象を与えるのではないかと思います。

 とはいえ、ここにまとめた文章は、いずれも詩や詩人、それに詩的創造を主要なテーマとするものばかりで、私自身の興味がそれなりに一定の範囲内に収まっていることも事実です。そこで、本書では、全三十六篇の文章を、内容の上で三つの章にまとめることにしました。すなわち、第一章「現代詩の百年」には、萩原朔太郎から現在までの日本現代詩について書いた文章を、第二章「フランス詩の百年」には、ボードレールから二〇世紀半ばまでのフランス詩について書いた文章を、そして第三章「詩の翼」には、比較文学的な、あるいは国別にこだわらない、自儘な文章を集め、末尾にいくつかの追悼エッセイを加えました。「詩の翼」は、島田陽子追悼文中に引用した、小野十三郎のフレーズ「軽く翼を泳がせて/重い荷物をはこべ」から着想を得たものです。「詩」という重い荷物をどこまでこのささやかな「翼」で運べるのか分かりませんが、もともと「詩」そのものが「翼」なのではないかとの思いもあります。「詩の翼」は「詩を運ぶ翼」であるとともに「詩という翼」でもあります。願わくは、このささやかな翼が、ひとりでも多くの読者に詩を届ける媒体になりますように。

 前述したように、本書はこの二十余年間に書いた拙文の集成ですが、福永武彦、杉山平一、小池昌代については、それぞれ単独の著書にまとめる予定なので、本書には収録しませんでした。また、すでにそれぞれ単著のある谷川俊太郎と高階杞一については、単著刊行後に発表した文章もあるのですが、いずれ続編を刊行するつもりなので、やはり本書には収録していません。いずれについても、速やかな刊行のために精進したいと考えています。

 ごくささやかなエッセイ集を、との発想から始まった企画でしたが、まとめてみると意外と大部になり、自分でも驚いています。企画から編集、刊行まで、響文社の高橋哲雄さんには何かとお世話になりました。記して感謝申し上げます。

 

二〇一六年一〇月三〇日

山田兼士

 

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入学前授業のちバースデイパーティー

AO入試合格者の入学前教育のため大学へ。あらかじめ提出されていた読書感想文などを題材に90分ほどの授業を行いました。今年の皆さんはなかなか熱心で反応もいいので、これからが楽しみです。無事に終わって早めに帰宅。
帰宅前に駅前スーパーで牛フィレ肉を購入。まずまず良い品がそろいました。帰宅後は早速ステーキの準備。家人がサラダ、スープ、カナッペなどを調理していました。午後6時半、横浜に住んでいる娘夫婦が到着。ほどなく、息子が婚約者を連れて登場。6人そろっての会食は初めてです。ちょうど娘婿の誕生日なので、にぎやかにワインで乾杯。ゆっくり前菜などをいただきながら歓談。メインのステーキはやはり私が焼きます。キノコたっぷり和風ソースを作成。肉はミディアムレアで決まり。上手にできました。みなさん全部食べてくださって、講評、じゃなくて好評でよかった。バースデイケーキもしっかりいただいて。食後もこたつで団欒など。
子どもたちが巣立って一時は寂しい夫婦二人暮らしでしたが、あれよあれよという間に二人とも伴侶を見つけてめでたく結婚(一組はもうすぐ)。いっぺんに賑やかになりました。それぞれの相性も良好で、すっかり打ち解けて和やかで賑やかな一夜でした。毎日というわけではなくそれぞれ別居ですが、たまにこうして一堂に会することができると楽しい。
深夜ワインはフランスのどこやらの赤。音楽はビル・エヴァンス。どちらも定番です。今日(日曜)からついに春休み。あれこれ業務やイベントや原稿もありますが、ともあれ春休み。そんな春間近の羽曳野丘陵です。まだ寒くなるのかな。
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2017年1月28日 (土)

最終授業のち図書館のち詩送稿

金曜授業も今年度最後。3年ゼミと4年ゼミでそれぞれ「別冊・詩の発見」の指導や注意やらを話して、先週各自が選んだ詩集についてのコメントをしてもらって、早めに終了しました。2016年度の通常授業はすべて終わりました。続いて図書館へ本を(かなり大量に)運んで『悪の華』展の準備。図書館員さんと一緒にあれこれレイアウトなどを考えて、ほぼ終了。近々開始します。研究室から図書館まで2往復して本を運んだので、かなり腕がつかれました。運搬はなかなかひどいやな(@三毛猫 in セロ弾きのゴーシュ)。
夜は先日書いた詩を推敲して、もう大丈夫と判断したのでメール送稿。終わりました。これでしばらく締め切りはありません。次は2月締切の論考が二つ。けっこう迫っています。そろそろ準備をしなければ。詩も一つ。
通常授業は終わりましたが、今日(土曜)はAO入試合格者の入学前教育があります。その後、来週は通信教育のスクーリングが2日間。朝早い授業です。それでほぼ春休み。採点とかシラバスとか業務はありますが。
詩を完成したので一安心して深夜ワインはイタリアの赤。音楽はバッハのヴァイオリン・ソナタを聞いています。少し寒波がゆるんできた羽曳野丘陵です。

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2017年1月27日 (金)

授業終了のち校正のち授業準備

木曜授業二つも無事に終わりました。インフルエンザで1日だけ休みましたが、あとは休講なしです。最後なので早めに終わって帰宅。
帰宅は6時頃。晩ご飯の後、校正作業をしました。年末に大阪文学学校の「樹林」に送った詩とエッセイ。エッセイは特に問題ないのですが(若干修正)詩の方に大きな誤りを発見。これはいけない。あわてて作り直しました。あれこれ修正してなんとか大丈夫。いつになく直しの多い校正ゲラになりました。編集者さんごめんなさい。
続けて、土曜日のAO合格者入学前教育の準備。何人かの読書感想文を読んでチェックをしていきます。これも無事に終了。
今年度授業は残すところ1日だけになりました。その後、あれこれ業務はありますが、ひとまず平常授業終了間近です。あと一歩。
深夜ワインは前日の南アフリカの続き。音楽はやはりビル・エヴァンス。まだまだ寒い羽曳野丘陵の夜です。そろそろ寒波も緩むのかな。

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2017年1月26日 (木)

講義のち印刷打ち合わせのち図書館のち詩作

火曜に続き、水曜も今年度授業無事に終了しました。児童文学は後期のみ15回。これも皆勤です。最後は「セロ弾きのゴーシュ」の続き。早めに終わって遅い昼食をとりに行きました。研究室に戻って、印刷屋さんと会談。毎年恒例の卒業制作作品集の打ち合わせです。ほぼ昨年と同様なので、進行予定があっさり決まりました。さらに、図書館へ本の登録に。終わって、今度は別の担当者と展示会の打ち合わせです。昨年と同様、「『悪の華』とその時代」展を開催します。目玉はなんといっても『悪の華』初版本(完全版)。帰りに駅前で買い物を少々してから帰宅は6時前でした。
晩ご飯の後、次の詩作にかかりました。先日一つ仕上げたばかりですが、こういう時には勢いが必要です。1時間ほど集中して。できました。どちらかというと特異な、じゃなくて得意な分野なので、わりとさくさく。推敲もあまり必要なさそうです。月末締め切りですから、もう少し検討しますが、わりと大丈夫そう。よし。次は「別冊・詩の発見」の手配にかかります。学生たちへの指示はほぼ済んでいるので、次は外部執筆者への依頼状作成。
今年度授業はあと2日のみ。どうやら順調に終われそうです。ありがたいことです。
深夜ワインは南アフリカの赤。どうかなあ、と半信半疑でしたが、意外と(失礼)美味です。カベルネソーヴィニヨンはえらい。そんな真冬の羽曳野詩人。好調です。もう一つ書こうかな。

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2017年1月25日 (水)

「びーぐる」打ち合わせのち講義のち雑務あれこれ

編集プロダクションをしている息子が高階さんと仕事の打ち合わせがあるというので、車で一緒に出ました。途中で味噌ラーメンの店に寄って(最近リピーターになりました)お昼を食べてから大学へ。駐車場のあたりの水辺と竹林はとてものどかな雰囲気です。研究室で高階さんと会って、先に「びーぐる」の新企画の話を少々。その後、授業です。
火曜授業は年間30回解禁、じゃなくて皆勤でした。最後なので、後期授業を振り返って、レポートの注意事項を話して、簡単に終わりました。あとは通信教育部のレポートを採点して、図書館に自著を寄贈に行って、早めに帰宅しました。
帰りに駅前の書店でLPレコードのムックを買って、コーヒー豆を買って、帰宅は6時前。それから「びーぐる:35号の手配のメールなど。あれこれ。
晩ご飯の後は、図書館に納入する本の書類などを作成。あれこれ年度末業務があります。早く終わったので、次のミッションにかかりました。古い文芸雑誌の資料をpdfで読む作業です。ひとまず目次と表紙の画像をざっとチェックして、この日は終了。なんとなく全体の感じはつかめました。とてもおもしろい。
深夜ワインはスペインの赤(かな)。ビル・エヴァンスのピアノを聴いています。YouTubeですが、このCDは持っていなかったな、と気づいたところです。今年度授業は残すところ3日。ゴールが近づいてきました。そんな真冬の羽曳野丘陵。

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2017年1月24日 (火)

詩論エッセイ集『詩の翼』目次

あらためて目次を公開します。全3章36篇、381ページです。響文社刊、定価1,600円+税


山田兼士『詩の翼』 目次

 

Ⅰ 現代詩の百年

 

オノマトペとリフレイン――萩原朔太郎と中原中也の愛唱性を探る 

中原中也『散文詩集remix』序説

更なる中也に向けて 中原中也101年

中原中也の白鳥の歌 心に残る短詩 

小野十三郎と『山河』    

吉本隆明『転位のための十篇』

「現代詩手帖」創成期をめぐって――一九五九年から一九六九年までを読む

二〇年の懸垂――四元康祐(まで/からの現代詩

五十七歳詩集――天野忠/谷川俊太郎/高階杞一

〈風のアニムス〉と〈水のアニマ〉――日高てる

故郷喪失/故郷創出 詩人の場合

若き仏文詩人の憂鬱 鈴村和成と「白鯨」

石原吉郎の〈ユーモア〉 居直りりんごの憂鬱

辻井喬『自伝詩のためのエスキース』について

最新作が代表作 新川和江のこの一篇 

 

Ⅱ フランス詩の百年

 

《詩集》論構築のために――ボードレール『悪の華』の場合     

スペイン美術とボードレール――紀行文風に

ボードレールの祭り三部作

翻訳詩の楽しみ――「ミラボー橋」から『パリの憂愁』へ

《ロートレアモン伯》への序――「ロートレアモンの物語Le Conte de Lautréamont」読解の試み      

ヴェルレーヌ 陰影に富んだ美の世界(解説)

詩精神のリレー――出口裕弘『帝政パリと詩人たち』に即して

散文を書く詩人たち――コクトー、ブルトン、ヴァレリー

海外の詩人たち――十九世紀末から現代まで

 

Ⅲ 詩の翼

 

廃市論――ローデンバック、福永武彦、村上春樹

都市における群衆と分身について 詩学的考察

字余りソングの詩的リズムについて――吉田拓郎の言語革命

翻訳と音楽 村上春樹訳『グレート・ギャツビー』をめぐって

歌と呪縛と構造記憶

一〇〇%の散文詩――ボードレールと町田康

町田康の詩表現 散文の中の詩・名フレーズ集

阿部良雄の生成――『ひとでなしの詩学』の難解と誠実について

〈癒える〉ということ――小川国夫とシュペルヴィエル

遠い百合の真実――詩人としての小川国夫

島田陽子さんの晩年のことなど

三井葉子の詩 『浮舟』を中心に

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推敲を遂行、一時歯医者

前日に書いた詩を一日中推敲。なかなか決まりませんが、あれこれ自己添削。添削は得意です。夕方、三ヶ月ごとの検診で近所の歯医者さんへ。徒歩3分の距離ですが、特別に寒さが身にしみました。いつものようにメディカルクリーニングをしていただいて。帰りに少しだけ散歩しました。大阪府立大学羽曳野キャンパスの構内の池はいつも散策するところ。この寒さのせいでしょうか、カモさんたちが皆陸に上がっています。樹木もすっかり葉を落として寒々とした雰囲気。こういう景色はきらいではありません。
夜も推敲を遂行。増やしたり削ったり、いろいろ悩みましたが、最終的には40行ほどでまとまりました。深夜近く、これでよし、と判断したのでメールで送稿。終わりました。次、もう一つ月末までに書きます。さて。どうしよう。
深夜ワインはスペインの赤。昨夜の続きです。音楽は、一日中「カルメン幻想曲」を聴いていましたが、今はビル・エヴァンス。「自己との対話」名盤です。一つ詩を書き終えてまるで詩人気分の羽曳野詩人です。ふ。

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2017年1月23日 (月)

詩集ツイートのち詩作を思索そして試作

ひさしぶりに完全オフの1日。とはいえ、詩の締め切りが二つ迫っています。昼間はテレビで駅伝などを見てのんびり。そのうちミューズさんが来てくれないかなと思いつつ。ちっとも来ないので、ひとまず詩ではない方の原稿を一つ仕上げて編集者にメール送稿。それから気分を変えて詩集を一冊読みました。以下はツイッタより。

平井達也『積雪前夜』(潮流出版社)見開き2頁程度の行分け詩34篇。サラリーマン生活の細部を観察したユーモラスな詩篇と自分史的詩篇、それに詩についての問を多様な局面に重ねた詩篇から成る。いずれも作者の声が聞こえてくるようなリアリティに富んでいて、読む者を納得させる力に満ちている。
(引用ここまで)

夜になって、あれこれ詩作モードを思索。どうしても思いつかなければ詩論詩という抽斗もあるのですが。でも、今は自分詩を書きたい気分。以前からあたためていたモチーフにとりかかりました。音楽をテーマにした回想詩です。なんとか終わりまで書きました。まだ試作の段階であまり自信がないのですが、これを推敲してどうにか完成させるつもり。
月末までにもう一つ詩の締切があります。その次は2月に論考またはエッセイを二つと短い文章を一つ。そうそう、「別冊・詩の発見」の詩もあるんだった。「びーぐる」も。「カルテット」は3月なのでまだ大丈夫。
今年度の授業はあと一週間。その後、いろいろ業務はありますが、ひとまず一週間後の電柱を目指してがんばります。
深夜ワインはスペイン、カスティーリャの赤。音楽はカルメン幻想曲。スパニッシュ気分で飲んでいます。そんな真冬の丘の羽曳野詩人。

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2017年1月22日 (日)

詩の連続講座、新春版

大阪文学学校で今年初の詩の連続講座がありました。午後3時より2時間ほど。今回の提出は9作品。みなさん個性豊かで楽しく講評しました。今回目立ったのはソネットが4篇あったこと。イタリア式(4433)が2篇とイギリス式(4442)が2篇。特に、イギリス式(シェイクスピア式)は日本ではほとんど書かれていない形式なので、うまく活用すれば個性になるかも。特に最後の2行が大事です。というような話も含めて時折技巧面でのアドバイスなども入れながらの講評会です。みなさん真剣によく聴いてくださいました。
終了後は、近くの中華料理店であれこれ2時間ほどの会食。ビールと紹興酒も少々頂いて、ほろ酔い加減で帰宅。
怒涛の一週間(しかも病み上がり)を無事に終えて&、じゃなくて安堵しています。そういえば、奈良に「安堵」という地名があって、我が家でしばしば話題になります。斑鳩と王寺の間のあたり。地方に出向いていた役人がここまで戻ってきて安堵したのでしょうか。それとも都から脱出した人がここまで来て安堵したのでしょうか。奈良の都のいちばん外れ、といった地域です。あれこれ古い地名は想像力を駆り立てます。
深夜ワインはチリの赤。これも美味。音楽はひさしぶりにピーター・ポール安堵、じゃなくて&マリーを聴いています。そろそろ詩を書きたい羽曳野市民です。

2017年1月21日 (土)

会食のち詩集ドラフトのち口頭試問

昼、大学の食堂で某出版社のKさんと待ち合わせ。息子の車で大学まで。いつもと違う駐車場に車を停めて、池のほとりを歩きました。サギがいたので写メール。階段を上って食堂の建物へ。4人で会食です。おもに仕事の話。ちょっとした原稿の依頼を受けました。授業があるので3人を残して教室へ。
3年ゼミは毎年恒例の詩集ドラフト。この1年に出た詩集を11冊持ち込んで、ざっと紹介して目を通させて。それから各自1冊ずつ選ばせます。決まりました。続いて、4年ゼミの卒業制作口頭試問。無事に終了して帰宅は6時半。以下はゼミ生への業務連絡です。

野田かおり『宇宙の箱』(澪標)「そらのはこ」と読む。未生以前の世界につながる意識下の形象化から幼少期へ、さらに(たぶん高校の)少年少女を見つめる教師の視線からの幻想へと、滑らかなリズムに乗って自在にイメージが航行する。少女期に体験した阪神淡路大震災の記憶と形象も鮮やかに描かれる。

山﨑修平『ロックンロールは死んだらしいよ』(思潮社)短歌を書いている人らしく、随所の詩行に(巻頭作では題名に)短歌を折り込みながら、行分け詩、散文詩、亜散文詩を自在に展開している。音楽をモチーフに使い、また通奏低音に用いながら若者らしい生活ぶりを活写する。荒削りだが新鮮な才能だ。

萩野なつみ『遠葬』(思潮社)リズミカルでありながら寡黙なスタイルが持ち味の21篇。全体に喪の空気が漂うが、決して暗くはなく、むしろ不思議に清澄な明るさに包まれている。長編詩も短詩もあるが、どちらかというと統辞より範例による断章連作に特徴がある。無意識を探る瑞々しい抽象性が魅力だ。

文月悠光『わたしたちの猫』(ナナロク社)注目の新鋭第3詩集は全篇が恋愛詩篇。物語の場合と異なって、詩で恋を語る(歌う)にはある種の感傷が必要だが、ここに通常の意味での詠嘆や怨嗟や高揚はない。恋の不可能性を歌っているわけでもない。繊細で微妙な恋愛心理がまるごと詩空間を満たしている。

永方佑樹『√3』(思潮社)漢字、ひらがな、カタカナの併用は日本語の最大の特徴といえるもので、その使い分け、バランスに敏感な詩人は数多い。が、感覚的経験的にではなく、これを徹底的に意識化し方法化した詩人はこれまでにいなかったのではないか。斬新な実験であると共に斬新な造形でもある。

神尾和寿『アオキ』(編集工房ノア)いずれも見開きに入る短めの作品49篇。本文の終わった後の左下隅に次の作品タイトルが印刷されていて、ゆるやかな連想で次作に続いていく。軽妙なユーモアが特徴だが、時に驚くべき省察を(それも軽やかに)一瞬煌めかせている。明るい不条理がこの詩人の個性だ。

さて。怒涛の一週間の締めくくりは文学学校での詩の講座。今回は9作品が届いています。講評を2時間ほどする予定。一通り準備はできました。
深夜ワインはチリの「ブエノス・ディアス」という赤。なかなか美味。チリもがんばってるなあ、と感心。音楽はビル・エヴァンスとジム・ホールのデュオ。そんな代官、じゃなくて大寒の羽曳野詩人にミューズは降りてくるのだろうか。

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2017年1月20日 (金)

「びーぐる」のち会議のち授業のち会議

朝、宅配便が届きました。『詩の翼』追加分かと思ったら「びーぐる」でした。予定より1日早い出来。ざっと眺めてからとりあえず出勤。昼食後に学科会議です。その後、授業を二つ。終了後、さらに卒業制作グランプリ決定会議。無事に終わって帰宅は7時半。ふう。つかれた。
帰宅したら、「びーぐる」の発送が全部終わっていました。編集アシスタントがしてくれるので最近は助かります。早いところには明日か明後日に届くと思います。34号の特集は「再発見 黒瀬勝己」。新連載は高階杞一と細見和之の二つ。目次は下記をご覧ください。
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さて。深夜ワインはガスコーニュの赤。音楽はやはりバッハのリュート曲。あれこれ多忙な日々が続きます。健康管理も大切ですね。そんな真冬の羽曳野市民です。ああ、詩を書きたい。

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2017年1月19日 (木)

再び会議のち講義のち卒業制作

前日と同様、昼会議。卒展委員会でした。昼食はその前にすませていたので、終了後ただちに講義。児童文学は「セロ弾きのゴーシュ」これが最終サイクルです。終わってから、しばらく研究室で卒業制作作品を一つ読んでから帰宅。
夜は残りの卒業制作を読んで、これでグランプリ会議準備終了。今日(木曜)その会議があります。あとは、「びーぐる」34号の発送書類の準備。今年の分の詩集ドラフトの準備。とりあえず11冊を選びました。このドラフト・ゼミは金曜日に行います。毎年恒例。
深夜ワインはフランス・ガスコーニュの赤。美味です。音楽はバッハのリュート曲。あまり話題のないままに(暇という意味ではありません)羽曳野の夜は更けていきます。ああ、詩を書きたい。

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2017年1月18日 (水)

会合のち講義のち卒業制作

昼休み、卒展実行委員会のために早めに出勤。先週木曜日に予定していた、実行委員の学生たちとの面談が、突然のインフルエンザで中止になったため、この日に仕切り直しです。順番は逆になりましたが、すでに数名の有志が集まっていて、スムーズに進行できそうです。15分ほどで終了して、ちょうど出勤してきた高階さんにご挨拶してから、食堂へ昼食に。手打ちスタミナうどん温玉つきを頂いてから研究室に移動しました。
火曜の授業は3時からなので、まだ1時間以上余裕がありました。窓の外を見たら、金剛山の山頂付近がうっすらと冠雪していました。事務的な業務をいくつかしてから講義は翻訳文学。ボードレール『パリの憂愁』からいくつかを解説して終了。この講義も残り一回を残すのみとなりました。次年度からカリキュラム改訂に伴って消滅する講義なので、正真正銘最後です。6時前に帰宅。
夜は、卒業制作作品を読みました。今週木曜日に予定しているグランプリ会議の準備です。ノミネートされた5点のうち、この日は2点半を読了。残りは翌日にします。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はシューベルトのピアノソナタ。演奏はアンドラーシュ・シフ。名手です。そんな深夜の羽曳野丘陵。

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2017年1月17日 (火)

厳寒のなか夜の会議

夕方、家を出て大阪市内へ。文学学校で理事会です。寒さと雪の影響で、欠席者もちらほら。そんな中、2時間ほどかけてあれこれ審議を終了。翌日の授業のこともあるので、まっすぐ帰宅しました。
9時半頃に帰宅して、遅い晩ご飯を食べてから翌日の授業準備。残り授業は2週間です。そろそろエンディング・モードです。今週は土曜まで休みなし。早速、今日(火曜)は昼休みに業務があります。その後、午後の授業。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はビル・エヴァンスとジム・ホールのデュオを聴いています。話題の少ない1月16日でした。

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2017年1月16日 (月)

寒波の丘に春風がきた

大阪阿部野橋の日本料理店で、ほぼ初対面の方も含む5人で会食。美味しい料理をゆっくり味わいながら、いろいろと話が盛り上がって、多少は緊張しつつも楽しい会食でした。2時間ほどでおひらきにして、あとは全員でコーヒーを飲みに行ってからお別れしました。帰宅は5時過ぎ。
夜は、家族3人に若い女性が加わって4人で牡蠣鍋。ここでも話が盛り上がって、9時半頃におひらき。南河内地方もこの冬最大の寒波の1日でしたが、まるで春風が訪れたかのような温かい1日でした。
その間にも詩集を2冊読了しました。以下はツイッタより。

勝嶋啓太『今夜はいつもより星が多いみたいだ』(コールサック社)独自のユーモアに定評のある詩人の第4詩集。一種の自虐的諧謔はいよいよ冴えを見せ、日常風景がそのまま不条理詩にまで届き、諧謔が切実に連なる。表題は巻末作品最終行より。津波で亡くなった人の魂が昇天して星になったとのこと。

荒木時彦『アライグマ、その他』(私家版)小冊子ながらユニークな物語詩を連続して出し続けている著者の最新作は、二つの物語が微妙に交錯しながら複眼的イメージを構成する散文詩。主題は建築と暦(つまり空間と時間)の相克と見ればいいだろうか。その境界に存在するのがアライグマという謎の生物。
(引用ここまで)

さて。今週は月曜から土曜まで、授業の他に会議やら何やらで予定がびっしり詰まっています。幸い風邪はもう完治したので、無理のない程度にがんばります。
深夜ワインはやはりボルドーの赤。音楽はバッハのチェンバロ曲を聴いています。そんな寒波の羽曳野の丘。あたたかいです。

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2017年1月15日 (日)

寒波を避けて冬ごもりの1日

ほぼ体調は戻ったのですが、この冬最大の寒波ということで、大事をとって一日中部屋にこもっていました。とはいえ、仕事はあるので、少しだけ。通信教育部の卒業制作の下書きがメールで届いたので、そのチェック添削指導です。原稿用紙100枚ほどの小説。昼間のうちに終了しました。
夜は詩集を読んだのですが、ツイートする前に時間切れ。これは後日にします。そういうわけで、話題の少ない1日でした。
今日(日曜)は昼に大事な会食があります。もしかすると雪になるかもしれないので早めに出発の予定。玄関の、じゃなくて厳寒の1日になりそうです。会食はめでたい内容ですが。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はバッハのリュート曲。このところ定番です。そろそろ詩の締切が気になってきました。月末までに2篇。さて。書けるのだろうか。大丈夫、と自分に言い聞かせています。

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2017年1月14日 (土)

どうやら回復 漱石のち鴎外

朝、体温を測ってみたら、ほぼ平熱。よかった。でも、ぶり返すこともあり得るので、一日中部屋にこもって安静。玄関先までちょっと出ただけで、あとは音楽と読書で過ごしました。このところ続けているiPhone(iPad)読書は、漱石全集を読み終えたので、次、鴎外全集に入っています。ひとまず「舞姫」と「雁」を読みました。文語体と口語体という対照的な文章で、時代の転換期にあった鴎外の位置がよく分かります。どちらも今読み直すと新鮮であることに変わりはないのですが。
夜になっても体温は上がらないので、どうやら大丈夫です。高熱の1日と微熱の1日で済んだということで。腎臓へのダメージは最小限に抑えられたようです。次の日曜に大事な行事もあるので、ほっとしているところ。
そういうわけで、三日ぶりの深夜ワインはボルドーの赤。美味。音楽はバッハのリュート曲を聴いています。そんな回復期の羽曳野詩人です。
新刊『詩の翼』が発売になりました。アマゾンや楽天などにも出ています。アマゾンの方は著者名その他に間違いだらけなので報告をしたのですが、いっこうに訂正されません。「山田兼二」って、だれのことだ? いちばんされたくない間違いです(怒。怒。怒。怒怒ー怒。って、風の又三郎じゃないんだから)。

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2017年1月13日 (金)

「びーぐる」34号目次公開

「びーぐる」34号の目次を公開します。刊行は1月20日です。
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熱との格闘のち増刷

インフルエンザ(たぶん)発症3日目は一日中熱との格闘でした。朝、まだ38度ほどあったので解熱剤を飲んで安静。寝たり起きたりしながら安静に努めて晩ご飯の後に検温したら37度を下回っていました。さきほど測ったら36度8分。微妙ですがほぼ平熱。大丈夫そうなので解熱剤は飲まずにこのまま寝るつもり。
という格闘している間に澪標からメール連絡が有りました。7年ほど前にだした拙著『百年のフランス詩』の増刷が決定したとのこと。当時の編集プロダクションが廃業したとのことですが、それは大丈夫。ちゃんと自分のパソコンの中に最終データも表紙カバーも全部そろっています。プロフィールなども初版刊行時のままでいいだろうと判断。そういうわけで、この増刷は(部数は未定ですが)近く刊行の予定です。
深夜ワインは今夜もなし。音楽もなし。おとなしくこのまま就寝です。そんな発熱注意の羽曳野市民です。

2017年1月12日 (木)

講義のちインフルエンザ

午後の授業の後、どうも寒気がして節々が痛いので、帰りに駅前薬局で風邪薬を買って帰宅。体温を測ってみたら38度を越えていました。これはいけない。息子の車に乗せてもらってかかりつけのお医者さんへ。インフルエンザの検査結果は陰性だったもののこれから出てくる可能性があるとのこと。いずれにせよ症状はあるので、隣の薬局で薬の吸入をして、解熱剤をいただいて帰りました。
そういうわけで、明日から5日間、出講停止です。ちょうど週末にかかるので、休講は木曜だけですむと思います。日曜に大事な行事があるので、それまでに完治すればいいのですが。
そんなわけで、深夜ワインはなし。音楽もなし。おとなしく早めに就寝します。そんな羽曳野詩人です。ふう。

2017年1月11日 (水)

授業開始のち校了

今年最初の授業は午後おそくの講義一つです。無事に終了して研究室に戻ったら、窓外の二上山の上に白い月がかかっていました。この風景もひさしぶり。
帰りにコーヒー豆などを買って帰宅は6時過ぎ。「びーぐる」34号の第三校が届いていたので早速確認。なお修正箇所を3つ見つけてその旨をメール送信。何度かのやりとりの結果、さきほど校了しました。今回も予定通りです。刊行は1月20日の予定。今号の特集は「再発見 黒瀬勝巳」です。新連載は高階杞一と細見和之。対論はページ数の関係で1回休みとなります。で、今回もぴったり128ページ。拙訳(と解説)によるボードレール『小散文詩 パリの憂愁』は連載4回め、通し番号で20まで来ました。
深夜ワインはボルドーの赤。いつもの酒屋さんで正月限定の福箱があって、2015年金賞ワイン5本と2014年金賞ワイン1本の計6本セットを購入。早速そのうちの1本です。美味。やはりボルドーはいい。笑いたくなります。踊りたくなります。ほほほほほボルドオおどるほほほほほほ。むりやり回文です。そんな深夜の羽曳野丘陵。

そうそう、詩集を一冊読みました。以下はツイッタより。

赤木祐子『チランジア』(港の人)硬質で透明な形而上的抒情詩35篇。透明とはいっても、光というよりむしろ闇の透明さだ。さまざまな後悔に苦しみ終息への願望をもつ者が、それでもなおcommunicationへと飛躍する契機をうかがい続けている。表題は寄生植物の一種で根無し草ぶりの象徴。(引用ここまで)

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2017年1月10日 (火)

新年会のち校正作業

大阪文学学校の新年会が大阪市内でありました。幹事役なので遅れるわけにはいきません。講師陣(チューターと呼ぶ)30人のうち約3分の2が中華料理店に集まって、当初2時間の予定だったのが3時間まで延長しました。昼間部、夜間部、通信教育部とあるので、普段はなかなか会えない人同士の交流の場です。あれこれ盛り上がって7時過ぎにおひらき。
疲れたので、帰りにひとりで喫茶店で一服。コーヒーを飲んでから近鉄特急さくらライナーで古市駅まで。あとはタクシーで帰宅しました。
帰宅後は少し休んでから「びーぐる」34号の校正作業。最終チェッカーが確認した誤字の最終判断をします。もちろん執筆者校正などすべて終えているのですが、いつもこの段階でいくつか誤りが見つかります。「びーぐる」は比較的誤字誤植の少ない雑誌だと自負していますが、こうしたチェック体制あればのこと。あと少しで終わります。校了間近。
さて。今日(火曜)から授業開始。冬休みはあれこれ忙しくてあっという間に過ぎ去った感じです。今年度授業終了まであと3週間。がんばります。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はビル・エヴァンス。雨はどうやら上がったようです。そんな深夜の羽曳野丘陵は真冬です。

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2017年1月 9日 (月)

美しいドナウの鵜など意志苦痛

冷たい雨のなか、近鉄とJRを乗り継いで大阪いずみホールへ。毎年恒例のニューイヤー・コンサートです。もう何回目だろう。少なともこの10年以上毎年聴いています。今年もウィーン・リング・アンサンブルのみなさん快調でした。ライナー・キュッヒルさんは昨年ウィーン・フィルを退団されましたが、ウィーン・リング・アンサンブルの方はそのまま。キュッヒルさんのウィンナ・ワルツを聴ける希少な機会になりました。開演前からわくわく。演奏は申し分ない名演でした。ほぼ同じメンバー、それもウィーンフィルのトップ奏者たちですから名演なのは当たり前ですが。弦5人に管4人は年々アンサンブルが熟している感じ。みごとなものです。キュッヒルさんのまるで風のようなしかもしなやかで強靭なヴァイオリンはますます冴えを見せているし。ワルツの優雅なこと。ポルカ・シュネルの疾走感の鮮やかなこと。今回はシューベルト・メドレーというのがあって、これがなんと「未完成」から始まります。9人の演奏なのに、まさにウィーンフィルの「未完成」。その後、「ます」や「楽興の時」や「野ばら」や「アヴェ・マリア」などの旋律が次々と繰り出されていきます。感心、簡単、じゃなくて感嘆しきり。最後のアンコールは例によって「美しく青きドナウ」から「ラデツキー行進曲」へ。大喝采のうちに終演しました。ふと美しいドナウで鵜飼をしている姿が浮かびました。鵜だって意志があるのだから苦痛でしょうね。そういう俳回文タイトルです。はい。かいぶん。
マチネのコンサートだったので、帰宅は6時半頃。晩ご飯の後、「びーぐる」34号の校正作業をしました。どうやら校了間近。一通り終了して、今回も最終チェッカーにバトンを渡しました。10日校了、20日刊行予定です。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はウィンナ・ワルツ、ではなくて、ひさしぶりにビル・エヴァンスを聴いています。そんな羽曳野丘陵は冬の雨。

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2017年1月 8日 (日)

「びーぐる」編集会議&新年会

「びーぐる」編集会議と新年会のために古市駅から電車に乗ろうとしたところ。実にスマートな特急が通過したので思わず写メール。今うわさの青のシンフォニーです。大阪阿部野橋と吉野の間を1日に数本運行しています。近く乗ってみよう。時間が合えば、の話しですが。
編集会議は梅田の居酒屋で。何度も行ったことがあるのにちょっと道に迷いました。梅田はおそろしい。なんとか少しの遅れでたどり着いて、早速飲みながらの会議。高階、細見、山田と編集プロダクション(私の息子です)の4人が集まって、まずは34号の校正ゲラ重ね合わせの打ち合わせ。無事に終了して、次、35号の特集の話など。35号は四元船長の出番ですが、ミュンヘンから参加は無理なので、前もってメールで企画書を出してもらいました。その企画を元にあれこれ絞り込む相談をしました。ほぼまとまったのでこれでよし。帰宅は9時半頃。
酔いを醒ましてから早速編集会議の内容をまとめてみなさんにメール送稿。四元さんからの返信を待ちます。
昨年11月の娘の結婚式の写真が出来てきたので、さきほどまで見ていました。普通のアルバムとは別に、大量の写真の入ったDVDが2枚あります。遭わせて600枚ほど。容量にして4ギガバイト以上あります。ざっと見るだけで1時間ほどかかりました。良い記念ですね。よかったよかった。
深夜ワインはバッハのリュート曲を聞きながらイタリアの赤を飲んでいます。この年末年始は来客やイベントが多くてなかなか落ち着きませんでした。今日は高齢の、じゃなくて恒例のニューイヤー・コンサートに出かけます。ウィーン・リング・アンサンブルの演奏会。たのしみ。そんな深夜の羽曳野詩人に詩はいつやって来るのだろうか。

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2017年1月 7日 (土)

家族5人の初団欒とマルゴー

歌人が留守なので、定番のステーキディナーは佐賀肉で。娘が帰省したので親子3人です。このところ定番のカプレーゼも。美味でした。途中で準レギュラーのお嬢さんも加わってワインパーティー。夜遅く歌人が帰宅したので、初めて5人の団欒でした。娘の結婚披露宴の時にいただいたシャトーマルゴー1985年をあけました。超美味。良い正月です。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はなし。さ。詩を書こうと思っています。あ、でも今日は「びーぐる」編集会議だ。そんな小寒の羽曳野詩人です。

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2017年1月 6日 (金)

初原稿のち「びーぐる」表紙ラフ

前日に書き始めた今年の初原稿、どうやらできました。まだ甘いところがあるので推敲が必要ですが、とりあえず。
そこに「びーぐる」34号の表紙ラフが届きました。ちょっと修正が必要ですが、ひとまずアップします。今回の特集は黒瀬勝己。新連載は高階杞一と細見和之の新機軸。対論はページ数の関係で今回は見送り。刊行は1月20日を予定しています。
夜おそく横浜に住んでいる娘が帰ってきて、ひさしぶりに家族4人で歓談。あれこれ。どうやら夫婦とも元気に年を越したようです。一安心。
冬休みもあとわずか。なんとか詩書き初めをしたいのですが、なかなか詩の気分になりません。タイトルだけは決まっています。さて。
深夜ワインはチリの赤。音楽はありません。そろそろ仕事モードの羽曳野市民です。

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2017年1月 5日 (木)

初詩集ツイートのち初原稿

地元初詣シリーズ四日目は、地元中の地元、日吉神社に出かけました。今の住居で7年目の参拝です。さすがに1月4日とあって閑散としていましたが、ともあれ今年の無事を願って参拝。往きは正面の参道からですが、帰りは裏山から自宅へ。住宅街には珍しく、森の小径や竹林が残っていて、一瞬どこにいるのかわからなくなります。いい散歩になりました。
帰宅後は、今年初の詩集ツイート。以下はツイッタより。

冨上芳秀『恥ずかしい建築』(詩遊社)このところ毎年詩集を出している著者の第12詩集。比較的短い(ほぼ見開き2ページ程度の)行分け詩44篇。不条理なユーモアと言葉遊び的実験を中心に、楽しくも怪しげな作品世界が綴られる。時に切実さを冗談交じりに描いた作品もあり独自の哀感を感じさせる。
(引用ここまで)

夜はこれも今年初の原稿にかかりました。短いものですが、意外と時間がかかって、まだ半分ほど。急ぐ必要はない原稿なので、続きは後日にします。
深夜ワインはチリの赤。なかなか美味です。チリのワインは年々良くなっているとの話を聞きますが、実際、10年ほど前と比べるとずいぶんグレードが上がってきたように思います。もちろんランクもいろいろだとは思うのですが。音楽はバッハのリュート曲。2017年本格始動の羽曳野市民です。

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2017年1月 4日 (水)

誉田八幡宮のち今年の抱負など

午後おそく、地元の誉田八幡宮へ初詣。我が家からいつものコースで、古墳公園を抜けて(下って)市民公園へ。そこから一時バス通りに出て陸橋を渡って(池越しに清寧天皇陵が見えます)ハイキングトレイルに従って白鳥陵の濠沿いに歩いて、そこから住宅街の中を通って誉田八幡宮に到着。所要時間はほぼ30分。夕方近くですが、かなりの賑わいでした。ここの祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后です。神社の外れに石橋があって、その先が応神天皇陵(とされる古墳)ですが、もちろん立入禁止です。江戸時代には自由に出入りできたようで、その絵図も残っているのですが、現在は立入禁止。
さて。昨年は細見和之さんとの『対論Ⅱ』の後、単著で『詩と詩論二〇一〇ー二〇一五』詩集『月光の背中』そして年末に詩論エッセイ集『詩の翼』(ただし刊行日は1月13日)を出版しました。他に、新しく詩誌「カルテット」を立ち上げて、「びーぐる」は例年通り4冊を刊行、春には「別冊・詩の発見」も例年通り刊行しました。そこで、今年の予定、というか抱負です。まず、懸案のボードレール『小散文詩 パリの憂愁』の全訳と解説の単行本化。次に、福永武彦論の完成と刊行。「びーぐる」「カルテット」「別冊・詩の発見」は例年通り。「びーぐる」と「カルテット」では『パリの憂愁』の後の新連載を考えています。ほかは、まあ、行き当たりばったりというか、依頼があれば答えて行きます。詩集ツイートもこれまで通り。だいたいそんなところで無理のない予定といえるでしょうか。
深夜ワインはスペインはナバラの赤。音楽はウィンナ・ワルツをアーノンクールの指揮で。正月三が日も終わって、そろそろ2017年始動します。早速おもしろそうな詩集が届いています。そんな年の始めの羽曳野詩人。

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2017年1月 3日 (火)

美具久留御魂神社のちのんびりのちアモーレ

昼頃から雑煮を食べながら駅伝をテレビで見る、というのもこの数年の1月2日のルーティーンです。その後、午後おそく息子の車で近くの美具久留御魂神社に初詣に行きました。ここもかなり人が多く出ています。正月だからでしょうか、普段は見られない本殿一番奥まで行きました。かなり階段を登りますが(数えたら85段)ちょうどいい運動になります。本殿の奥は神体山という小山があって、これが御神体。主神は大国主命で、創建は崇神天皇の時代というから、大変な歴史の神社です。別名下水分神社とも。水神さんですね。鳥居の真ん中に二上山が見えます。ちょうど真東、つまり飛鳥の方を向いています。
帰宅後は晩ご飯のあと、テレビを見たりメールの返信を書いたりしているうちに深夜です。のんびりした正月休み。あと2,3日はこの調子でいいかなと。
深夜ワインはイタリアのアモーレという名の赤。音楽は正月らしくウィンナ・ワルツを聞いています。クレメンス・クラウスの古い録音ですが。さすがにウィーンサウンド。心地よいワルツが響き渡っています。そんな深夜の羽曳野丘陵。

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2017年1月 2日 (月)

年賀状 雑煮クエ鍋 ワルツだよ

昼起きる→年賀状に目を通す→お雑煮を頂く→年賀状のお返事を書く→初詣で→夜は鍋→テレビでニューイヤーコンサート。何年も変わらぬ元日の過ごし方です。まったく定型。(以上昨年のコピペ)初詣は藤井寺の葛井寺へ。みなさんフォーク並びで参拝の順を待っています。あれ。いつからこういう習慣になったのだろう。参拝を終えて近くの辛国神社に行ったら、ここでもフォーク並び。ふうん。事故防止のためでしょうか。
夜は家族3人に妙齢のお嬢さんが加わって4人でクエ鍋。美味でした。あれこれ話しがはずんで。お酒も少しいただいて。食後のコーヒーとデザートもいただいて。10時頃におひらき(って変ですが、息子は同じマンションの別室に住んでいるので)。たのしい元旦を今年も過ごすことができました。ありがたいことです。
昨年はその後、詩書き初めをしたのでした。でも、それは年末に書くべきものを越年したわけで、今年の方がエライ(と自画自賛)。ニューイヤーコンサートについては幾分つっこみどころがあるのですが、それは留保。
深夜ワインは昨夜から越年の「赤い雄鶏」。音楽はやはりバッハのリュート曲集。おだやかな年始です。

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2017年1月 1日 (日)

おだやかな大晦日に自著全員集合

大晦日はコーヒー豆を買いにスーパーに行っただけで、あとはのんびり過ごしました。天気も良く、古墳公園から二上山がよく見えていました。ふと思い立って、これまでの自著を本棚に集合させてみました。全部で28冊。このうち単著は15冊です。あらためて並べてみると、これまでの軌跡のようなものが見えてきて自分でもおもしろい。最新刊の『詩の翼』を真ん中においていみました。これが380ページで著書としては最大のページ数です。それにしては隣の『詩と詩論二〇一〇ー二〇一五』より厚く見えないのは、薄い紙を使っているからですね。
夜は家人と二人ですき焼きから年越しそばという定番です。今年も無事に年を越すことができました。ありがたいことです。
深夜ワインは酉年にちなんでフランスの「赤い雄鶏」という赤。音楽はスペインのギター音楽を聞いています。そんな2017年初の深夜日記です。

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