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2017年9月10日 (日)

未知の道のち詩集3冊

今の住まいに引っ越して6年以上が経ちました。いつもの散歩道とはちがうところを散策したくなって、プチ彷徨。まず森のテニスコートのところから住宅街の間を通って、初めて歩く溜池周辺を歩いていたら「竹内街道」の表示がありました。日本最古の街道です。白鳥陵のあたりも竹内街道ですが、ここに続いていたのか、と納得。車も通れない細道を抜けて少し歩いたら古墳が見えました。位置としては仁賢天皇陵のあたりだが、と思って近づいたら、やはり仁賢天皇陵でした。第24代とされる天皇です。5世紀後半頃。あと百年も経てば聖徳太子の時代になるのですから、それほど古いわけではありません。もっともこの時代は謎が多くて分からないのですが。先般訪れた忍海の「飯豊天皇」陵との関係も気になるところ。しばらく竹内街道沿いに歩いたら見慣れた風景の場所。いつも行くスーパーの近くです。ついでに買い物をして帰宅。このあたりは「はびき山」と呼ばれる丘陵地なので、起伏が多く道が入り組んでいるので、未知との遭遇があって楽しい散歩道です。
この日は詩集を3冊読みました。以下はツイッタより。

玉井洋子『霾る』(澪標)「つちふる」と読む。風が土砂を吹き上げること。タイトルのわりに内容は一見穏やかだが、どこか不穏な気配を漂わせている。時に朗らかに時に磊落にイメージを描き分けているが、どの作品にも一箇所乃至数カ所に不吉さが秘められていて、モダニズム風スタイルと調和している。

黒木アン『ウィル』(虹色社)著者第一詩集は65篇の大冊で、うち8篇に点字シートが重ねられているユニークな造本。端正なリズムと明確なイメージが際立つが、皮膚感覚の表現に特徴があるのは点字との関連があるのかも。地域色も豊かで生活に根を下ろした着実な作品群。「意志」を感じさせる詩集だ。

吉田広行『記憶する生×九千の日と夜』(七月堂)12章から成る行分けの黙示録的連作詩と批評的長編散文詩の2部構成。前者は死後の生とも呼ぶべき現代社会への警鐘をどこかノスタルジックな響きで表現し、後者は現代詩や映画を引用し敷衍することで「バブル崩壊以後」の文明社会を直視する試みだ。
(引用ここまで)

夏の宿題の詩集は残すところ6冊。なんとか終われそうです。深夜ワインはボルドーの「ボル・ドール」。もちろん「ボルドー」にかけているのでしょうが、意味としては「黄金の岸」。なんだかゴージャスですね。ただのテーブルワインですが。音楽は、過ぎゆく夏を惜しんでナラ・レオンのボサノバを聴いています。そんな初秋の羽曳野詩民です。

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