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2018年12月

2018年12月31日 (月)

詩集読み納めのち詩作

夕方少しだけ買い物と散歩に出た以外は、やはり部屋にこもって詩集を読んでいました。その間に掃除はルンバにおまかせ。この日は3冊読みました。以下はツイッタより。

藤井晴美『量子車両』(七月堂)このところ詩を量産している著者の(もう何冊目だろうか)新作18篇。1行のみの短詩から30頁にわたる長編詩まで、様々なスタイルの集合体だが、基本線はユーモアとアイロニーだろう。不条理だがそれなりの論理は通っている独自の世界だ。言葉の炸裂は半端ではない。

深沢レナ『失われたものたちの国で』(書肆侃侃房)1990年生れの著者による第2作。行分けと散文の作品が計17篇収められているが、特に、悪夢的描写に特徴のある散文詩が面白い。幻想的ショート・ショートとして読むこともでき、独自の世界観を描いている。行分け詩は端正なリズムを伴っている。

根本正午『仮象の塔または九つにわかれたあのひとの遺骸をさがす旅』(書肆山田)1975年生れの著者による第1詩集81篇。9篇ずつ9章から成り、句読点を省いた散文詩が1頁に1篇、すべて矩形にかたどられている。父性の不在あるいは喪失がテーマと思われるが、イメージは四方に自在に展開する。
(引用ここまで)

これで年内の詩集爆読は終了です(たぶん)。7月からの半年分を整理して「カルテット」第6号に掲載します。さきほど、同人たちにメール送付しました。
夜は詩作を思索して試作。いちおうできましたが、まだまだですね。しばらく推敲します。あとは、小池昌代さんの新著『影を歩く』を読み終えました。とてもおもしろい。掌編小説集ですが、全4章の巻頭に行分け詩があって、掌編を散文詩のように読むこともできます。これについてもいずれ何か書きたいところ。
大阪文学学校の機関誌「樹林」12月号に掲載した、細見和之『「投壜通信」の詩人たち』への書評をHPにアップしました。こちらです。
深夜ワインは南仏の赤。音楽はバッハの「平均律」をギーゼキングのピアノで。おだやかな年の瀬です。

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2018年12月30日 (日)

詩集の一日

この日は詩集を読む日、と決めて、一日中自室で読んでいました。計6冊。どうやらこのあたりが限界です。以下はツイッタより。

小縞山いう『リリ毛』(思潮社)第一詩集25篇。全体に揺らぎと滲みと動きに特徴のある作品群。「夜る」「馬ま」といった独自の送り仮名や、サイズの異なる文字を1行ずつ連ねた2行詩節といった、構成上表記上の不統一を意図的に用いることで独自の旋律を奏でているかのようだ。声で聴いてみたい。

尾久守侑『ASAPさみしくないよ』(思潮社)1989年生まれの詩人による第2詩集17篇。ASAPとはas soon as possible のことで、英文のメール等に用いられる略語。表題作は書簡スタイルの散文詩で瑞々しい青春の情感(とはいえ現代風に屈折した)が漲っている。話し言葉を多用した新鮮な抒情詩群だ。

夏野雨『明け方の狙撃手』(思潮社)第一詩集21篇。行分け詩、散文詩、亜散文詩を使い分けるが、いずれも平明な言葉で清新な世界観を表明した作品だ。特に語り口調(話し言葉)に見られる柔らかさと鋭さの共存は、長田弘を思わせる靭やかさに結びついている。寓話的要素も含めて先の楽しみな新人だ。

植村勝明『ささやかなコギト』(土曜美術社出版販売)1934年生れの詩人による第13詩集47篇。タイトル通り短めの「ささやかな」作品群だが、各詩篇の主題は古今東西の歴史上の大人物だったり大事件だったりと壮大なもの。大きなテーマを小さなかたちで、語り口で描き出すという特異なスタイル。

洲浜昌三『春の残像』(コールサック社)1940年生まれ島根県石見の詩人による40年ぶりの第4詩集44篇。章ごとに、学生時代、幼少期、壮年期と、モチーフが変わるが、表題通り青春の残像を描く作品群が瑞々しい郷愁に満ちていて魅力的。石見銀山の繁栄と荒涼のコントラストも鮮やかに描かれる。

 

高岡修『原始の人』(シャプラン)1948年生れの詩人による第18詩集21篇。原始の人と化した詩人の視線が捉えた現代都市の喧騒と荒廃を、端正かつ鋭角的な詩行の連なりに封印していくかのような展開が、ベテラン詩人の自恃と矜持を確実に示しているかのような趣の作品群。原始の人の憂鬱は深い。

(引用ここまで)

これで机上の未読詩集は残り4冊になりました。どうやら年内読了できそうです。「びーぐる」は校正ゲラがこの日も多数戻ってきました。投函した年賀状も何枚か戻っていますが。「カルテット」の準備も少しずつしています。問題は自作の詩。これがいつできるかによって刊行日も変わってきます。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽は、昼間からずっとベートーヴェンの弦楽四重奏を聴いています。今はラズモフスキーの第2番。アルバン・ベルク四重奏団です。冷え込みが厳しいようですが、ずっと部屋にこもっていたので、あまり実感がありません。そんな年末の羽曳野丘陵です。

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2018年12月29日 (土)

対論完成のち詩集2冊

「びーぐる」の対論の圧縮版が細見さんから届いて(前日に届いていましたが時間がなかったので)ようやく確認。今回も7頁きっかりに収まりました。もう10年以上一緒にしていますから慣れたものです。お互いの信頼関係がポイントです。今回は金時鐘さんの詩集『背中の地図』。これはもう細見さんの得意領域なので、安心して話せました。少々遅れていた原稿も届いて、校正ゲラも次々と戻っています。次は編集較正作業。あとは詩を1篇。詩集8冊。
先日投函した年賀状が2通もどってきました。どちらも転居先不明。これは珍しいことではないのですが、郵便局の対応に感心。一つは通常どおりスタンプが押されていて、これはもう始めから書き直すしかない。ところが、もう一通はシールが貼られています。きれいにはがせたので、一部を書き直せばそのまま利用できます。局によって対応が異なるのですね。名古屋市守山郵便局えらい。
この日は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

オノツバサ『オキシトシンスイミング』(七月堂)横書きの詩篇34篇。いずれも短めの散文詩だが、通常の行分け詩以上の凝縮度でイメージの強度を感じさせる。各作品タイトルの位置も個性的で(通常のフッターの位置)詩集構造へのこだわりを表している。時に明快な詩論詩もあって、飽きさせない作品。

カニエ・ナハ『なりたての寡婦』(私家版)中原中也賞詩人による小詩集は右頁が短詩(短歌?)1〜4篇、左頁が散文詩。散文詩には複数作品に同一イメージ同一フレーズが表れ、音楽のフーガ形式のような構成だ。2部構成だが、第2部は章題だけで本文がなく、しかもその章題が詩集表題。寡黙と饒舌だ。
(引用ここまで)

我が家ではひさしぶりにコタツを出しました(何年ぶりだろう)。すっかり椅子の生活になじんだので、それに和室が手狭なので、この数年コタツは出さなかったのですが、リビングのソファの前に出せばいいということで。出してみたところ、見栄えも悪くありません。エアコンにアラジンにコタツ。これでこの冬の防寒は完璧。かいてきです。
深夜ワインはスペインの赤、かな。音楽はシューベルトの四重奏曲、かな。どちらもうろ覚え。そういう夜もあります。深夜ワインは睡眠誘導剤です。寝る前の負担がいちばん軽いのです。あとは芋焼酎。そんな年の瀬の深夜です。

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2018年12月28日 (金)

四元康祐vs笑福亭智丸(疋田龍乃介)

前日から読んでいる小説を読み続け、夕方、時間切れになったので、その本をカバンに入れて外出。バス、電車を計5つ乗り継いで(その間に残りをほぼ読み終えて)神戸市灘駅に到着は6時半。駅から徒歩3分のところにある古本屋さんで四元康祐さんの新刊『前立腺 歌日記』(ぎりぎりまで読んでいたのはこの本)の刊行記念イベントがありました。対談の相手は若手落語家にして詩人の笑福亭智丸(疋田龍乃介)。四元さんはミュンヘンから一時帰国中。新作は詩人の私小説的作品ですが、随所に詩や歌が挿入されていて、いわば歌物語といった趣。疋田さんの方は、詩と落語で同時生成的に活躍する若手のホープです。個人的にいうと、四元さんとは「びーぐる」の編集同人仲間でもう15年ほどのお付き合い。疋田くんは大学でのゼミ生なので、10年ほどのお付き合いです。共に複数の世界を往還する表現者ということで、共通点もあり、また相違点も際立って、なかなか面白い対話でした。終わりの方、さすがにハードスケジュールでお疲れ気味の四元さんのために、お節介かと気にしつつ、質疑応答の司会役を買って出ました。終了は9時過ぎ。あまり遅くなると帰れなくなるので、そのままお二人にご挨拶して帰りました。帰宅は11時過ぎ。
帰宅したら、「びーぐる」42号の校正ゲラが多数届いていました。これは翌日に確認します。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。今年も残り少なくなりました。さきほど、「カルテット」同人の一人から作品が届きました。こちらも書かないと。その前に詩集を10冊ほど読まないといけません。師走です。

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2018年12月27日 (木)

一日読書、詩集は一冊

一日中リビングにこもって、LPレコードを聞きながら読書していました。ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、バッハ、モーツァルト。読書は小説。というか詩人小説です。まだ途中ですが、とてもおもしろい。詩集は一冊だけ読了。以下はツイッタより。

黒田夜雨『もう死ねない朝が来る』(七月堂)第1詩集21篇。様々なキャラクターになり切った作品と生身の肉声による作品との混合体。現代を生きにくく感じつつ出口を模索する若さゆえのカオスが主要テーマか。一見アナーキーで雑駁に見えるところもあるが揺れの中心には意外と強かな芯が感じられる。
(引用ここまで)

今日(木曜)は夕方、神戸まで出かけます。灘の古本屋さんでのイベントに参加。ちょっと遅い時間なので、帰りは要注意。この時期、駅前からのバスの最終便が行ってしまうとタクシーになかなか乗れないことがあります。忘年会シーズンだし。早めに帰ることにします。
深夜ワインはイタリアはピエモンテの赤。音楽はスカルラッティのチェンバロ曲。イタリアンな師走の深夜です。

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2018年12月26日 (水)

詩集五冊と追加業務

年内の業務をすべて終わったし。喫緊の締切原稿もないし。と思って、少し落ち着いて詩集を読んでいました。この日は5冊。以下はツイッタより。

松尾真由美『雫たちのパヴァーヌ』(アジア文化社)第10詩集90篇。森美千代のモノクロ写真とのコラボ。まさに静物写真のように、一瞬の静止画像を連ねていくスタイルだが、それらの連鎖の中に動態表現が潜み、静かな鳴動を響かせている。耽美派風の造形で美への憧憬が目立つが強かな詩想でもある。

森雄治『蒼い陰画』(ふらんす堂)31歳で病没した著者が17〜20歳時に書いた行分けと散文による計42篇。色彩的な影像が頻出し観念を総動員して書かれたイマジズム風の作品群。行分け詩は宮澤賢治の心象スケッチを思わせるし、散文詩はランボーを思わせるが、純粋志向に才能の閃きが感じられる。

安水稔和『地名抄』(編集工房ノア)神戸のベテラン詩人第24詩集100篇。表題通り、日本各地の地名から想起される心象および叙景を短めの行脚で書き綴った、俳句的抒情詩群。特にアイヌ語起源の地名はイメージを際立たせる要素に満ち、一見ありふれた情景が独自の幻想性を帯びて立ち上がってくる。

沢村俊輔『あまのしずく』(モノクローム・プロジェクト)二十四節気を主題とする24篇を中心に編まれた30篇。季節ごとの叙景や情景に記憶や郷愁が重なることで、現代人のうちになお潜む自然との共生感や交感といった心情を微妙に描き出している。現代的かつ伝統的な抒情詩群と見ればいいだろうか。

北畑光男『合歓の花』(思潮社)1946年生まれの詩人による第9詩集21篇。植物や小動物に注ぐ視線は繊細かつ大胆なイメージを構成し、日常の隅に潜む詩を穏やかに掬い取っている。時に社会批判の視点も見られるが決して声高な主張にはならず、静謐で深遠な賢者の眼差しといった趣だ。硬質の抒情。
(引用ここまで)

夜になって、締切を過ぎた業務書類を一つ思い出しました。これはいけない。大学はまだ全面休暇には入っていないので、今すぐすればまだ間に合います。というわけで、ただちに終了。マンション前のポストに投函しました。これでよし。もう本当に年内業務はないはず。
深夜ワインはめずらしくオーストラリアの赤。意外といけます。音楽はバッハのヴァイオリン・ソナタ。生後9ヶ月半の孫の立ち姿に見惚れている羽曳野の祖父です。

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2018年12月25日 (火)

文字起こし編集作業二つ、合間にクリスマス・ディナー

前日の疲れでしょうか、昼過ぎまで眠っていました。遅い朝食と遅い昼食をとってから、さてこの日は何をして過ごそうと考えていたところに、先日収録した対論の文字起こしデータが届きました。早速編集作業。いつものように小見出しをつけながら文章を整えて、2時間ほどで終了。細見さんに送稿しました。今回は金時鐘詩集『背中の地図』。手強い詩集ですが、金時鐘研究者でもある細見さんのリードに助けられてなんとか無事に終了しました。
午後6時頃からクリスマス・ディナーの準備。若鶏の丸焼きは小さいのが一つしか残っていなかったので、妻が生の骨付きモモ肉を2本購入してきました。これをローストチキンにします。実は初めて。ネットでレシピを調べてから開始。ちょっとタレを多くし過ぎましたが、まずまず成功。あとは、鶏胸肉の粕汁白味噌仕立て。これはもう慣れています。ほかに、妻が付け野菜を用意して、クリスマス・ディナー完成です。息子夫婦を呼んで4人で会食。結果的に、二種類の鶏肉がそろったので、これが好評でした。クリスマスケーキもしっかりいただきました。
夜遅く、先日の小野十三郎賞インタビューの加筆訂正版が吉田義昭さんから届きました。確認の上、大丈夫と判断したので、『樹林』編集担当者に送稿。これで終了です。
深夜ワインはフランスはカオールの赤。音楽はケルトのクリスマス曲を聴いています。ハープの素朴な響きが美しい。そんなふうにクリスマスの夜は更けていきます。娘夫婦のところの赤ちゃんも初めてのクリスマスを元気に過ごしたようです。うれしい。

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2018年12月24日 (月)

ボードレール研究会のち懇親会のち二次会

午後2時半に、大阪梅田茶屋町の神戸大学サテライトキャンパスに、21名が集まって、ボードレール研究会でした。もう21年続いています。初期の頃からのメンバーと途中からの、そして最近の若いメンバーが集合。今回は、ボードレール『小散文詩 パリの憂愁』の拙訳刊行を記念して、というこで2時間ほどお話しました。司会は発足当初からの相棒と呼ぶべき北村卓さん(大阪大学)、幹事役は若手の廣田大地さん(神戸大学)。40年におよぶ私的研究歴を話した後、新訳と解説についてあれこれポイント整理。今回は、東京、富山、宮崎、名古屋など、各地から集っていただいて、たのしく終了。
終了後は、近くの店で懇親会を十数名で。特に若い研究者からの質問が多くて、あまり落ち着いて飲食できませんでしたが、楽しい一夜でした。その後、旧知の人たち6人で二次会はバーでシャンパンなどを飲みながら。かなり踏み込んだ議論などもあって白熱。いいものですね、ひさしぶりの研究仲間との会話。帰宅は11時。疲れましたが、たのしくうれしい一夜でした。
さすがにこの時間から復活は無理なので、少し休んでからシャワーを浴びて、あとはいつも通り深夜ワインはどこかの赤。音楽はラモーのクラヴサン。一日中フレンチな日でした。
さて。今年も残りわずかですが、クリスマスから大晦日、そして新年というコースは無事に貫徹できそうです。あと、詩1篇を書くことと、詩集を十数冊読むこと。これで無事に年末にたどり着けるはず。はず。はず。そんな師走の羽曳野祖父詩人です。

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2018年12月23日 (日)

年賀状投函のち研究会準備のち詩集3冊

前日のプリンタのトラブルですが。プリンタドライバーをインストールし直して、設定を調整したら動くようになりました。早速年賀状の宛名印刷。夕方までに終わって、マンション前のポストに投函。昨年より一日早い新記録です。今年は233通。その間に、関西詩人協会の会報は校了。印刷所に入稿しました。「びーぐる」は編集アシスタントが校正ゲラを発送。どちらも予定通りです。
続いて、翌日にひかえたボードレール研究会の準備。いちおう発表タイトルは「ボードレールと対位法の詩学」となっていますが、要するに拙訳書『小散文詩 パリの憂愁』についての話です。若い研究者も増えているので、これまでの研究歴のことなども含めて、少しは役に立ちそうな話ができればいいなと。その準備として、これまでの私的研究歴をA4判1枚にまとめました。関係書籍を数冊持って行きます。2時間半ほど。体力がもつかどうかですが、普段の授業では1日2コマ(3時間)ぐらい普通にしていますから、大丈夫でしょう。
夜は詩集を3冊読みました。以下はツイッタより。
 

里中智沙『花を』(ミッドナイト・プレス)第4詩集。比較的長い作品中心の16篇。古典や神話や昔話の主人公になりきっての一人称の語りは、あたかも能のように、死の側から聞こえて来るかのようだ。時に現代社会批判を含む語り口は、冷静沈着なようで実は苦い現実認識に基づいているように読まれる。

高田昭子『胴吹き桜』(思潮社)第4詩集27篇。2歳で満州から引き揚げてきた著者の、家族や親戚から聞いた体験を中心に、戦中戦後の辛い幼年期を振り返った自伝的作品群。静かで穏やかな語り口の中に、家族への思いや平和への祈りが深く刻み込まれている。後半の抒情詩も静謐な雰囲気を纏っている。

こたきこなみ『そして溶暗』(思潮社)1936年生まれの著者第7詩集20篇。亡き父母への挽歌と巣立っていった子供たちへのはなむけを中心に、家族の微妙な心理の綾を丁寧に掬い取った作品群。戦中戦後の動乱を切り抜けた逞しい母への追慕は特に深く、全体の中心軸を成している。晩年の姿もまた。
(引用ここまで)

深夜ワインは南仏コルビエールの赤(残りわずか)。音楽はクープランのクラヴサン曲集。冬至が過ぎましたね。これから少しずつ昼間が長くなります。孫の生長著しく、会いに行きたくてたまらない羽曳野の祖父詩人です。

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2018年12月22日 (土)

パソコンあれこれトラブルにもめげず詩完成

注文してあった年賀状が届いたので、早速印刷にかかりました。すでに図案は決めてあったので、まとめて300枚をさくさく(でも2時間ぐらいかかって)印刷。その間に、なぜかネットがつながらなくなったので、再起動したり電源を入れ直したりしているうちにつながりました。一つクリア。ところが、次はプリンタ。宛名印刷をしようとしたところ、急に「接続していません」状態になりました。あれこれ試みましたが、いくら試みてもだめ。こまった。
こまってばかりもいられないので、気にしつつも、締切が近づいているウェブ上の研究者サイトの更新をしようとしたところ、今度はこちらがつながらなくて、新しいパスワードを申し込むサイトにメールアドレスを書き込んだところ、「存在し得ないアドレスです」だって。質問のフォームに書き込んで送付しましたが、しばらく時間がかかるとのこと。まったく。
まったくとばかり言ってもいられないので、その合間にも先日推敲を始めた詩作品のさらなる推敲。引用箇所はフランス語から自分で翻訳して詩の一部らしくするなど、あれこれ推敲。あわせて、近況エッセイも書きました。こちらはもう大丈夫と判断。印刷はできないのですが、メール送稿はできます。編集担当者に送って終了。一つ終わりました。プリンタの対応は翌日にまわして、この日はここまで。なんだか年末になるとゆえもなくばたばたすることが多いような気がします。なぜでしょうね。
ともあれ気を取り直して(詩もできたし)深夜ワインはフランスはコルビエールの赤。音楽はビル・エヴァンス。ひとまずおだやかな冬至の深夜の羽曳野丘陵。

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2018年12月21日 (金)

詩作に苦悩の日

雨模様の中、買い物に2時間ほど出ましたが、あとは自室でデスクワーク。「びーぐる」の編集後記を書いたり、編集したり。関西詩人協会会報の編集したり。いずれも短時間で終わる作業なので、あとは詩のことを考えていました。この日がいちおうの締切。何も浮かばないので、次の詩集の編集作業をしたり、旧作を読み直したり。やはり何も浮かびません。次の詩集のためにもあと1篇ほしいところ。全体はだいたい決まっているので、新作を入れる位置もほぼ確定しています。その位置にふさわしい作品を書きたいのですが。
夜遅くなって、かなり以前に書いたまま発表せずに放置していた詩稿を取り出して推敲してみました。もしかしたら使えるかも。まだわかりません。しばらく締切はのばしてもらって、推敲を遂行します。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はビル・エヴァンス。これから本格的に寝酒に入りますが、ひょっとしたらたまにはミューズが訪れてくれるかもしれません。だめかな。そんな冬休み4日めでした。
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2018年12月20日 (木)

卒業制作チェックのち原稿原稿原稿

冬休み三日目は、まず通信教育部の卒業制作の下書きのチェックを一つ。80枚ほどの詩人小説です。なかなかおもしろい。気になるところに赤を入れてコメントをつけて返送。
続いて、「びーぐる」の新連載原稿にかかりました。夜遅くまでかかってかなり集中。3つ、というか3つで1回分ですが、書き終えました。5年ほど連載を続ける予定で、まずは序と70分の2。2年間の準備期間を経てついに始まりました。
今夜はほかに話題もないので、「びーぐる」42号の宣伝も兼ねて、この連載の企画のことを書きます。テーマは「谷川俊太郎全《詩集》を読む」。以前発表した「谷川俊太郎全詩集カタログ」はこの連載のためのウォーミングアップでした。昨年度から大学の講読演習でも「谷川俊太郎全詩集を読む」と称して授業で取り上げています。テキストは岩波文庫版「谷川俊太郎自選詩集」を用いていますが、もちろんそれだけでは不十分なので、その都度、補充テキストをプリントで配布しています。ですから、引用作品のデータ入力はほぼ終えています。
連載は、毎回2冊から4冊の詩集をほぼ刊行順に論じていきます。1冊につき3段組み1ページずつ。そう、ほぼ書評と同じスタイルですね。できるだけ新鮮な視点から、あたかも新刊詩集へのレビューのように書いていくつもり。だいたい1ページが原稿用紙4枚分ほどになるので、全70冊を取り上げたら280枚ほどになります。これだけでも単行本1冊分になりますが、これに、随時書いてきた(これからも書くであろう)谷川論を合わせて、5年後に一冊にまとめるつもりです。あるいは別立てで2冊になるかもしれません。
始めから5年計画で単行本を作成していくのは初の試み。5年後にはちょうど勤務している大学も定年退職を迎えますから、ちょうどいいですね。自らの退職記念出版といきましょう。もちろんその間にほかのものも書きますから、別の単行本の予定もあるのですが、それと並行して、3ヶ月に1度ずつの締切があるのはちょうど良いペースだと思います。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はジュリアン・ブリームのギター。集中の必要な原稿をひとまず書き終えて一安心の師走詩人です。

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2018年12月19日 (水)

一日中文字起こし編集作業

前日の対論ではありません。一ヶ月前の小野十三郎賞受賞者インタビューの文字起こし原稿です。3段組み12ページほど。かなりあります。小見出しをつけながら整理整頓。かなり無駄なことも話していますし、話し言葉特有の繰り返しや倒置も多いので、文章の調整だけでもかなり神経を使います。それに、引用箇所の確認や前後の整合性など、チェック項目はたくさん。対論の場合は相棒がいつも慣れた相手なので比較的スムーズに進むのですが、いつもそういうわけには行きません。でも、受賞者の吉田義昭さんがとてもフレンドリーに答えてくれているので、楽しい一面もあります。あらためて吉田さんと親しく話している気分になれました。昼間いちおうめどがついて、晩ごはん休み。
夜は、さらに調整と推敲。さきほどようやく終わりました。吉田さんにメール送稿。返信を待って最後の調整を行います。こうして冬休み二日目が過ぎました。
今年の冬休みは、一日に一つの原稿を目標にしています。連載原稿3つ、詩2つ、書評2つ、文字起こし編集2つ。エッセイ1つ。これで10日分ですね。あとは「関西詩人協会会報」と「びーぐる」の編集作業。どうやらそのあたりで年越しになりそう。あとは、机上に積み上がっている新刊詩集20冊を読むこと。冬休みなので仕事(詩事)がはかどります。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はアルベニスのギター曲。静かにふける冬の丘陵です。

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2018年12月18日 (火)

料理のち対論のち誕生会

かなり疲れがたまっているようで、起床したら1時半でした。さすがにびっくり。でも、よく寝たおかげでかなりスッキリしたようです。遅い朝食と遅い昼食をとったらもう3時。対論で取り上げる詩集を読んでいるうちに4時半です。
4時半頃から料理にかかりました。メニューは魚介類のブイヤベース風スープとローストビーフ。サラダは妻が用意します。まず玉ねぎ、キノコ、アサリを炒めてペペロンチーノソースを投入。フライパンから鍋に移して水とホールトマトで煮込む間に、次はローストビーフ。前日に購入したラムシンです。全体をこんがり焼いた後しばらく蓋をして弱火で加熱。その間にスープの味を整えて、ワインを加えて、トマトジュースを投入。焼き終わった牛肉はアルミホイールと布巾で包んでそのまま放置。どちらも5時半までに終了しました。そこにタイミングよく細見さん来訪。
細見さんとの対論は今回、金時鐘さんの詩集『背中の地図』をめぐってあれこれ68分。無事終了しました。後で音声データを聴いたら大丈夫、ちゃんと録れています。これを文字起こしの上、編集して仕上げていきます。
対論の後は息子夫婦が加わって5人でディナー。息子の一日遅れの誕生パーティーです。昨年も細見さんに付き合ってもらったのでした。ちょうどそういうタイミングなのですね。楽しく会食して細見さんは先にお帰りになりました。息子夫婦とはその後あれこれ歓談して10時頃におひらき。みなさん料理は気に入ってくださったようで、全員完食。これまで作成したローストビーフの中でも今回は出色だったと思います。やはりラムシンがいいのでしょうね。満足。
深夜ワインは南仏の赤。音楽はビル・エヴァンスとジム・ホールのデュオ。ひとまず「びーぐる」の原稿が一つ片付きそうで一安心の羽曳野詩人です。

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2018年12月17日 (月)

スクーリングのち買い物のち詩集精読

通信教育部のスクーリングのためタクシー出勤。卒業制作の個人指導を3人行いました。3限から5限までですが、話が尽きたので早めに終了。もうとっぷりと暮れていました。雨模様の中、新築の校舎が幻想的でした。帰りは最寄り駅を乗り越して藤井寺の精肉店へ。このところリピーターです。この日はローストビーフ用の肉を800グラム。普通のモモ肉ではなく、ラムシンだそうです。店主に教えてもらいました。よく焼肉店などでユッケとして供されてきたもの。きれいな赤身で、生に近い状態でも大丈夫とのこと。超レアでいけるということですね。調理するのがたのしみ。翌日用です。
晩ごはんは牡蠣と豚と秋鮭の鍋物。牡蠣が美味しい季節です。うれしい。食後はしばらくテレビなど見ながらうたた寝。かなり疲れています。メールの返信などをして、遅い時間から詩集を読んでいました。再読三読です。翌日に予定している「びーぐる」の対論の準備。かなり手強い詩集ですから、もう少し入念に準備する必要があります。対論は午後6時からなので、昼間、じっくり読むことにします。夕方5時頃から調理にかかればちょうどいいかなと。
ともあれ、これで冬休み。今年は例年より少々早いような気がします。しばらく大学には行く必要がないので、家でせっせと原稿の仕事。まずは対論ですが、その後、「びーぐる」の新連載。詩を二つ。あとは年賀状かな。それで無事に年を越せるはず。はず、です。はず。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。定番は落ち着きます。そういえば定番の写真が届かない一日でした。まあ元気にやっているのでしょう。そんな羽曳野の祖父は(疲れ気味だけど)元気です。

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2018年12月16日 (日)

詩の講座のち忘年会

大阪文学学校での詩の連続講座は午後3時から2時間。ですが、今回提出作品は17篇。あらかじめ3時間の予定を立てて、一人あたり10分の検討で始めました。ほぼ6時きっかりで終了。今回も良い作品、おもしろい作品に出会えて嬉しかった。みなさんなごやかな雰囲気の中で終えることができました。
終了後は、打ち上げという名の忘年会を12人で。あれこれ話もはずんで、中華料理を食べながらお酒もそこそこいただきました。次回は1月です。阿倍野でコーヒーを飲んで一休みしてから帰宅は10時頃。
今日(日曜)は年内最後の授業があります。大学通信教育部のスクーリングは卒業制作ゼミ。これが終わるとどうやら冬休み。原稿の仕事などはあれこれありますが、ちょっと落ち着けるかなと。
深夜ワインは南アフリカの赤。音楽はビル・エヴァンス。孫の写真がますますかわいい。動画も送られてきます。便利な時代ですね。はいはいし始めたと思ったら、動く動く動く。這ったり寝たり座ったり。親も大変でしょうね。でもたのしそう。そんな深夜の羽曳野の祖父です。

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2018年12月15日 (土)

投稿欄評のち詩の講座準備のち読書

自宅研修日の金曜は「びーぐる」投稿欄の選評を書いていました。今回は入選4篇に佳作4篇。なかなかおもしろい作品がそろいました。夕方までかかって完成。もうひとりの選者の選評も加えて担当者に送稿。ひとつ終わりました。
夜は、翌日に行う文学学校の詩の連続講座今季第一回の準備をしました。今回の提出は15篇。まずまずですね。こちらもおもしろい作品がそろっています。「樹林」誌への推薦も決めないといけないので、いつも以上に慎重に読みました。土曜日午後3時より。
夜遅く、次の連載のための読書というか調べ物をしました。ほぼ概要はできているので、執筆前の確認というかウォーミングアップのようなものです。ただし、土曜は詩の講座で日曜は大学のスクーリング、さらに月曜は細見さんとの対論収録の日なので、執筆にかかるのは火曜以後になりそうです。ま、それでも間に合うことはわかっているのですが。その後は詩をふたつ書かないと都市を、じゃなくて歳を、じゃなくて年を越せません。これもたぶん大丈夫。慣れています。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はイタリア・ルネッサンス期のリュート音楽。みやびな中にも素朴なエネルギーがあってたのしい。そんな初冬の羽曳野丘陵です。

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2018年12月14日 (金)

会議のち授業二つのちクリスマス会のち会報

昼休みの会議のためタクシー出勤。余裕で間に合いました。1時半頃に終了して遅めの昼ごはん。この日はめずらしくカツ丼(ごはん少なめ)。しばらく事務作業などをして3時から演習を二つ。これで年内の平常授業はすべて終了です。
終了後は1、2年生のクリスマス会に少しだけ参加。学生たち楽しそうにやっていました。これなら大丈夫。帰宅は8時頃。普段より遅めの晩ごはんを食べてしばらく休憩。牡蠣鍋が美味しい季節になってうれしい。
夜は関西詩人協会の会報の作成。ほぼできていた校正ゲラを20部印刷して、封筒と送り状を印刷して、さきほど投函してきました。一つ終了。
今日(金曜)は自宅研修日なので、たまっている原稿の仕事を一つだけ仕上げるつもり。まずは「びーぐる」の投稿欄でしょうね。それと、土曜日の文学学校詩の講座の準備。今回は今のところ15点の提出があります。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はショパンのノクターンをひさしぶりにアシュケナージのピアノで。今夜の孫写真は爆食いと初立ち姿です。つかまり立ちですが、とにかく自力で立ちました。成長いちじるしい姿にほれぼれしている羽曳野の祖父です。

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2018年12月13日 (木)

水曜授業も年内終了、解禁、じゃなくて皆勤。

火曜授業に続き水曜授業も年内終了しました。谷川俊太郎全詩集講読は3冊を読んで解説。残り3冊で計70冊クリアとなります。年明けに授業が2回ありますから、どうやら全部できそうです。授業の後は少々調べ物をしてから帰宅。
夜は関西詩人協会の会報作成やその業務連絡、「びーぐる」の編集などを少々。あとは読書しているうちに深夜です。こういう日は書くことがなくて困ります。ならば書かなければいいようなものですが、つい習慣で。。。
備忘録として今後の予定を書いておきます。通常授業は今日(木曜)で終わりますが、土曜は文学学校の講座、日曜は大学の通信教育部スクーリング。月曜は細見さんと「びーぐる」の対論があります。あとは23日(日曜)にボードレール研究会が梅田で。原稿の方は、まず「びーぐる」の新連載と投稿作品評。年内に詩が二つとエッセイ一つ。「カルテット」の編集は年越しになりそう。あと、できればですが、書評を一つ。だいたいそんなところで年越しになりそう。未読の詩集は現在12冊ほどが机上に積み上がっています。そんなところです。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。かなり冷え込んできた南河内地方です。孫の座り姿がかわいい。かわい。かわい。

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2018年12月12日 (水)

疲労中授業三つ

かなり疲れているのでしょうか、寝過ごしてあわててタクシー出勤。昼ごはんを食べてかなりぎりぎりで授業時間に間に合いました。今年最後の授業週間です。三つあるうちの真ん中を少し早めに切り上げて、3つ目はほぼフルタイム。いずれも年内のきりのいいところで終了。帰宅は7時過ぎでした。
夜は「びーぐる」42号の編集作業を少々。特集以外のデータを整理して編集同人たちに送付。手書き郵送分はアシスタントが入力しています。少し読書をしているうちに深夜です。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。かなり冷え込んできた南河内地方です。帰宅時には冷たい雨が降っていました。いよいよ年の瀬ですね。あと二日で年内の通常授業は終了。その後、週末に二日間の授業があります。文学学校の詩の講座と大学通信教育部のスクーリング。体調に気をつけながらがんばります。原稿もそろそろ。
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2018年12月11日 (火)

料理の日のちヴィヨンの妻のち原稿一つ

前日のエクスカーションの後に酒蔵が経営するレストランで昼食をとったのですが、その時に出た粕汁がとても美味だったので、そこで販売している酒粕を買って帰ったのでした。で、この日は料理の日なので、早速粕汁をしようと、食材を買い出しに。メインはこのところ定番のローストビーフ。ちょうどいい感じの牛モモブロックがあったので購入。
帰宅後は、まず粕汁の制作。ネットで調べたレシピを参考にしながら、酒粕を150グラム。4人分を作りました。酒粕、白味噌、白だし、みりん、塩、醤油、料理酒で味を整えて、具はタラ(離乳食用に買って残ったので冷凍保存しておいたもの)、大根、人参、シメジ、油揚げ、こんにゃく。何度も味見をして完成しました。続いてローストビーフ。こちらはもう慣れています。この日は530グラム。もちろん二人では食べ切れないので、一部は息子夫婦に差し入れ。残りは温存しました。帰宅した妻に喜ばれて満足。特に粕汁は初メニューなので新鮮。これも定番になりそう。
料理の合間に太宰治の「ヴィヨンの妻」を読了。これは授業の準備です。あと、締切を過ぎている通信教育部のレポート添削に気づいてあわててチェック。一つだけです。投函しました。
夜は「びーぐる」の原稿整理のち自分の短い原稿。できました。この日が締め切りだったので、まず特集関連のデータを今回担当の高階船長はじめ編集同人たちにメール送稿。できました。
今週は年内最後の授業を6つします。その後、土曜日は文学学校の詩の連続講座、日曜は大学の通信教育部のスクーリングと続きます。その間に「びーぐる」の原稿を二つ書きます。対論もそろそろ予定を立てないと。あわただしい師走です。
深夜ワインは南仏ラングドックのピノ・ノワール。音楽は、先日収録した文芸学科・音楽学科合同制作作品集をYouTubeで聴いています。音楽学科の学生が作成してくれました。便利な世の中になりましたね。本当に。21曲あるので全部は一度に聴けませんが、少しずつ。少しずつ。そんな師走の深夜です。

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2018年12月10日 (月)

播磨加西市一泊旅行

兵庫県加西市への一泊旅行から帰ってきました。兵庫短歌祭に参加するためでした。今回は妻のお伴で。土曜の午前9時45分に出発。近鉄地下鉄JRを乗り継いで神戸三ノ宮に10人ほどが11時半集合。大型タクシーに乗り込んで加西市に向かいました。1時間弱で到着。シンポジウムは「短歌・俳句・現代詩のあいだ」と題して、詩人の高橋睦郎さん、俳人の小川軽舟さん、歌人の山下泉さん、それにコーディネーターとして歌人の林和清さん。2時間ほどの討議はとても興味深く熱気のこもったものでした。予定通り無事終了。
終了後は懇親会。旧知の詩人たちや歌人たちや初対面の歌人たちや俳人と食事をしながら2時間ほど。お開きの後も、主催者の部屋に10人ほどが集まってあれこれお酒を飲みながらお話しました。こういう会は初めてなので新鮮でした。普段よりかなり早く就寝。
翌日は普段ないくらい早く、7時半に起きて(朝焼けを何年ぶりかで見ました)早い朝ごはん。地元の詩人、時里二郎さんの案内で、9人で加西市のエクスカーション。丸丘古墳(前方後円です)や五百羅漢石仏や法華山一乗寺を車でまわりました。一乗寺の三重塔は平安末期建立の国宝です。普通はこういう塔は下から見上げるのですが、この塔の場合は、もちろん見上げることもできるのですが、石段を登ったところにある本堂からやや見下ろす感じで見ることができます。上階部分や水煙まではっきり見えるのが特徴。おもしろいものです。奈良や京都の塔に比べて鄙びたたたずまいに味わいがあります。皆さんと別れて、北条駅から北条鉄道、JR加古川線、神戸線、環状線、近鉄と乗り継いで3時間ほどで帰宅。たのしい小旅行でした。
帰宅したら業務メールが10通ほど届いていました。返信したりファイルを整理したりしているうちに深夜です。
深夜ワインは南仏の赤。音楽はラモーの室内楽。ほっと一息しながらくつろいでいる初冬の深夜です。フレンチな夜です。

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2018年12月 8日 (土)

文字起こし原稿編集の一日

自宅研修日の金曜。ずっと文字起こし原稿の編集をしていました。先日行われた関西詩人協会での小池昌代さんとの対話です。1時間程度のものですが、文字に起こすと意外に長い。いつも「びーぐる」の対論でやっていますから、慣れているはずですが、今回はちょっと状況が違うようです。まず、ページ数の制限がないので、無理に圧縮する必要がないこと。次に、小池さんが朗読した詩をデータ入力する必要があること。それに、対論の時にはいつも相棒の細見さんがいるので、共同作業で完成できること。今回も小池さんに加筆修正はしてもらうのですが、全体の編集作業はひとりでしないといけません。
そんなわけであれこれ苦労しましたが、なんとか終わりました。自分で言うのも気が引けるけど、なかなかおもしろい内容だと思います。小池さんの新詩集2冊『野笑』『赤牛と質量』それに『ときめき百人一首』をめぐる対話。いくつか新しい発見もありました。これは次の「カルテット」に収録の予定。年明け頃に刊行するつもりです。
今日(土曜)はわけあって早朝に外出する予定。わけあって一泊旅行に出かけます。場所は兵庫県。詩歌のイベントですが、わけあって今回はギャラリーの一人としての参加ですから、気楽です。ちょっと寒くなるようなので体調管理に注意が必要ですが、大丈夫。暖かくして行きます。
深夜ワインは南仏コルビエールの赤。音楽はラモーの室内楽。とてもフレンチな羽曳野の夜です。

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2018年12月 7日 (金)

授業二つのち図書点検のち卒業制作チェック

かなり疲れているのでしょうか。ひさしぶりに昼過ぎまで爆睡。午後おそくの授業のため、雨模様のなかバスで駅前へ。ラーメンを食べてから出勤は電車バスで。途中、アイフォンに「圏外」の表示が出るので変だなと思って設定をあれこれ。一瞬つながることもありますが、しばらく経つとまた圏外。これはアイフォンの故障かもしれない、帰りにショップに寄るしかないかな、などと思いつつ4限目の教室に行ったら、学生が数名、圏外のことを話していました。どうやら通信障害だそうです。そうか。こういう場合、ケイタイしか通信手段をもたない人は大変でしょうね。たまたま緊急事態が発生したりしたら(そういう人もいたかもしれません)大騒動になるはず。授業は普通にしました。5限目は前日の新作発表会の反省会。ひとりずつ感想を求めたのですが、おおむねみなさん満足そうでした。そうですよね。自分の言葉に音楽がついて演奏されることなど、普通は考えられにくい。みなさん良い体験をしたと思います。発表会は終わりましたが、作品に最終的な完成というのはないのですから、これ以後も作曲者との交流を深めて、さらに完成度を高めていくことを望んでいます、とお話して終了。
授業の後、図書点検の仕事があって、これが意外と時間がかかりました。帰宅は8時前。晩ごはんの後は通信教育部の卒業制作作品下書きのチェック。先程終わって、投函してきました。これでよし。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はコレッリの合奏協奏曲。イタリアンな選択です。かなりハードな一週間でしたが、どうやら無事に終了。今週末もイベントがありますが、大丈夫。元気です。そんな羽曳野詩民です。孫がニンジンスティック・デビューしたとの画像が届きました。かわいい。かわいい。と、カラスは鳴いています。

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2018年12月 6日 (木)

授業のち新曲発表会のち会報作成

文芸学科・音楽学科の学生たちによる新曲発表会の当日なので、いつもより早くタクシー出勤。軽く昼ごはんを食べてから音楽学科のホールに行きました。すでに午前中からリハーサル中。全部で21曲あるので、なかなか大変です。しばらく見学してから文芸学科の授業へ。この日は谷川俊太郎『メランコリーの川下り』名作ですが難解です。普段は詩集を2冊ずつ取り上げるのですが、この日は一冊だけにして早めに終了。少し余裕をもってホールに向かいました。
コンサートの開始にあたって少しだけご挨拶と説明。その後、すぐに演奏が始まりました。明るいポップ調の歌、クラシックの歌曲風(テノールがマイクなしで歌う)、アイドルソング風、フォーク調、本格的なロック・バンドもあり(こちらは演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちのようです)と、実にバラエティに富んだ21曲でした。予定を少し越えて100分ほどで終了。みなさん、お疲れ様でした。短期間でよく作品を仕上げて演奏までもっていったものです。若さのエネルギーですね。この試みは来年以降も続けたいと思います。反省会は翌日の授業時間にするので、この日はそのまま帰宅。
夜は関西詩人協会の会報の作成をしました。運営委員のみなさんから届いている原稿を整理編集する作業です。A4判3段組み6ページですから、けっこう分量があります。とりあえずゆったりめに編集して、遅れて届くかもしれない原稿を待つことにします。今の段階の作業は終了。
深夜ワインはラングドックの赤。音楽は久々のビル・エヴァンス。くつろぎの初冬の深夜です。孫がハイハイの状態から自分で座れるようになりました。赤子の成長ってすごいですね。ついこの間までハイハイもうまく出来なかったのに。横浜の娘から届く赤子の写真が毎日のたのしみ。そんな羽曳野の祖父は順調です。
「びーぐる」41号に掲載した安藤元雄『『悪の華』を読む』への書評をHPにアップしました。こちらです。
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2018年12月 5日 (水)

授業三つのち対訳完成

火曜授業はタクシー出勤で余裕。スタミナ蕎麦を食べてから研究室スタンバイ。児童文学は「銀河鉄道の夜」に入りました。ほか二つも無事に終えて帰宅は7時頃。毎週のことですが、一日3コマは疲れます。270分ですから。
晩ごはんの後は、フランス歌曲の対訳の続き。今回のミッションはラヴェルとイベールのそれぞれドン・キホーテをテーマにした作品計11篇です。すべて初訳。前日までにほぼ完成していたのですが、さらに推敲を遂行。夜中近く、もう大丈夫と判断して担当者に送付しました。期日は7日ですが、次のミッションもひかえているので、このあたりで。
今日(水曜)は3限の授業の後、新曲演奏会があります。文芸学科の学生約20名が作詞して、音楽学科の学生約20名が作曲した新作20曲の発表会です。題して「創るよろこび」。歌と伴奏はそれぞれ音楽学科と演奏学科の学生たちが担当。こういうコラボレーションは芸大ならでは。私ももう33年勤めていますが、初体験です。そもそも「現代作詞演習」という講座は新カリキュラムで今年が初めての開講ですから。
孫と娘(と婿)が去って静かな夜です。仕事に集中できることは良いこと。でも少し寂しい。そんな羽曳野の祖父です。深夜ワインは南仏ラングドックの赤。音楽はグリュミオーのヴァイオリン名曲集。季節外れの暖かさですが、さて、いつまで続くのか。小春日和どころか大春日和です。

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2018年12月 4日 (火)

別れのち翻訳のち内科医院のち調理のち江國香織

小雨模様の中、娘と孫が横浜の自宅に帰るので、駐車場まで孫を抱っこして送りました。重い。来た時より500グラムぐらい増えたのではないでしょうか。息子の車のチャイルドシートに乗せて、これでお別れです。ちょうど一週間の滞在でした。次に会えるのは1月かな。
家の中が寂しくなりましたが、静寂と孤独は必要ともいえるので、気を取り直して仕事。仕事。先日からのフランス歌曲翻訳の続きです。今回はラヴェルとイベールのドン・キホーテを主題にした歌曲を計11曲。すべて初訳です。夕方、一旦中断してかかりつけの内科医院へ。バスで藤井寺まで。今回は血液検査の結果報告もあったのですが、ほぼ従来通り。大丈夫です。少し酒をひかえるようにとの注意は受けましたが。帰りにいきつけの精肉店で牛フィレ肉を買ってから帰宅。この日は、多忙な妻に代わって料理係。昼は簡単にかまあげうどんにしたので、夜は少し栄養価の高いもの、というわけでステーキ・ディナーです。いつもは各100グラムぐらいにするのですが、この日は店頭に130グラムほどのものしかなくて、多いかなと想いつつ二つ買いました。きのこソース添え。あとはインスタントのコーンポタージュとカット野菜のサラダとロールパン。ふたりとも完食しました。美味。ワインも少々。
夜は翻訳の続き。ほぼできました。もう少し推敲してから送付します。時間がまだ早かったので、江國香織の短編「ぬるい眠り」を読了。これは授業の準備です。
深夜ワインは南仏の赤。音楽はひさしぶりにスカルラッティのチェンバロ曲。隣室にだれもいないので気兼ねなく。そんな静かな静かな初冬の羽曳野丘陵です。

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2018年12月 3日 (月)

孫との休日のち翻訳ばりばり

早朝に娘一家が横浜に帰る予定でしたが、わけあって娘と孫はもう一日滞在することになりました。祖父としてはうれしいことです。昼間、テレビでマラソンやアメリカンフットボールを横目でちらちら見ながら孫の相手。この一週間でめざましく成長したような気がするのは祖父の欲目でしょうか。いろいろな声を発するようになり、動きも活発になってきました。表情もころころ変わります。どれもかわいい。
午後おそく、娘と妻と3人でベビーカーを代わる代わる押しながら近所を散歩。大阪府立大羽曳野キャンパスのイチョウ並木はほとんど落葉していましたが、黄金の落葉の絨毯はみごとなもの。池のカモたちも元気そうです。ほんの1時間弱ですが、良い散歩になりました。ケーキを買って帰宅。
帰宅後はコーヒーとケーキをいただいてから、そろそろ気になってきたフランス歌曲の翻訳。今回は未訳のものが10曲ほどあります。まずはフランス語のデータ入力から。楽譜しかないものもかなりあって、けっこう入力に時間がかかりました。晩ごはんの後、早めに仕事にかかって、ひとまず半分ほどを翻訳。まだ推敲が必要ですが、ひとまず全作品を訳してしまわないと落ち着かないので、この続きは翌日にします。
仕事をしている間に孫も娘も眠ったようです。隣の部屋は静寂そのもの。そのうち赤ちゃんが泣き出すかもしれませんが、今のところ静かな様子です。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はありません。これで一週間。おだやかな師走始めの羽曳野丘陵です。

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2018年12月 2日 (日)

編集業務のち取材のち家族7人のち翻訳準備

「びーぐる」の投稿欄を締め切ったので、早速投稿作品の整理をしました。まずはメール送付分のみ。相方の中島さんにメール送付。一つ終わりました。
続いて、卒業制作作品の下書きのチェック。通信教育部の二つだけですが、うち一つがかなり長いので、読むだけでもけっこう大変です。なんとか終わってメール送付。二つ終わりました。
夕方5時に大阪阿部野橋で待ち合わせがあるので、タクシーと電車を使って到着。某新聞社東京本社からわざわざ記者さんが来られて、1時間ほどのインタビュー。数年前に亡くなったある詩人についての取材です。あらかじめ用意しておいた資料を前にして、あれこれ。ちょうと1時間で終了して直ちに帰宅。
晩ごはんは家族7人(赤子を含む)がそろって鍋パーティー。この日はブリしゃぶにしました。箸休めは作りおきのローストビーフ。みなさんよく食べてくれて満足。離乳食を食べたばかりの孫もよく付き合ってくれました。機嫌のいい子です。これがひとまずお別れパーティー。翌日早朝に娘一家は横浜に帰ります。孫ともしばらく会えません。この日は晩ごはんの前に少しだけ遊んでいただきました。かわいい。この一週間ほどでかなり成長したような気がします。
夜遅く、次のミッションにかかりました。フランス歌曲の翻訳準備。今回はラヴェルとイベールのそれぞれドン・キホーテを主題にした歌曲集です。ちょっと厄介な難所もありそうですが、大丈夫、慣れています。もう30年近くやっていますから。準備段階で時間切れ。続きは後日にします。
深夜ワインはスペインの赤。今夜も音楽はありません。赤子さんは隣の部屋ですやすや眠っています。静かな静かな師走の深夜です。

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2018年12月 1日 (土)

孫との休日のち一家6人集合

一日オフなので、孫との時間をできるだけ取るようにしました。歌ったり。踊ったり。話をしたり(一方的ですけど)。キャッチボールをしたり(転がすだけですけど)。買い物したり。買い物は、娘(孫の母)と一緒に、ベビーカーに孫をのせて。これは初体験。ベビーカーを押しながら道を歩いていると、30年以上前の感覚(記憶ではなく)が蘇ってきて、ふと、乗っているのが息子だったり娘だったりと感じて(あくまで感覚です)不思議な気がしました。隣を歩いているのが娘なので、たしかに孫を乗せているのですが、それでも(あくまで感覚です)。いつものスーパーで鍋物用の食材を買って、あたりを散歩しながらゆっくり帰宅。
生後9ヶ月の孫は、3日前にはクリアできなかった、部屋と廊下の間の段差をハイハイで越えるようになりました。成長の速さに目を見張るばかりです。ハイハイの速度もずいぶんアップしたし。これからが動き回って大変でしょうね。ボールを投げるようになったし(どうやらサウスポーです)。
夜おそく、娘の夫(孫の父)が来宅しました。孫は最初、だれかな、といった表情で見ていましたが(5日ぶりなので)やがてほほえむようになって、父も一安心。どうやら赤子さんの記憶は3日ぐらいしかもたないような気がします。あくまで個人的感想です。
孫を寝かせてから、近所に住む息子夫婦もやってきて、遅いティーパーティーをしました。家族6人がそろったのは夏以来です。みんなで翌日の予定などを相談したりして、たのしい一夜でした。
深夜ワインはスペインの赤。さきほど、どうやら赤子さんが目を覚ましたようです。母親(私の娘です)が寝かしつけている模様。なので音楽は今夜もありません。今日(土曜)はちょっとした用事で夕方大阪市内まで出かけます。その前にちょっとした調べ物が必要なので、今から少しだけ読書してから眠るつもり。とうとう師走に入った羽曳野の祖父は元気です。

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