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2018年12月31日 (月)

詩集読み納めのち詩作

夕方少しだけ買い物と散歩に出た以外は、やはり部屋にこもって詩集を読んでいました。その間に掃除はルンバにおまかせ。この日は3冊読みました。以下はツイッタより。

藤井晴美『量子車両』(七月堂)このところ詩を量産している著者の(もう何冊目だろうか)新作18篇。1行のみの短詩から30頁にわたる長編詩まで、様々なスタイルの集合体だが、基本線はユーモアとアイロニーだろう。不条理だがそれなりの論理は通っている独自の世界だ。言葉の炸裂は半端ではない。

深沢レナ『失われたものたちの国で』(書肆侃侃房)1990年生れの著者による第2作。行分けと散文の作品が計17篇収められているが、特に、悪夢的描写に特徴のある散文詩が面白い。幻想的ショート・ショートとして読むこともでき、独自の世界観を描いている。行分け詩は端正なリズムを伴っている。

根本正午『仮象の塔または九つにわかれたあのひとの遺骸をさがす旅』(書肆山田)1975年生れの著者による第1詩集81篇。9篇ずつ9章から成り、句読点を省いた散文詩が1頁に1篇、すべて矩形にかたどられている。父性の不在あるいは喪失がテーマと思われるが、イメージは四方に自在に展開する。
(引用ここまで)

これで年内の詩集爆読は終了です(たぶん)。7月からの半年分を整理して「カルテット」第6号に掲載します。さきほど、同人たちにメール送付しました。
夜は詩作を思索して試作。いちおうできましたが、まだまだですね。しばらく推敲します。あとは、小池昌代さんの新著『影を歩く』を読み終えました。とてもおもしろい。掌編小説集ですが、全4章の巻頭に行分け詩があって、掌編を散文詩のように読むこともできます。これについてもいずれ何か書きたいところ。
大阪文学学校の機関誌「樹林」12月号に掲載した、細見和之『「投壜通信」の詩人たち』への書評をHPにアップしました。こちらです。
深夜ワインは南仏の赤。音楽はバッハの「平均律」をギーゼキングのピアノで。おだやかな年の瀬です。

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