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2019年8月

2019年8月31日 (土)

夜に詩集を一冊だけ

二度寝して起きたら正午過ぎでした。夏休みの朝寝満喫です。かなり疲れはとれたようですが、昼間は何をするでもなくぼんやり。読書もしませんでした。晩ごはんの後は激しい雷雨を聞きながらテレビで野球観戦。5位と6位の対戦ですが、5位の勝ち。これで4位まで2ゲーム差。気づけば3位とも5ゲーム差です。もしかしたらCS進出の可能性もあるかも。などと希望的観測をしているドラファンです。
夜は詩集を一冊だけ読みました。以下はツイッタより。

中地中『孤高のニライ・カナイ』(土曜美術社出版販売)詩54篇に論考を付す独自の構成。長い実務生活を経た後に沖縄、特に久高島の伝承に見せられた著者が、島の空気に浸かり歴史書などを紐解くことで、ニライ・カナイ伝説の聖性に触れ、現地の言葉を混じえつつ独自の響きをもつ詩語を生成せしめた。
(引用ここまで)

深夜ワインはフランスのオーガニック「生きている大地」なぜか英語名です。音楽はドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」。オペラをBGMにするのはめずらしいのですが、よく知っているオペラなら音だけでも楽しめます。カミーユ・モラーヌのテノールとジャニーヌ・ミショーのソプラノ。ともに歌曲の名手で、いわゆるオペラ歌手ではありません。ドビュッシーはやはり歌曲の作曲家なので、この人選はうなずけます。指揮はジャン・フルネで1953年の収録。私が生まれた年です。
今日、8月31日はボードレールの命日。畏友・長野隆の命日でもあります。夏季休暇第3次の最終日。心の中で合掌しながらそっと静かに過ごすつもり。羽曳野丘陵は雨模様。

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2019年8月30日 (金)

ミニコンポのちモロー展のち瀬戸内展のち原稿一つ

先日アマゾンで頼んでおいたミニコンポが届きました。8年ほど前から書斎でBGM用に使ってきたものが完全に(カセットもMDもCDも)壊れたので、新規導入。ただ、CDはともかく、MDもカセットもとなると、もう新品は手に入りません。そこで中古で手頃なものを見つけました。しかもMDはダブルです。今更ダビングすることはなくて、もっぱら再生専用ですが、それでも一つよりは二つの方が、一方が壊れた時に便利ですね。早速古いものと交換して、本棚に収めました。音もまずまずで機能としても快適。これで音楽環境が整いました。
午後早い時間に、駅前で昼食をすませてから大阪阿倍野橋へ。あべのハルカス美術館で開催中のギュスターヴ・モロー展です。ほどほどの混み具合で快適に鑑賞できました。やはり実物を知っておくと、画集の見方も変わります。なかなか。いわゆる象徴主義の画家ですが、やはりボードレール『悪の華』からの類縁性を感じます。同時代のもう一つの流れである印象主義はボードレール『パリの憂愁』からの流れなので、どうしても出発点にボードレールを置きたくなります。
美術館の後は、同じハルカスで開催されている瀬戸内物産展へ。岡山の牡蠣佃煮、香川のカレーうどん、山口のかまぼこを購入。ついでに、地下食品売場でローストビーフ用の肉を300グラムほど。普段使っている肉よりかなり上等です。これはたのしみ。帰りに駅前スーパーでアサリなどを買って帰宅。
晩ごはんは早速ローストビーフを作成。アサリはお吸い物に。山口のかまぼこも少々。美味でした。やはり上質の肉は上質の味です。我が家史上最高のローストビーフじゃないでしょうか。夫婦ともに大満足。
夜は原稿を一つ書きました。「びーぐる」45号の特集のため。ごく短いアンケート回答です。400字ほど。できたので編集同人たちにメール送稿。一つ終わりました。次は連載と対論です。今回から投稿欄の担当は代わったので、残り原稿は二つ。がんばります。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はドビュッシーの管弦楽。新規導入のミニコンポが美しく鳴っています。うれしい。夏季休暇第3期はあと2日を残すのみとなりました。羽曳野丘陵は残暑が漂っています。元気です。

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2019年8月29日 (木)

引っ越し記念日にリシャールのシャールを読了

8月28日は引っ越し記念日。8年前のこの日に藤井寺から今のところに引っ越したのでした。まだつい最近のような気がしますが、もう8年。早いものです。そういえば、近所の様子もかなり変わりました。うどんの名店(昼の地酒美味)もなくなったし。寿司屋もパン屋もイタリアンの店もみんななくなりました。その分、休日の昼ごはんを自分で調理する習慣が身につきました。この日はバターコーンのピラフ。カレーパウダーで味付けして、美味しくできました。前日に茹でて作っておいたバターコーンの有効利用です。
昼間は、届いたばかりのオペラDVDを鑑賞。ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」1992年収録でブーレーズ指揮のもの。以前、レーザーディスクを持っていたのですが、かなり以前にプレイヤーが壊れて、今回DVDで買い直しました。新品はなく、アマゾンで中古を見つけたので、ちょっと心配しましたが、どうやら大丈夫。このオペラはいくつかの演奏を持っていますが、このディスクがいちばんしっくりします。余計な演出をしていないので、教材としても使いやすい。後期の授業の一つで、これを使うつもりなので、その予習も兼ねています。
夕方は歯医者さんへ。先日の治療の続きですが、簡単な調整だけなのですぐ終わりました。また10日後に診てもらうことになりましたが。
夜はリシャールによるルネ・シャール論を読み終えました。ヌーヴェルクリティックの典型のような論考ですが、今読んでも新鮮です。いくつかの示唆を得ることができてよかった。
この夏は特にばたばたしていて、ほとんどバカンスらしいことをしなかったので、遅まきながら温泉旅行の予定を立てました。9月に入ってからですが、以前行って気に入ったところの予約が取れたので、一泊してきます。たのしみ。
深夜ワインはイタリアの赤。音楽はスタン・ゲッツとオスカー・ピーターソン・トリオ。上質の大人のジャズといった感じ。雨模様の羽曳野丘陵の晩夏です。

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2019年8月28日 (水)

業務のち詩集2冊

どうやら歯の状態は良くなったので、昼ごはんは久しぶりにパスタを調理しました。缶詰の牡蠣燻製と玉ねぎとしめじ、それに冷やし中華用のカットハムで和風パスタ。味付けは塩コショウと醤油、白だし、日本酒。上手にできて妻にもよろこんでいただきました。
昼間はあれこれ業務。まず、通信教育部スクーリングの採点表。レターパックで発送して終了。ついで、メールや手紙の返信など。なんやかやで夕方まで。こういう事務処理というか、あまり使いたくない言葉ですが、雑用、のための一日というのも時に必要です。
夜は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

中島悦子『暗号という』(思潮社)すべて2字熟語から成るタイトルの30篇。平家物語の死生観を通奏低音に、現代人の虚無と空虚を主題にした暗示的作品群だ。「暗号という」気配や雰囲気を内包するイメージが中心で、特に謎解き的サスペンスを狙ったものではない。時間を超えることは死の克服である。

菅井敏文『コラージュ Ⅱ』(洪水企画)1950年生まれの著者による第3詩集37篇。思弁的作品が多いが、時にユーモアやアイロニーもあって、言葉遊びの要素も。老境に入りつつある者の憂鬱も時に告白するが、概ね磊落で楽観的な生活態度が中心を占めている。箴言風の作品スタイルが特徴と言える。
(引用ここまで)

金堀則夫さんの詩誌「交野が原」86号に寄稿した詩「ノートルダムの吸血鬼」をHPに掲載しました。こちらです。この4月に起こったノートルダム寺院の火災をテーマにした、いくぶん時事的な作品です。こちら。yamadakenji.la.coocan.jp/notredame.jpg
深夜ワインはボルドーの赤。音楽は行く夏を惜しんでボサノバ。ジョアン・ジルベルトの歌声を聞きながら晩夏の気分を楽しんでいます。
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2019年8月27日 (火)

秋篠寺の休日

夏季休暇第三期の二日目は完全オフと決めて、昼ごはんを家で食べてから(ちょっと贅沢なローストビーフ入冷やし中華)妻と奈良まで出かけました。目指すは秋篠寺。奈良市内ですが、ややはずれにあるために、わりと観光客は少なく静かな古刹です。歌枕にある「秋篠」(霧の名所だったそうです)の地名にちなんだ(というのかな、どっちが先かわかりません)寺で、これが二回目。伽藍も良いのですが、南大門から伽藍へと続く小径が林に囲まれていて、樹木の足元をびっしり覆う苔がとても美しく清涼感があります。これはもう苔庭ですね。奈良時代の創建で、本堂は鎌倉時代に再建されたもの。奈良時代の様式をふまえて建てられたということで、小ぶりながら唐招提寺の本堂を彷彿させます。仏像もみごとなもので、薬師三尊像を中心に、20体ほどがずらりと並ぶ様子は荘厳さを湛えています。そんな中にあって伎芸天像は愛らしいほどの風情。ひさしぶりにこれだけの仏像を拝見できて満足。
秋篠寺を後にして、夕方、娘一家の住居を訪れました。もうすぐ1歳半になる孫は元気元気元気。いろいろ愛想をふりまいてくれたりして。晩ごはんを4人で食べて(大人たちは持参したウナギを丼で)就眠時間まで付き合って、しっかり遊んでいただきました。母親であるところの娘が寝かしつけたのを確認してから帰りました。帰宅したら、先日送った詩の校正ゲラが届いていたので、早速確認。修正なしということで担当者に連絡。これでよし。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はビル・エヴァンス。やや涼しくなってきた羽曳野丘陵の夜はおだやかです。古刹と孫のおだやかな(ありがたい)一日でした。

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2019年8月26日 (月)

校正作業のちエッセイ執筆

夏季休暇第3次の初日です。歯茎の状態はかなりよくなりましたが、まだ少し腫れているようです。昼ごはんは大事を取ってざるうどんだけ。少しゆったりめに仕事モードに入りました。前日に届いていた『福永武彦の詩学』の第3校。ここまでくれば、修正箇所の確認だけで、あとは少々の追加修正。全部で7箇所だけなので、ゲラを戻す必要はないと判断。メールで修正箇所を指示しました。これで、実質的に「責了」です。刊行は9月末頃の予定。装幀の方針もほぼ定まりました。
夕方、散歩を兼ねて買い物を少々。簡単な夕食の用意です。遅めに帰宅した妻と美味しくいただきました。まぐろ刺し身と冷奴とローストビーフの残りそれに野菜サラダ。だいたい噛めるようになりました。うれしい。
夜は、昼間依頼のあったエッセイの執筆。ごく短いものです。1000字ほどをさくさく書いて、さきほど担当者にメール送稿。これでよし。
せっかくの休暇なのに仕事ばかりしていました。今日(月曜)は完全オフにしてゆっくり過ごすつもりです。かなり涼しくなって、やや秋めいてきました。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はビル・エヴァンス。せっかくの夏休みなので、もう少し残暑にがんばってほしいような気もしないでもない羽曳野市民です。

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2019年8月25日 (日)

詩の講座のち飲み会のち飲み会

昼ごはんを家で食べてから大阪市内へ。大阪文学学校詩の講座の今期最終回です。19人が集まっていろいろ。予定は2時間ですが、例によって延長は1時間。3時から6時までで終了です。あとは近くの中華料理店で飲食会に11人。常連の人や初めての人が混じってあれこれ。2時間ほどでおひらき。普段はこれで帰宅するのですが、たまたま我が家の近所の人が参加していて、この日は妻が歌人の仕事で外泊ということもあって、もう少し飲もうか、ということで、最寄りの藤井寺駅に着いてからもう一軒行きました。最近ではめずらしいはしごです。結局11時過ぎに帰宅。少し休んでからシャワーを浴びて、今これを書いています。
これで夏季休暇第3期に(やっと)突入です。気になっていた歯茎の状態も(抗生物質が効いたのでしょう)かなりよくなりました。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はジュリアン・ブリームのギターです。これでしばらくは休養、と思ったところに、『福永武彦の詩学』の第3校が届きました。うれしい。なかなか完全休養にはなりませんが、たのしい仕事です。いくぶん暑さがやわらいで、秋の気配の羽曳野丘陵です。写真は自動販売機で190円で買ったお茶。。。

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2019年8月24日 (土)

早朝授業のち歯科医院のち講座準備

雨模様のなか、早朝授業のためタクシー出勤。開始30分ほど前に余裕で到着しました。実は2,3日前から歯茎に違和感を覚えていたのですが、この日はかなりはっきりと痛みを感じました。即座に電話で歯科医院に予約。授業は、歯の痛みで少々話しづらいものの、ゆっくりめに話せば大丈夫です。ほぼ90分フルタイムで話して、あとは細見さんにバトンタッチ。そのまま早い昼食をと思ったのですが、あいにく食堂が閉まっています。仕方ないので、しばらく時間をつぶしてから雨の坂道を下って路線バス乗り場へ。バス電車で古市駅。コーヒー豆を買って、駅前の中華料理店で焼きそばを食べて(歯が悪いのでかなり時間がかかりました、苦戦)、2時頃に帰宅。しばらく昼寝などをしてから、夕方、歯科医院へ。やはり、虫歯とかでなく、歯茎の腫れだそうです。おもな要因は疲労、ですね。短期的には、先週のお通夜、お葬式、今週の早朝授業(で、寝不足)二つが応えたようです。もう少し長期的には、この夏全体の疲労というところでしょうか。ともあれ、レーザー治療をしていただいて(かなり痛かった)抗生物質と痛み止めをいただいて帰宅。1時間半ほどで痛みがひとまず引いたので、晩ごはん(まだ食べにくいです)。
夜は、翌日に行われる文学学校の詩の講座の準備。今回の提出は19名。前回よりは少し少ないのですが、それでもかなりの数です。一通り通読してチェックポイントなどを確認して終了。これでよし。あとはリシャールによるシャール論を読んでいました。歯は、かなり良くなりました。まだ歯茎の浮いた感じはありますが、痛みはほぼなくなって、ありがたいことです。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はビル・エヴァンス。今日(土曜)の講座が終われば、夏季休暇第3期に突入します。すこしゆったりして疲れをとって歯茎も全快することを祈っています。

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2019年8月23日 (金)

オフの一日ルネ・シャールを読む

業務の合間のオフの一日でした。昼間は高校野球決勝戦を見て(みなさんおつかれさまでした)夕方からは読書。ルネ・シャールの詩集(野村喜和夫訳の新刊)を一通り読み終えて、バタイユとブランショのシャール論を読み終えて(どちらも短いものです)続いてジャン=ピエール・リシャールの『現代詩11の研究』収録のシャール論を読んでいます。これは少々長い。南仏プロヴァンスの風土に根ざした自然志向と、対独レジスタンス活動における政治性と社会性、それに生来のエロス、タナトスが、絶妙の(といえばいいのか)バランスで融合した詩人、という言い方は適切かどうかわかりませんが、今のところとりあえず。「ランボー以後」であると同時に「マラルメ以後」でもある20世紀詩人の本質がとらえられるかどうか、難しいところです。個人的には、アフォリズム詩にボードレール『内面の日記』からの連続線を見たいところですが。
今日(金曜)は再び早朝出勤でスクーリング3日め(最終日)の授業を1限目だけ担当します。2限以降は細見さんにバトンタッチ。続いて、土曜日は大阪文学学校での詩の講座。それが終われば夏季休暇第3期に突入できます。あと2日がんばります。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はひさしぶりのビル・エヴァンス。残暑きびしい羽曳野丘陵ですが、まずまず元気にやっています。

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2019年8月22日 (木)

早朝授業と写真撮影そしてルネ・シャール

通信教育部の「詩論」スクーリングのため早朝出勤。はじめからタクシーと決めていたのですが、最近は(暑さのせいでしょうか)タクシーもあまり確実でないので、念の為、バス電車でも間に合う時間までに準備をしました。結果、タクシーはすぐやってきたので、30分ほど早く到着。こういうこともあります。授業は9時半から、ボードレール入門の話などを90分ほど。合間に広報の写真撮影がありました。2限目以降は高階さんにバトンタッチ。長い坂を下りて路線バスで帰りました。
帰りは藤井寺まで乗り越して、昼ごはんに冷麺(大阪では冷やし中華を冷麺と呼びます)を食べて、いつもの精肉店でローストビーフ用ラムシン肉を買って帰宅は2時頃。寝不足で疲れ気味なのでしばらく昼寝。晩ごはんは、早速調理したローストビーフなどをいただきました。美味。
夜は引き続きルネ・シャール読書。疲労のためあまり進みませんが、まだ急ぐ必要はないので、スローペースで読んでいます。というより、これが本来の詩の読み方。普段はちょっと急ぎすぎですね。と、ちょっと反省。
深夜ワインはスペインの赤。音楽はアルベニスのギター曲。ちょっとスパニッシュな羽曳野丘陵です。今日(木曜)は一日休んで、次の日はまた早朝授業。英気を養うことにします。

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2019年8月21日 (水)

採点業務とルネ・シャールの日

夏季休暇第二期の最終日は、まず高校野球などを見ながらのんびり。午後おそくから採点業務に入りました。といっても、前期終了の1科目だけなので、そんなに時間はかかりません。30人ほどの短いレポートを採点して、確認した上でウェブで採点入力。無事に終わりました。
夜は引き続きルネ・シャール。本棚の奥の方からバタイユのシャール論の入った本を取り出してきて、あれこれ読んでいます。ほかにもいろいろあるのですが、何分時間が限られているので、あれもこれもというわけにはいきません。まずはブランショ、バタイユ、リシャールといったところ。もちろん、シャールの作品を読み進めることが前提ですが。
夜になって、ネットで訃報が飛び込んできました。詩人の長谷川龍生さん。大阪文学学校の前校長でもあった方です。「びーぐる」では、7年前に関根弘を特集した際に、細見さんと一緒にインタビューさせていただきました。ご冥福をお祈りします。
「現代詩手帖」2019年6月号に寄せた「創刊60周年アンケート」への回答をHPに掲載しました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/gendaishitecho

深夜ワインはボルドーの赤。音楽はハイドンのピアノ・ソナタをリリー・クラウスの演奏で。なんとも優雅な音色です。強靭だし。少しだけ暑さがやわらいだような(気がする)羽曳野丘陵です。

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2019年8月20日 (火)

ルネ・シャールを読む日そして雷雨

まだ少々疲れていますが、ほぼ一日読書をしていました。とりあえず喫緊の締切などはないので、ゆったりした読書です(爆読ではない)。おもにルネ・シャールの評伝と作品。20世紀を代表するフランス詩人。過去に読んだことはありますが、あまり熱心な読者とはいえませんでした。今回、わけあって精読しています。80歳まで生きてかなりの作品を遺した詩人ですが、現在、日本であまり読まれているとはいえないようです。そこに野村喜和夫さんが、評伝付きの新訳(全訳ではない)を刊行しました。これがとてもおもしろい。ランボー、エリュアール、ポンジュなどと比べるのも興味深いところ。とりあえず、本棚をあちこち探して、ブランショの『虚構の言語』とリシャールの『現代詩11の研究』を探し出してきました。どちらも1970年代に読んで、フランス詩への興味を駆り立てられた評論です。シャールの没年は1988年なので、その頃にはばりばりの現役詩人だったわけです。没後すでに30年以上経つのですね。あらためて、20世紀詩人への興味が再燃しつつあります。おもしろい発見もいろいろありそう。
午後おそくかなり激しい雷雨がありました。短い時間ですが停電もあって、相当な迫力。孫(1歳と5か月)はおびえて号泣していたそうです。そうでしょうね。大人になってもカミナリこわい人は結構いるようですから。雷雨になる直前に、庭師さんが植え込みの木の剪定をしてくれました。すっきりしていい感じです。おかげで白い水飛沫が窓ごしによく見えたので、すかさず写メール。雨のおかげでかなり涼しくなった羽曳野丘陵です。
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はクープラン。かなりフランセな南河内の深夜です。さて、あと一日で夏季休暇第2期は終了。水、金は朝早く、土は午後おそく、それぞれ詩の授業です。体調を整えてがんばります。

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2019年8月19日 (月)

疲労回復のち調理のち読書など

昼近くまで熟睡しましたが、この数日間の疲れが取れず、なんとなくぼんやり。ちょっとした外出の用事もあったのですが、無理をせずにスルーしました。夕方まで高校野球などを見ながら過ごしていました。そこへ、フランス歌曲関連の依頼メールが届きました。近く行われるコンサート用のプログラムに拙訳を使いたいとのこと。もちろんオーケーです。フランス歌曲普及も自分のミッションの一つと心得ているので、使用許可だけでなく、対訳のデータを探して整理して、ただちにお送りしました。今回は3曲だけですが、お役に立てればうれしい。
夕方になって少し元気が回復したので、ひさしぶりにスーパーに買い物に。なんとなく調理したくなったのは回復した徴でしょうね。晩ごはんのメニューは、マグロ漬け丼(慣れています)、松茸お吸い物(今年初松茸)、生湯葉(買うだけ)、ミツバのお浸し(初の試み)。あとはバターコーンを作成。どれも上手にできて妻と一緒に美味しくいただきました。デザートには今年初のスイカを少しだけ。夜は読みかけのルネ・シャールなど。だんだん面白くなってきました。

「びーぐる」第44号に掲載した詩「さんぶんしはしんぶんさ」をHPで公開しました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/sanbunshi.jpg
大阪芸術大学通信教育部の冊子「藝術人」に寄稿したエッセイ「フランス歌曲と詩人たち」をHPで公開しました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/france-kakyoku
深夜ワインはボルドーの赤を冷やして。音楽はデ・ラローチャのピアノでスペイン音楽。まずは快適な残暑の羽曳野丘陵です。
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2019年8月18日 (日)

ブログ復帰と校正作業

5日ぶりのブログです。この10年以上のなかで、これだけ中断したのは初めてです。義母(享年87)の通夜、告別式、初七日の法要と、滞りなく終えて、一段落したところ。喪主は義弟(妻の弟)。暑いさなかのことで、少々疲れましたが、みなさん(息子夫婦や娘夫婦など)の協力もあって無事に終わりました。この間、台風もありましたが、時間を見ては校正作業をしていました。近刊の『福永武彦の詩学』再校です。再校とはいえ、かなり修正が入りました。自分の本としてはめずらしいことです。それもそのはずで、過去35年間にわたる文章の集成なので、最低限の訂正統一だけでもかなりの神経を使います。引用箇所の再確認や翻訳文の確認訂正など、修正は多岐にわたります。ひとまず終了して出版社に郵送しました。次は第3校を待ちます。ほかには、現代詩文庫版「菅原克己詩集」を読み終えました。次のミッションのためです。続いて、ルネ・シャールを読んでいます。これもミッションがらみ。

「図書新聞」2019年8月10日号に寄稿した、岸田将幸『詩の地面 詩の空』への書評をHPに掲載しました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/shinojimen.htm
深夜ワインはボルドーの赤。音楽はひさしぶりのビル・エヴァンス。残暑きびしい南河内の羽曳野丘陵より。



2019年8月13日 (火)

しばらく休みます。

義母(妻の母)が死去しました。しばらくブログを含むSNSをお休みして、喪に服します。

一日中校正作業

第二次夏季休暇三日目は一日中校正作業に没頭していました。再校なので、初校での修正箇所を確認していく作業が中心ですが、今回はいつになく修正が多いので、かなり時間がかかります。夜遅くようやく終了。次は、全体を再度通読してさらに確認作業をします。盆休み明けに返送することになっているので、急ぐ必要はありません。少しだけ再読したところ、早速勘違いによる誤りが見つかりました。あぶないあぶない。落ち着いてゆっくり確認していきます。
ドラゴンズにひさしぶりに明るい話題がありました。ドラフト2位ルーキーの梅津投手、初登板初勝利おめでとうございます。少しテレビで見ましたが、伸びのある速球は柳投手と似ているように思いました。スピードガンの表示は柳投手より少し速く、時速151キロを計測していました。今後がたのしみな新人です。がんばれ。柳、大野、笠原、小笠原、山本、梅津と、ドラゴンズ投手陣そろってきました。

「びーぐる」44号に掲載した「谷川俊太郎全《詩集》を読む」第3回をHPで公開しました。今回は第7詩集『21』から第11詩集『ことばあそびうた』までを論じています。こちら。yamadakenji.la.coocan.jp/zenshishu3.htm


深夜ワインはトスカーナの赤。音楽はビル・エヴァンス。相変わらず猛暑の中、夏ごもり中の羽曳野詩人です。

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2019年8月12日 (月)

第二次選考会無事終了のち詩集一冊そして校正

午後、大阪文学学校で第21回小野十三郎賞第二次選考会がありました。例年通り海の日(第一次)から山の日(第二次)という運びです。あれこれ討議の結果12冊を選出しました。今回から詩評論書は別の枠で選考するようになったので、ひとまず詩集だけです。この12冊を3人の最終選考委員に送って結果を待ちます。評論の方は、自分も含む3人で後日選考。
終了後は、近くの蕎麦屋さんで飲みながら会食。河内鴨と泉州ナス、蕎麦などを美味しくいただいて、ビールと地酒も美味しくいただいて、あれこれ2時間ほど。帰宅は8時半でした。
しばらく休憩の後、詩集を一冊読みました。以下はツイッタより。

美濃吉昭『或る一年 詩の旅Ⅲ』(コールサック社)1936年生まれの著者による第3詩集40篇。月ごとの生活詩とスペイン旅行の見聞を中心に、気負いのないスタンスで(自らの病気でさえ)淡々と綴られた作品群。建築士らしい視線で捉えられたスペインの建物や美術の描写が楽しい。上質の生活詩だ。

(引用ここまで)

単行本『福永武彦の詩学』の再校ゲラが届きました。とりあえず前の方だけ確認。どうやら直しはあまり必要ないようです。これなら早く済む(はず)。別に急ぐことはないのですが、せっかくの夏季休暇(第二次)なので早めに終わりたいと思います。

野村喜和夫『骨なしオデュッセイア』への書評をHPに掲載しました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/honenashi.htm
深夜ワインはイタリアはトスカーナの赤。カベルネソーヴィニヨン美味です。音楽はアルビノーニのオーボエ協奏曲。今夜はいくぶんイタリアン。猛暑が続きますが、まずまず元気な羽曳野市民です。
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2019年8月11日 (日)

昼間のんびり小説、夜は詩集一冊

夏季休暇第二期初日、昼間は録画してあったデータをハードディスクからブルーレイディスクにダビングしながら、LPレコードを聞きながら、小説を読んだりしてのんびりしていました。佐伯一麦さんの短編集『日和山』を読了。おもしろかった。
夜は、詩集を 一冊読みました。以下はツイッタより。

望月遊馬『もうあの森へはいかない』(思潮社)著者第3詩集は散文と行分けを使い分けた11篇から成る連作詩。数多の少年少女がまるで精霊のように跋扈し、「ぼく」「君」「わたし」たちが、時間を往還する冒険者のように織り成す死のメルヘンとでも呼ぶべき幻想譚詩。聖と俗の混合融合する様が眩い。

(引用ここまで)

「びーぐる」44号に掲載した、やまもとあつこ詩集『つきに うたって』への書評をHPにアップしました。こちらです。yamadakenji.la.coocan.jp/yamamotoatsuko…
今日(日曜)は夏季休暇とはいいながら、昼間、大阪市内で大事な会合があります。毎年恒例。一番暑いさなかに出かけるので熱中症対策は必要ですね。気をつけます。
深夜ワインはメドックの赤。音楽はソコロフのピアノでクープランを聞いています。フレンチな深夜の羽曳野市民です。
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2019年8月10日 (土)

業務終了のち詩集2冊

前日に続き入試業務のため午前中にタクシー出勤。なかなかタクシーが来ないのではらはらしましたが、なんとか開始ぎりぎりに間に合ってセーフ。午前午後のプログラムを無事に終えて、採点も済ませて、これでAO入試第一期の業務完了です。みなさんお疲れ様でした。帰宅は6時過ぎ。
あれこれと業務メールが届いていたので、早速返信など。ようやく7時過ぎに落ち着きました。
晩ごはんの後は詩集を2冊読みました。以下はツイッタより。

根来眞知子『雨を見ている』(澪標)1941年生まれの京都の詩人による第6詩集31篇。日常のささやかな気配や季節の移り変わりや昔の記憶の断片と、社会的大事件や災害が、同様の視点から繊細に描かれた作品群。若くして戦死した叔父への追悼も、自らの老いも、時間の中で鮮やかに昇華されている。

山本純子『給食当番』(四季の森社)1957年生まれの詩人による第6詩集24篇。いずれも短めの〈こども〉の詩だが、大人の中に潜む〈こども〉にこそ読ませたい(もちろんこどもにも)と思わせる繊細な情感に溢れている。〈こども〉目線でなければ困難な飛躍や発見に満ちた秀逸な「児童詩」の集成。

(引用ここまで)

これで机上の詩集はあと1冊になりました。今のところ。夏季休暇は第2期に入りました。間に一日仕事で外出しますが、それ以外はほぼ一週間。机上に評論書が何冊かあるので、じっくり読みたいと思っています。
深夜ワインはメドックの赤。音楽はボサノバ。ちょっと夏休みみたいな気分になってきました(夏休みだってば)。そんな盛夏の羽曳野の夜です。

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2019年8月 9日 (金)

業務で疲労のち詩集3冊

AO入試業務のため、炎暑のなかタクシーで出勤。午前11時開始です。あれこれ日程をこなして、夕方からその日の分の採点業務。学科のスタッフ7人が集まって作業をしました。昨年と比べて受験者がかなり増加したので(ありがたいことですが)例年以上に時間がかかりました。ひとまず切りの良いところで切り上げて、あとは翌日。帰宅は7時過ぎでした。
前日に調理したカイノミのローストビーフは、一日おいても味は変わっていません。ラムシンは寝かせるとコクが増すのですが、この点はカイノミではだめなようです。一つ賢くなりました。
晩ごはんの後は野球観戦を終えてから(延長12回引き分け)詩集を3冊。そのうち一冊は前夜にほぼ読み終えていたものです。以下はツイッタより。

薮下明博『死の幻像』(アトリエOCTA)1962年函館生まれの著者第2詩集18篇。表題通り「死」をテーマにした作品群で、身近な者の死や普遍的な死が多様なスタイルで描かれた作品群。一見幻想的に見える作品も、根底にはリアルな死生観が遍在しているために、ユーモアとアイロニーに彩られている。

仲田有里『植物考』(思潮社)1981年愛媛県生まれの著者による(おそらく)第一詩集35篇。短めの作品が多く、端正な佇まいに特長がある。短歌も書く人らしく(すでに歌集あり)、行分けのリズム感が繊細かつ大胆だ。特に作品末尾での飛躍が目覚ましい。巻末の散文詩3篇は新しい挑戦と思われる。

中尾彰秀『万樹奏』(竹林館)1952年生まれ和歌山の詩人による第25詩集。「万樹」とは地球のこと(「あとがき」による)。表題通り、森羅万象との交感もしくは融合を理想とし、その一歩ずつが各詩篇となっている、との認識を元にしているのだろう。身近な現実に永遠の相を垣間見る方法が特徴か。

(引用ここまで)

深夜ワインは南仏の赤を冷やして。音楽はジョアン・ジルベルト。脱力感が真夏向きです。今日(9日)はAO二日目の業務があります。あれこれあれこれ。猛暑のなか、熱中症注意です。そんな立秋の羽曳野丘陵。

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2019年8月 8日 (木)

ツール・ド・藤井寺

夏季休暇第一次6日めは、毎月恒例の内科検診。先月の血液検査の結果も気になります。暑いのでタクシーで直接藤井寺まで。先代からもう20年のお付き合いです。結果は、おおむね良好でした。検査の時期がちょうど疲れがピークに達した頃だったので、少々心配でしたが、わからないものですね。そういえば昨年の今頃も同じようなことを書いていました。
クリニックの後は、すぐ近くの理容院へ。ここも先代から30年のお付き合いです。すっかり短くしてもらって夏仕様。さっぱりしました。続いて、駅方面の途中にあるドラッグストアでシャンプーを購入。さらに、精肉店で牛肉を購入。熱中症対策には牛肉が一番と聞いたので早速。いつものラムシンではなくカイノミにしました。ラムシンより少々(2割ほど)高値。どちらもモモ肉に違いはないのですが、微妙に部位が異なり味も違います。
最後に駅前の酒屋さん(20年のリピーター)で赤ワイン5本と芋焼酎1本を選んで配達を依頼。これでツール・ド・藤井寺終了です。ほぼ2時間半で帰宅は7時前。早速ローストビーフの調理にかかりました。夏場なので、少し長めに火を入れて、アルミホイルと布巾で包んで終了。カイノミはラムシン以上に肉質がまろやかで美味。ラムシンは2日ほど冷蔵庫に入れておくと独特のコクがでるのですが、カイノミはさてどうでしょう。翌日以後が楽しみ。夜は詩集を一冊読んだのですが、時間切れでツイートは翌日に。
夏季休暇第一次はこれで終了して、今日(8日)と明日は入試業務のため出勤します。熱中症に注意ですね。だいじょうぶ、牛肉を食べたから。深夜ワインは南仏の赤。音楽はボサノバ。真夏の夜の羽曳野丘陵より。

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2019年8月 7日 (水)

志摩半島一泊旅行

月曜の昼頃に家を出て、志摩半島の山荘まで行きました。近鉄を3つ乗り継いで、約4時間で到着です。鵜方駅まで、先に行っていた息子夫婦が車で迎えに来てくれました。改札口を出るときに、ふと30年前の感覚が戻ってきて、あの時は6歳の息子と3歳の娘を連れていたな、と思っていたところに、30年後の息子が現れて、不思議な感覚に陥りました。国府白浜海岸と英虞湾に車で行ってから、早めの夕食を鵜方駅近くのうなぎ屋さんで。ここも30年のリピーターです。近くの的矢湾で養殖しているうなぎを炭火で焼きてくれます。とても美味。夜は小説を読んだりお酒を飲んだりしてのんびり。初めてエアコンがついて、快適になりました。これまでエアコンをつけていなかったのですが、この数年の猛暑で、真夏はもうエアコンなしでは過ごせないと判断した次第。それでも大阪と比べると3、4度ほど低いのですが。
翌日は特に何もせず、のんびり過ごして帰宅は10時頃。土産物店で買った松阪肉カレーを遅い晩ごはんに食べました。美味。
深夜ワインは南の太陽、音楽はバッハのギター曲。次のミッションは一日おいて入試業務です。そんな忙中閑ありの羽曳野市民です。

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2019年8月 5日 (月)

夏休み三日目は詩集を9冊読んだ

外はあまりの猛暑なので、一日中部屋にこもって詩集を読んでいました。以下はツイッタより。

相沢正一郎『パウル・クレーの〈忘れっぽい天使〉をだいどころの壁にかけた』(書肆山田)1950年生まれの詩人による第8詩集32篇。表題作はあるが、特に詩集の中心というわけでなく、他にもモネやブリューゲル等の画家、文学者等が多く引用されリブレスクな抒情を奏でている。死の気配も濃厚に。

秋川久紫『フラグメント 奇貨から群夢まで』(港の人)1960年生れの著者第4詩集。経済用語、IT用語から古今東西の芸術家たちのモチーフ、さらにスイーツまで、あらゆる領域の語彙を折り込み無意識世界の探究を企てた、散文による断章の集成。縦長函入の装幀と相俟って、瀟洒かつ実験的な試みだ。

左子真由美『RINKAKU 輪郭』(竹林館)詩を中心とする出版社を営む著者の第9詩集26篇。行分け詩、散文詩、ひらかな詩を使い分け、平易な言葉で懐かしい情景や歌や心象の輪郭を浮き上がらせる手法は、プレヴェールや杉山平一を彷彿させる。端正な佇まいに滲む抒情が穏やかで懐かしく、そして新鮮だ。

小柳玲子『夜あけの月が』(空とぶキリン社)1935年生れのベテラン詩人による第14詩集は自ら「最後の詩集」と呼ぶ17篇。亡き北村太郎や那珂太郎等との交遊や、長い詩歴の中での出会いと別れなどを、独自の磊落な文体で描いている。幼年期や青春期が時間によって昇華している様が美しく切ない。

清岳こう『眠る男』(思潮社)1950年熊本生まれ仙台在住の詩人による第9詩集41篇。大勢の「こうたろう」という息子(らしき男性)が登場し、母との確執、社会との葛藤を次々と巻き起こす。一見母性の詩とも読まれるが、鋭い社会風刺と政治批判に裏付けられた皮肉と諧謔とは一筋縄ではいかない。

葉山美玖『約束』(コールサック社)1964年生れの著者第3詩集32篇。モチーフはこれまでの人生体験の多岐にわたるが、中心は、幼児期の辛い体験を直視し克服することで、憎悪から親愛へ、絶望から希望への軌道を自ら切り開いてきた、その葛藤だろう。靭やかな行分けのリズムは精神の自律の証だ。

ヤリタミサコ『月の背骨/向う見ず女のバラッド』(らんか社)多彩なスタイルとスタンスで書かれた15篇。怒りと勢いと省察と燃焼、それに瞑想さえ含む過激な(と言っていい)作品群だ。中心は生への欲動と死の明視、とひとまず言えるだろうが、複雑に錯綜したイメージは決して一義的には収束しない。

坂多瑩子『さんぽさんぽ』著者第6詩集22篇。日常のすぐ脇、傍、隣、奥、裏に広がる異世界の様相を、ごく平易な言葉であっけらかんと描き出した、独自の詩世界。いくぶんのホラーを含むユーモアが独創的。行間に漂っているのは死者と未生の者をも包含する、儚いゆえに却って時間を超越した詩空間だ。

阿賀猥『サヤサヤ、サヤサヤ』(iga)悪夢の中を彷徨する物語的散文詩中心の11篇。全3章のうち、比較的短い行分け断章から成る第2章は間奏曲のようなものか。一種の幻想譚とも見えるが、描写はきわめてリアルで、細部にも繊細な注意が払われている。幻想のリアリズムに特長のある不条理な作品群。

(引用ここまで)

一日で9冊というのはちょっと多すぎかもしれません。相当集中していたので、かなり疲れました。ともあれ、これで7月刊行分まで読了です。次は8月分が今のところ4冊あります。まだ増えるでしょうね。
今日(月曜)はプチバカンスで志摩半島まで一泊旅行に出かける予定。すぐにAO入試があるので、長居はできません。それでもバカンス。
深夜ワインはフランスの南の太陽。音楽はバッハのギター曲。少しゆったり気分で聞いています。そんな真夏の深夜の羽曳野詩人。

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2019年8月 4日 (日)

夏休み二日目に詩集を6冊読んだ

普段より早く起床して、自宅に帰る娘と孫を見送りました。次はいつ会えるのかな。ま、電車で1時間の距離ですから。そのうちに。昼ごはんは久しぶりにパスタを制作しました。缶詰の牡蠣燻製を使って和風パスタ。醤油と白だしとワインと塩コショウで味付け。上手にできて妻にも喜んでいただきました。
午後からはこれも久しぶりに詩集爆読。この日は6冊読みました。以下はツイッタより。

橋本篤『日常の浜辺で』(幻冬舎)介護治療の現場で働く医師が認知症患者たちの言動と対応の現状を21篇の詩にまとめた。記憶と認識の波が打ち寄せる浜辺のような場所で、多くの老人たちの悲喜こもごもが穏やかな口調で語られ、また認識を促してくる。忘却と記憶のせめぎ合う浜辺こそが老境なのだと。

河野俊一『ロンサーフの夜』(土曜美術社出版販売)1957年大分生まれの詩人による第6詩集25篇。3歳で白血病を患い26歳の時に大腸癌で亡くなった娘の闘病の様子を中心に父親が綴った挽歌集。幼い娘の闘病と成長した娘の闘病とを見守る父親の、抑えた悲しみが行間ににじみ出ているかのようだ。

佐々木幹郎『鏡の上を走りながら』(思潮社)待望の新詩集31篇。世界の各地での体験を主題にした作品と東日本大震災の津波を主題にした作品が印象的。津波の体験者に憑依し語り部となった作品群は圧巻。少年時の詩とその反歌の超時間性も。亡き北村太郎や入沢康夫への挽歌も美しい対話を成している。

愛敬浩一『赤城のすそ野で、相沢忠洋はそれを発見する』(詩的現代叢書)岩宿遺跡を発見した相沢忠洋をテーマに、群馬の詩人たちを総動員することでその風土、気質、歴史を縦横無尽に描いた作品群。考古学者としての相沢よりむしろ兼業学者としての生活ぶり思考ぶりに重心が置かれる。特異な風土詩だ。

坂本久刀『時鳥(ホトトギス)啼く』(澪標)1935年生まれの詩人による第2詩集29篇。居住する関西の各所を訪れ、四季の変化を感受し、自然の営みを凝視し、時に故郷オホーツクへの思慕を歌い、穏やかな境地で編まれた抒情詩集だ。繊細な筆使いの中に強靭な意思が込められているようでもある。

宮武孝吉『内場幻想』(大空社出版)1938年東京生れ香川育ちの著者による第一詩集だが、その中身はすでに昭和50年代に出来ていたという。少年期を過ごした香川の集落「内場」はすでにダムの底に没している。その土地の思い出、東京での学生時代からの生活ぶり等が自在に語られるが意外に現代的。

深夜ワインはイタリアの赤。音楽はバッハのリュート曲。猛暑が続きますが、まずまず元気です。しばらくは詩集爆読が続きそう何故なら外が暑いから。この日は近所のスーパーに買い物に行っただけですが、それでも汗びっしょり。夏籠もり、ですね。手を挙げると孫がシンクロしてくれるようになりました。かわいい。

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2019年8月 3日 (土)

孫との対話のち詩集二冊 孫との対話のち詩集二冊

夏休み初日は、最寄り駅までタクシーで孫を迎えに。駅で娘から孫を受け取って、そのまま自宅まで戻りました。二週間前に来たばかりですが、大丈夫かな、忘れていないかな、と思いながらエントランスからスロープを歩いて玄関まで。けっこう平気で歩いて行くので、どうやらうっすらながら覚えているようです。室内に入っても平気平気。すぐに馴染んでくれました。いろいろ話も(喃語ですが)たのしくしました。反応の良い子です(祖父贔屓)。ブロックや絵本などで遊んでいるうちにもう晩ごはんの時間。上手にたいらげてデザートも食べて、風呂に入って寝かせるまで、ほぼ5時間ほど。手のかからない機嫌の良い幼子です。ちょうどこの日で1年と5か月。生長しました。体重は9キロほど。重いです。食後にテレビで野球観戦していたら食い入るように見つめていました。夜遅く帰った娘も上機嫌。
夜は孫を寝かしつけた後、詩集を二冊読みました。以下はツイッタより。

野村喜和夫『薄明のサウダージ』(書肆山田)第25詩集12篇ずつ6章から成る。冒頭詩群と巻末詩群が行分け詩と散文詩で対応する形式は、詩の未然の可能性を示唆して面白い。旧仮名遣いによるレトロなリズムがかえって異界の雰囲気を醸し出しているのも独特だ。物語的散文詩の連作は独自の悪夢劇場。

八木忠栄『やあ、詩人たち』(思潮社)長く詩の編集者を勤めた詩人が、物故詩人たちの名前を織り込んで68篇の折句詩を集成した。公私共に親しく付き合った人の作品だけあって、各詩人の特長や詩句の一部までも溶け込ませているのは壮観。風刺も諧謔も効いているが何より詩人への愛に支えられている。

(引用ここまで)

深夜ワインはイタリアの赤。音楽はありません。孫がすやすや安眠しています。娘はまだ妻と団欒中。息子夫婦は志摩半島の山荘で夏満喫中。おだやかで平和な真夏。ありがたいことです。

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2019年8月 2日 (金)

前期授業終了のち「あとがき」執筆

木曜授業は午後おそく二つ。炎暑のなかバス電車バスで大学着。演習二つですが、どちらもチェック済の課題を返却して、少し話をしただけで終了。この日は近くでPL花火大会があるので、混雑に巻き込まれないよう早めの帰宅を勧めました。これで前期授業すべて終了です。今期も皆勤。えらいなあ。別にたいしたことじゃないけど。
夜は、打ち上げのために自分でローストビーフを調理。簡単なものです。フライパンで10分ほど。360度すべての面に火を通すことが前提で、あとはアルミホイルと布巾で包んで余熱で20分。できたての温かいローストビーフも良いものです。妻にも喜んでいただいて美味でした。
晩ごはんの後は、今秋に刊行予定している『福永武彦の詩学』の「あとがき」を執筆。できました。どうやら大丈夫のようなので(校正もあるし)勢いで出版社に送稿。終わりました。これで再校ゲラを待ちます。その待機期間中は詩論書や詩集を読むつもり。机上の詩集は積み上がってきました。
深夜ワインはスペインの赤。音楽は軽いボサノバ。ようやく前期授業が終わって夏休みに漕ぎ着けました。とはいえ、あれこれ仕事があるので、長期休暇とはいきません。近年はずっとそんな感じですが。一週間ほどの休みが4回あって、その間に登校日が数日、と考えれば良いでしょうか。それでも夏休み。ちょっとはのんびりしたいと思っています。そんな真夏の夜の羽曳野市民です。

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2019年8月 1日 (木)

水曜授業終了のち校正作業終了

七月最後の日、昼ごはんを家で食べてから、猛暑のなか、バス電車バスで大学へ。いよいよ真夏ですね。水曜前期最後の講義は自作の詩について。授業で自作を取り上げるのは初めてです。なかなか難しいものですね。いつもより早めに終了しました。その後、図書館に用事があって30分ほど図書館員さんと会談。ちょっとした打ち合わせです。帰りに藤井寺の精肉店で買い物をして帰宅は6時半でした。
夜は、引き続き校正作業。さきほどまでかかって終了しました。全230頁ほどの単行本。かなり時間がかかりましたが、初校についてはひとまずここまで。マンション前のポストに投函。これでよし。再校ゲラを待ちます。
今日(8月1日)は毎年恒例のPL花火の日ですが、通常授業最後の日でもあります。例年、この日は学内立入禁止になるのですが、今年は11連休の影響があってまだ授業があります。立入禁止の日に通常授業とは? 混雑を避けて、早めに帰宅するように心がけます。
深夜ワインはフランスの赤を冷やして。音楽はタレガのギター曲。校正作業を終えて少々肩の荷がおりた感じの真夏の深夜です。次は「あとがき」を書かないと。

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