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2020年4月

2020年4月30日 (木)

調理実習(のようなもの)

入院生活もあと一週間を残すのみとなりました。この日は作業療法士の提案で「調理実習」。別に特別なことはしません。うどんを茹でてみなさんにふるまうだけ。とはいえ、約20人に五月雨式にふるまうので(密集を避けるためです)計1時間半ほど、ずっと立ちっぱなしで茹でっぱなしでした。じっと立っているのも結構疲れるものです。この点でも、足のリハビリはかなり順調といえそうです。みなさんに美味しいと喜んでいただけて嬉しい。

リハビリの合間に、詩集を1冊読みました。以下はツイッタより。

近藤久也『水の匂い』(栗売社)1956年生まれの著者第8詩集23篇。一見平穏な生活の中にふと訪れる異界の気配が「匂い」という感覚で暗示され啓示されている。水にまつわる様々な思い出や想像や連想が、異界と故郷の両面性をもつイメージを繰り出していく様は、独自のリアリティに貫かれている。

 

 

2020年4月27日 (月)

レクチャーコンサート無事終了

退院間際に、ということで計画していた「レクチャーコンサート」を無事に終了しました。言語療法士の女性と冗談で「卒業試験」と呼んでいたイベントです。10年ぶりに手にしたギターを一ヶ月ほどかけて練習、音楽リハビリの先生の協力を得て(発声のリハビリです)、別病棟の男性も加わり、4名の急ごしらえバンドで(ピアノ、ギター2、ウクレレ)4曲を歌いました。当初はある程度の人数を集めるつもりだったのが、コロナウイルス感染を予防するために集会禁止となり、そこで思いついたのが動画配信という方法。少数の人とセラピー犬のコーギーが見守るなか、2台のビデオカメラで収録(理学療法士と作業療法士の男性に協力してもらいました)。これを編集して(たぶん)ユーチューブで公開します。ここが病院でなければ打ち上げをするところですが、そこは自重。

入院生活も残り10日ほどとなりました。足のリハビリだけでなく、ギター効果で指も、歌効果で声も、リハビリしたような感じです。足はほぼ90%回復したでしょうか。主治医の先生によく頑張ったと褒められました。やれるものですね、なんとか。

夜は詩集を1冊読みました。以下はツイッタより。

佐野豊『スワン』(佐野書房)著者第一詩集。見開き2ページ程度の詩15篇の小詩集だが、多様かつ多彩な(だがささやかな日常の)イメージが精妙に構築されていて、予想以上の読み応えを感じさせる。現実の中の微妙な非現実に特徴があるといえばいいだろうか、切実かつ磊落な諧謔に特徴のある作品群。

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2020年4月26日 (日)

詩集ツイート再開

このところ病院のリハビリはおもに外歩きを中心に組まれています。いちおう歩けるようにはなったものの、まだ距離に問題があるのと、坂道が苦手なことが、今後の克服課題。今日は計3回、時間にして1時間ほど散歩しました。もちろんスタッフの付き添い付きです。天気もよく、これでウイルス騒ぎがなければのどかな初夏の一日といったところですが、そうのんきにはかまえていられません。ともあれ、回復は順調です。

昨秋に病気に倒れてから中断していた「詩集ツイート」を再開しました。入院前から読んでいた長編小説を読み終えたので、その勢いでまず1冊。この1月に出た新詩集への寸評です。病院には詩集を10冊ほど持ってきているので、残りの期間にこれを読了するのが目標。夏休みの少なくなった高校生みたいな気分です。残るところ10日ほどになりました。以下はツイッタより。

宮内喜美子『神歌(ティルル)とさえずり』(七月堂)1951年生まれの著者第5詩集は、青春期から何度も訪れた沖縄諸島とその住人に対する敬意と親愛にあふれた作品群。無理のない〈他者〉の視線によってこそ等身大の世界観が得られることを示す、〈良き旅人〉の記録として、深く読まれるべき詩集だ。

2020年4月21日 (火)

春日神社遠景近景

病院の窓からは住宅街の中に屹立するような森があって、入院した当初から気になっていました。地図で調べたところ「春日神社」。奈良の春日大社の末社(分社?)です。かなり距離があるようなので、入院中に訪れるのは無理と諦めていました。昨日、リハビリの一貫で外歩きをした際に、いつもと違うコースをという療法士の青年の提案で、初めての住宅街に足を踏み入れました。瀟洒な家が立ち並ぶおしゃれな住宅街です。ふと脇を見たら、立派な鳥居が目に入りました。春日神社です。気づかないうちに神社の裏側(神社としてはこちらが正面)に来ていたのでした。石段を途中まで登って、この日はここまで。今度はお賽銭をちゃんと持って来ることにして、ひとまず病院に帰りました。ずいぶんきれいに整備されていて、手入れも行き届いているようです。新興住宅の真ん中にこうして神社が引き継がれているのは、日本の特徴ある景色ですね。ちょっとした発見でした。

リハビリはまずまず順調。欲を言えばもう少し脚力をつけたいのですが、一時は車椅子生活をも覚悟したことを思えば上出来すぎるくらいです。春日神社コースはざっと40分、2キロぐらいでしょうか。途中で休憩しないで歩けた分、リハビリの手応えを感じることができました。あと少し。

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2020年4月17日 (金)

びーぐる47号完成

入院中ですが、「びーぐる」47号が完成しました。今号の編集企画は四元さん。特集は「抵抗する抒情詩」。刊行は4月20日です。個人としては今回は編集にかかわっていませんが、詩1篇と連載で執筆参加しています。いずれも病院で書いたもの。詩は病中詩篇の第2作です。次の48号からは編集にも戻る予定。

退院の予定日まであと3週間となりました。連休明けに授業にも復帰する予定ですが、気になるのはやはりコロナウイルス。大学は連休明けの5月7日に授業開始を予定していて、ちょうど自分の復帰と(偶然に)重なりますが、さて予定通りに授業開始できるかどうか。こちらとしては、いつでも始められるように準備万端整えた上で、必要なだけ自粛に務めるのみです。足のリハビリはあと少し。

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2020年4月15日 (水)

吉野桜から一年

昨年のちょうど今日、吉野で撮った写真が出てきました。みごとに満開だったのですね。今年より少し早い感じ。写真2枚目です。1枚目は例によって病室からのソメイヨシノ。そろそろ終わりです。どこにいても桜に出会うのが日本の春、といっていいでしょうか。できればもう一度吉野(それも上千本)に行ってみたい。最後の坂道を登れるようになりたい、とリハビリをしながら何度思ったかしれません。あとは、志摩半島の浜辺の砂の上。どちらも歩くことへの欲望の源です。あまり急な坂はまだ辛いのですが、かなり良くなってきました。あとは持久力とバランスです。あと3週間ほど、がんばります。

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2020年4月13日 (月)

電波の不調など

2日続きで雨模様の天気。外へ出る人が少ないので、室内がやや過密状態です。午前中は音楽棟で歌と演奏のレッスン。これもリハビリです。昼ごはんをはさんで夕方まで時間があったので、通信教育部のレポートの採点をしました。どうも電波が過密状態のようで、なかなかつながりません。もともとこの病室はWi-Fiが弱いので、アイフォンをつないだりしていたのですが、それも弱くなって困りました。最後は廊下にパソコンを持ち出して送信。無事に終わりました。夕方はリハビリを2つで計100分。順調です。

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2020年4月 8日 (水)

詩「カロンの艀」など

入院中に書いた詩の第一作「カロンの艀」をHPに掲載しました。こちらです。http://yamadakenji.la.coocan.jp/Charon.htm いわゆる「臨死体験」をテーマにしていますが、うまく伝わるかどうか、あまり自信がありません。ただ、自分としては正直な感覚と記憶を再現し得たと考えています。

当病院でも面会完全禁止となりました。やむを得ず、妻との用事は電話とメールですますことにして、着替えについては病院内の有料サービスを利用することにしました。この病院での生活も4ヶ月になり、すっかり慣れてきたので、特に不自由はありません。でも、中には心細かったり寂しかったりという人も多いでしょうね。いつも夫がかいがいしく世話していた女性患者のことが少し気になっていました。完全介護の病院とはいえ、精神的な支えが身近にいないのは心細いでしょうね。夕方、ロビーの窓際に看護師や介護師のみなさんが数名集まって何やらにぎやかにしていました。見に行くと、窓の下の駐車場にあの夫がいて手を振っています。周囲のみなさんも冷やかすのでなく和やかに応援している雰囲気。温かい気分に包まれました。がんばってほしいものです。桜はまだがんばっています。1枚めの写真はリハビリがてら散歩した近所の公園です。

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2020年4月 6日 (月)

書評原稿執筆

入院前から気になっていた書評原稿を書き上げました。短いものですが、少々厄介な詩集への評です。まずは一安心。

ウイルス騒動は病院生活にも影響を及ぼしています。院内感染を避けるためのさまざまな試みに加えて、この日から食堂での食事時間が3つに分散されることになりました。そのうち一番早い時間帯にあたっているので、昼食夕食とも早すぎて困惑。5時15分からの晩ごはんなんて人生初ではないでしょうか。ともあれリハビリは順調です。今日は散歩がてら買い物にも行きました。もちろんスタッフの方の見守り付きで。

先日ここに書いた「白いブランコ」のことですが。ネット上に典型的な写真が見つかりました(しかも「白い」ブランコ)。今ではほとんど見かけなくなりましたが、昭和の児童公園にはよくありました。懐かしい遊具です。

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2020年4月 2日 (木)

桜茶会の午後

窓外の桜も満開になりました。この日はリハビリの合間にテラスにテーブルとチェアを出して少人数の茶会をしました。日頃お世話になっているスタッフのみなさん(の代表)をお招きして、短時間ですが楽しいティーパーティーになりました。

この日の最後のリハビリは、近所の公園まで杖をつきながら徒歩で散歩。これまでの外歩きよりかなり長い距離を歩きましたが、まずまず大丈夫です。坂道もそれなりにこなせるようになって、まずは順調。公園もまた桜が満開。そんな季節ですね。公私共にあれこれイレギュラーな春ですが、自然は確実に季節を進んでいます。春が終わって夏が近づく頃には社会復帰もできそうです。そんな気がします。なんとなく。

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